JIS A 5423:2013 住宅屋根用化粧スレート | ページ 2

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表5−波形屋根用スレートの寸法及び許容差
単位 mm
種類 全長さ 全幅(各働き幅に対する) 厚さ 水切り重ね長さ
寸法 許容差 寸法 許容差 寸法 許容差 施工寸法
900 910 1 050 縦 横
タイプ タイプ タイプ
波形屋根用 550 ±10 950 − − ±5 4.56.5 ±0.5 100 50
スレート 555 − 960 − 以上 以上
600 950 − 1 100
側面は,通常,表面にほぼ直角でなければならない。ただし,特殊な目的をもって側面を加工したものは,この限
りでない。
屋根用スレートには,通常,野地板への取付用くぎ穴を2か所以上設ける。
注記1 重ね部分及び下端木口には,適切な水切りを付けてもよい。
注記2 全幅,働き幅及び水切り横重ね長さは,投影寸法を表す。
図2−波形屋根用スレートの施工例

6 試験

6.1 試験片

  試験片は,製品の周辺部を除いた中央部から採取し,試験片の寸法及び試験時の含水状態は,表6によ
る。

――――― [JIS A 5423 pdf 6] ―――――

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表6−試験片の寸法及び試験時の含水状態
単位 mm
名称 試験片の寸法[長さa)×幅] 試験時の含水状態
平形屋根用スレート 波形屋根用スレート
寸法測定供試体 全形 気乾状態b)
曲げ破壊荷重試験片 300×250 550×400
吸水率試験片 100×100 6.4による。
吸水による反り試験片 320×150 − 気乾状態b)
透水性試験片 200×200
耐衝撃性試験片 500×400 c)
耐摩耗性試験片 50×50
耐候性試験片 150×50
耐凍結融解性試験片 300×250 6.10による。
難燃性試験片 基材 高さ 50±3 JIS A 1321による。
他の二辺 40±2
表面 220×220
発熱性試験片 1辺 99±1 附属書JAによる。
注a) 平形屋根用スレートで繊維に配向性がある場合は,繊維の流れ方向が長さ方向になるよ
うに採取する。
b) 風通しのよい室内に7日間以上放置した状態,又はそれに相当する状態をいう。
c) 平形屋根用スレートで所定の形状がとれない場合は,製品全形を試験片とする。

6.2 寸法の測定

6.2.1  平形屋根用スレート
平形屋根用スレートの寸法の測定は,次による。
a) 厚さ 供試体の端(幅方向)から20 mm以上内側において,測定面が直径6 mm以上の円形の範囲を,
JIS B 7502に規定する0.05 mm以上の精度をもつマイクロメータで2点測定し,その平均値を四捨五
入して小数点一桁に丸め,これを供試体の厚さとする。表面に化粧を目的とした凹凸模様がある場合
は,その著しい部分を避けて凸部を測定する。
b) 全長さ及び全幅 供試体を平らな台に置き,供試体のほぼ中央1か所の全長さ及び全幅の寸法を,JIS
B 7512に規定する目量が1 mmの1級コンベックスルール又はJIS B 7516に規定する目量が1 mmの
1級直尺を用いて測定する。
6.2.2 波形屋根用スレート
波形屋根用スレートの寸法の測定は,次による。
a) 厚さ 供試体の端(幅方向)から20 mm以上内側の山頂及び谷底の各2点を,JIS B 7503に規定する
0.05 mm以上の精度をもつダイヤルゲージで測定し,4点の平均値を四捨五入して小数点一桁に丸め,
これを供試体の厚さとする。この場合,測定器の供試体に接する部分は,適切な丸みをもったものと
する。ただし,表裏面に凹凸がある場合は,その著しい部分を避けて凸部分を測定する。
b) 全長さ及び全幅 供試体を平らな台に置き,供試体のほぼ中央1か所の全長さ及び全幅の寸法を,JIS
B 7512に規定する目量が1 mmの1級コンベックスルール又はJIS B 7516に規定する目量が1 mmの
1級直尺を用いて測定する。

