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A 4110-1989
参考表3 水槽壁面及び底面に作用する変動水圧
水槽の形状 壁面に作用する変動水圧 底面に作用する変動水圧
h≦1.5lの場合 h≦1.5lの場合
2 x
y 1 y l sin h3
Pw 3 kH h tan h 3 3 h
h 2 h h Pb kH h
2 l
cos h 3
h>1.5lの場合 h
角形
0≦y≦1.5lの部分で h>1.5lの場合
(参考図1)
2 x
y 1 y Pb .074 kH lsin h .115
Pw .142 kH l l
l 3 l
1.5lpw= 柿攀 攀
h≦1.5rの場合 h≦1.5rの場合
2 x
y 1 y r sinh3
Pw 3 kH h tan h 3 cos 3 h
h 2 h h Pb kH h
2 r
cos h 3
h>1.5rの場合 h
円筒形
0≦y≦1.5rの部分で h>1.5rの場合
(参考図2)
2 x
y 1 y Pb .074 kH rsin h .115
Pw 3 kH l tan h .115 cos r
l 3 l
1.5rpw= 柿攀 攀 攀
Pw 3 kH r(cosh cos ) x
sin h3
球形 3 h
r 3 Pb kH h
(参考図3) 1 (cos h cos ) an h rsin cos 2 a
2h h cos h 3
h
参考図1 角形水槽の変動水圧分布
――――― [JIS A 4110 pdf 16] ―――――
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A 4110-1989
参考図2 円筒形水槽の変動水圧分布
参考図3 球形水槽の変動水圧分布
ここに,
Pw : 水槽壁面に作用する変動水圧 (Pa)
Pb : 水槽底面に作用する変動水圧 (Pa)
柿 水の比重量で1×10-3 (Nm3)
KH : 設計用水平荷重 (N)
kH : 水槽底部に働く水平震度で32,1.0,1.5の3水準とする。
h : 水位 (cm)
y : 水面からの深さ (cm)
l : 角形水槽の長さの21 (cm)
r : 円筒形及び球形水槽の半径 (cm)
a : 球形水槽の底面の半径 (cm)
燿 地震動方向からの周方向角度 (°)
替 球形水槽の子午線方向角度 (°)
球形水槽の満水面までの子午線方向角度 (°)
球形水槽の底面までの子午線方向角度 (°)
x : 水槽中心から水平方向の距離 (cm)
(b) 水平荷重 水槽に作用する全体の水平荷重の算出は,次の式によるものとし,短期荷重として扱う。
設計用水平荷重KH (N) =kH・ 柿攀圀
ここに, kH : 設計用水平震度で32,1.0,1.5の3水準とする。
――――― [JIS A 4110 pdf 17] ―――――
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A 4110-1989
柿 水槽貯留水の有効重量比(有効重量と全重量の比)で参考
表4に示す式で計算する。
W0 : 水槽貯留水の全重量 (N)
参考表4 水槽貯留水の有効重量比
水槽の形状 水槽貯留水の有効重量比の計算式
h/L≦0.75の場合
tan h .0866 /(h/ L)
.0866 /(h/ L
角形
h/L>0.75の場合
.0218
1
(h/ L)
h/D≦0.75の場合
tan h .0866 /(h/ D)
.0866 /(h/ D
円筒形
h/D>0.75の場合
.0218
1
(h/ D)
球形 柿 0.8
ここに, L : 角形水槽の槽長 (cm)
D : 円筒形水槽の直径 (cm)
(c) 水平荷重の作用点高さ 水槽の転倒モーメントを求めるのに必要な水平荷重の作用点高さは,次の
式で計算する。
水平荷重KHの作用点高さ (cm) = 柿攀
ここに, 柿 作用点高さと水位の比 (h0G/h) で水槽の形状に応じて参考
表5に示す式で計算する。
h : 水位 (cm)
参考表5 水平荷重の作用点高さ比
水槽の形状 作用点高さ比の計算式
h/L≦0.75の場合
.0866 /(h/ L)
.0125
2 tan h .0866 /(h/ L)
h/L>0.75の場合
角形
.075 .0151
.029 5.0
(h/ L)(h/ L)
.0218
1
(h/ L)
h/D≦0.75の場合
.0866 /(h/ D)
.0125
2 tan h .0866 /(h/ D)
h/D>0.75の場合
円筒形
.075 .0151
.029 5.0
(h/ D) (h/ D)
.0218
1
(h/ D)
球形 柿 0.5 (D/h)
(6) 風荷重 (W) 水槽壁面に作用する風圧力 (w) 及び合力として水槽全体に作用する風荷重 (W) は,参
考表6の値とし短期荷重として扱う。
――――― [JIS A 4110 pdf 18] ―――――
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A 4110-1989
参考表6 風圧力及び風荷重
風圧力 (w) Pa [{kgf/m2}] 風荷重 (W) /m2 [{kgf/m2}]
形状 設置場所
地上 高置 地上 高置
水槽部位
球形 周壁 1, 176 [{ 120}] 3.136 [{ 320}] 588 [{ 60}] 1568 [{160}]
周壁 1.176 [{ 120}] 3.136 [{ 320}]