6.3 曲げ破壊荷重試験

  曲げ破壊荷重試験は,次による。
a) 平形屋根用スレート JIS A 1408によって試験片の表面を上にして試験を行い,曲げ破壊荷重を求め

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る。ただし,平形試験片で,表6に規定する寸法がとれない場合は,できるだけ表6に規定する寸法
に近く,試験片長さより短いスパンを選び,両支持点間の中心に力を加えて曲げ破壊荷重を求める。
試験片幅1 cm当たりの曲げモーメントは,式(1)によって求める。
M=PL/4b (1)
ここに, M : 試験片曲げ幅1 cm当たりの曲げモーメント(N・cm/cm)
P : 曲げ破壊荷重(N)
L : スパン(cm)
b : 試験片の幅(cm)
b) 波形屋根用スレート 試験片の全長さ方向に50 cmのスパンをとり,試験片の表面を上にして直径約
30 mmの鋼製支持棒に載せる。次に,スパン中央に同じ形状の鋼製加圧棒を当て,それを介して毎秒
50100 Nの割合で荷重を加え,曲げ破壊荷重を求める。

6.4 吸水率試験

  吸水率試験は,試験片を535 ℃の清水中に浸せきし,24時間経過した後取り出して,手早く各面を拭
いた直後の吸水時の質量(W1)を測定する。次に,この試験片を105±5 ℃に調節した乾燥機に入れ,24
時間乾燥した後取り出して,JIS K 8123に規定する塩化カルシウム又はJIS K 1464に規定する品質に適合
するシリカゲルを用いて調湿したデシケータに入れ,常温まで冷却した後,乾燥時の質量(W0)を測定す
る。ただし,乾燥時の質量に影響を与えないことが確認できる場合は,乾燥後直ちに測定してもよい。質
量は,それぞれ0.1 gの精度で測定する。
吸水率(w)は,式(2)によって求める。
W1 W0
w 100 (2)
W0
ここに, w : 吸水率(%)
W1 : 吸水時の質量(g)
W0 : 乾燥時の質量(g)

6.5 吸水による反り試験

  吸水による反り試験は,試験片の裏面に,図3に示すように,その中心点(0)から二つの対角線の方向
に160 mm離れた位置に基点(A,A',B,B')を設ける。次に,図4に示す反りの測定器の支点を対角線
上の基点に当て,両基点を結ぶ面と中心点との距離を,目量0.01 mmのダイヤルゲージを用いて測定し,
これを1回目の測定とする。次に,試験片を水面下約3 cmに浸せきし,3時間放置する。所定時間が経過
した後,試験片を80±5 ℃に調節した乾燥機に,こば立てして入れ,1.5時間乾燥させる。その後試験片
を取り出し,図4に示す測定器を用い,再び両基点を結ぶ面と中心点との距離を測定し,これを2回目の
測定とする。
吸水による反りは,2回目の測定値から1回目の測定値を減じた値のうち,二つの対角線方向の計算結
果のいずれか大きい方の値で示す。反りは,表面が凸になるものを正で表示する。

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単位 mm
図3−試験片の基点の位置
単位 mm
図4−吸水による反り試験(例)

6.6 透水性試験

  透水性試験は,試験片の表面を上にして水平に置き,その中央部に,図5に示すように内径約35 mm,
高さ約300 mmのガラス製,アクリル樹脂製などの管を立て,管と試験片との接触部分をシーリング材な
どを用いてシールする。次に,平形屋根用スレートの場合は管の底から250 mmの高さまで,波形屋根用
スレートの場合は試験片の谷の部分から250 mmの高さまで水を入れ,そのままの状態で24時間静置した
後,裏面のぬれ又は水滴の有無を調べる。

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単位 mm
a) 平形屋根用スレート b) 波形屋根用スレート
図5−透水性試験(例)

6.7 耐衝撃性試験

  耐衝撃性試験は,JIS A 1408に規定する砂上全面支持装置によって,試験片の表面を上にして水平に保
持した試験片の中央部(波形屋根用スレートの場合はその山頂)に,W2-500の球形のおもり[JIS A 1408
の表5(おもりの区分)参照]を50 cmの高さから落とし,化粧層のがれ及び裏面の膨れ・亀裂の有無
を目視によって調べる。

6.8 耐摩耗性試験

  耐摩耗性試験は,図6に示す摩耗試験装置を用い,水平面と45度の角度をもつように表面を上にして保
持した試験片のほぼ中央部に,400 mmの高さからJIS R 6111に規定する黒色炭化けい素研削材(C)の粒
度区分F20番を3分間落下させ,その後付着粉をよく払って,基板の露出の有無を調べる。
単位 mm
図6−耐摩耗性試験

――――― [JIS A 5423 pdf 10] ―――――

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JIS A 5423:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10904:2011(MOD)
  • ISO 9125:2009(MOD)

JIS A 5423:2013の国際規格 ICS 分類一覧

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