円筒形 823 [{ 84}] 2 205 [{225}]
天井 −0.941 [{−96}] −2.499 [{−255}]
周壁 0.941 [{96}] 2.499 [{ 255}]
角形 1 411 [{144}] 3 773 [{385}]
天井 −0.941 [{−96}]−2.499 [{−255}]
備考 地上とは地盤上10m以下,高置とは地盤上10mを超え,65m以下をいう。地上の場合は耐震強度によ
る区分32,高置の場合は耐震強度による区分1.0又は1.5とする。
3. FRPの許容応力 許容応力は,FRP材料の常温における静的特性値を基準とし,耐用年数内での劣化
を考慮して定めた限界値を安全率で割ったもので,参考表7及び参考表8によって算出する。ただし,許
容応力は,材料の破壊強さが基準となる場合は,破壊強さに基づいて求め,構造としての剛性が基準とな
る場合は,弾性係数の許容特性値を用いて求める。
参考表7 破壊強さを基準とした許容応力
常温時の静的特 限界値 許容応力 (Pa)
性値 (Pa) (Pa) 短期荷重を含む場合 長期荷重だけの場合
引張強さ Ft 0.7Ft 0.7Ft /f1 0.7Ft /1.5f1
破
壊 曲げ強さ Fb 0.6Fb 0.6Fb /f1 0.6Fb /1.5f1
強 面内せん断強さ Fs 0.7Fs 0.7Fs /f1 0.7Fs /1.5f1
さ
の 層間せん断強さ Fls 0.7Fls 0.7Fls /f1 0.7Fls /1.5f1
種 横せん断強さ FT 0.6FT 0.6FT /f1 0.6FT /1.5f1
類
面圧強さ FB 0.7FB 0.7FB /f1 0.7FB /1.5f1
1
備考 静水圧,固定荷重など常時作用する長期荷重だけで検討する場合は,クリープを考えて 5.1
倍とする。
参考表8 弾性係数の許容特性値
常温での静的特性値 限界値
許容特性値
(Pa) (Pa)
引張弾性係数 Et 0.8Et 0.8Et /f2
曲げ弾性係数 Eb 0.8Eb 0.8Eb /f2
面内せん断弾性係数 G 0.8G 0.8G/f2
ポアソン比( )
上記の許容応力を求める際に用いるFRPの安全率 (f1, f2) は,参考表9によって算出した値とする。
参考表9 FRPの安全率
構造としての剛性が基準となる場合 (f2)
材料の破壊強さが
水槽外板の面内せん断座屈,
曲板,円筒殻の軸圧縮による
基準となる場合 (f1)
平板の座屈
座屈,球殻の外圧による座屈
1.72×L5 1.58×L5 1.58×L5
備考 この値は,計算値の一例を示す。
ここで,L5は,FRPの材料特性(材料の破壊強さの場合は引張りと曲げ強さ,弾性係数の場合は引張り
と曲げヤング率)のばらつき係数を示すもので,10個以上の試験片の材料特性値に基づき,次の式によっ
て算出する。
――――― [JIS A 4110 pdf 19] ―――――
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A 4110-1989
1
L)
材料特性値のばらつき係数(5
1 .309
x
ここに, x : 材料特性値の平均値
標準偏差値
――――― [JIS A 4110 pdf 20] ―――――
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JIS A 4110:1989の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.10 : 定置式コンテナ及びタンク
JIS A 4110:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB2220:2012
- 鋼製管フランジ
- JISC1609-1:2006
- 照度計 第1部:一般計量器
- JISK0101:1998
- 工業用水試験方法
- JISK6353:1997
- 水道用ゴム
- JISK6742:2016
- 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
- JISK6919:1992
- 繊維強化プラスチック用液状不飽和ポリエステル樹脂
- JISK7017:1999
- 繊維強化プラスチック―曲げ特性の求め方
- JISK7052:1999
- ガラス長繊維強化プラスチック―プリプレグ,成形材料及び成形品―ガラス長繊維及び無機充てん材含有率の求め方―焼成法
- JISK7054:1995
- ガラス繊維強化プラスチックの引張試験方法
- JISK7060:1995
- ガラス繊維強化プラスチックのバーコル硬さ試験方法
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3411:2019
- ガラスチョップドストランドマット
- JISR3412:2014
- ガラスロービング
- JISR3412:2020
- ガラスロービング
- JISR3413:2012
- ガラス糸
- JISR3415:1995
- ガラステープ
- JISR3416:2010
- 処理ガラスクロス
- JISR3417:2009
- ガラスロービングクロス
- JISS3200-7:2004
- 水道用器具―浸出性能試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8802:2011
- pH測定方法