JIS A 5505:2020 メタルラス | ページ 3

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表9−力骨付きラス製品の寸法,質量及び許容差
単位 mm
種 製品記号 単位面積当たりの質量 力骨 力骨 高さ 製品寸法 メッシュ寸法
類 (g/m2) の線 ピッチ H
径 P1,P2 幅 許容 長さ 許容 R S
製品 ラス単体 差 差

+
512
骨 BP700−05 −
付 1.5 157 600 1 800
き 700以上 470以上 ±50 ±50 32±3 16±3
以上 以下 1 000 2 000
ラ BP700−07 +
712


表10−ALCパネル用ラスの寸法,質量及び許容差
単位 mm
種類 製品記号 (参考) 単位面積当たりの質量 メッシュ寸法 製品寸法
旧呼び方 (g/m2) I形 II形 (幅,長さ)
R S R S
035
+
ALC650 − 650
A ALC700 3号 040
700+
L
045
C ALC760 − 760+
パ 045
ネ ALC800 − 800+ 26±3 13±3 32±3 16±3 −a)
ル 050
+
用 ALC860 − 860
ラ 055
ス ALC940 − 940+
60
ALC1050 4号 1 050+
0
注a) LCパネル用ラスの幅,長さ及び許容差は,受渡当事者間の協定による。

6.3 メッシュ部及び力骨溶接部の引張強さ

  平ラス,こぶラス,波形ラス,リブラスA,リブラスC及び力骨付きラスのメッシュ部の引張強さは,
8.4によって試験したとき,表11のメッシュ部の引張強さに示す値に適合しなければならない。さらに,
力骨付きラスの力骨溶接部の引張強さは,表12の力骨溶接部の引張強さに示す値に適合しなければなら
ない。ただし,ALCパネル用ラスは除く。

6.4 耐食性試験後の引張強さ

  ステンレス鋼製を除く平ラス,こぶラス,波形ラス,リブラスA,リブラスC及び力骨付きラスのメッ
シュ部の耐食性は,8.5によって試験したとき,表11の耐食性試験後の引張強さに示す値に適合しなけれ
ばならない。さらに,力骨付きラスの力骨溶接部の耐食性は,表12の耐食性試験後の引張強さに示す値
に適合しなければならない。ただし,ALCパネル用ラスは除く。

――――― [JIS A 5505 pdf 11] ―――――

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表11−メッシュ部の引張強さ
単位 N
種類 製品記号 メッシュ部の引張強さ メッシュ部の
耐食性試験後の引張強さ
F450 140以上 110以上
F500 150以上 120以上
平ラス
F700 170以上 130以上
F1050 240以上 190以上
こぶラスa) K800 180以上 140以上
W700 170以上 130以上
波形ラスa)
W1050 240以上 190以上
RA1400 140以上 110以上
リブラスA RA1800 150以上 120以上
RA2100 170以上 130以上
RC800 60以上 40以上
リブラスC
RC1000 90以上 70以上
(150・155)b)
RC1300 120以上 90以上
RC900 60以上 40以上
リブラスC
RC1200 90以上 70以上
(100)b)
RC1490 120以上 90以上
RC1040 60以上 40以上
リブラスC
RC1390 90以上 70以上
(75)b)
RC1730 120以上 90以上
力骨付きラスa) BP700 150以上 120以上
注a) こぶラス,波形ラス及び力骨付きラスのメッシュ部の引張強さ及び耐食性試験後の引張強さは,二
次加工前の平ラスの状態での試験数値に適用する。
b) 括弧内の数値は,リブピッチ寸法を示す。
表12−力骨溶接部の引張強さ
単位 N
種類 製品記号 力骨溶接部の引張強さ 力骨溶接部の
耐食性試験後の引張強さ
力骨付きラス BP700 300以上 225以上

7 材料

  メタルラスに用いる材料は,表13による。
表13−材料
材料記号 材料
JIS G 3302に規定する種類の記号SGCC又はそれと同等以上の機械的性質をもつものとし,めっきの付
着量は,めっきの付着量表示記号Z12以上とする。ただし,リブラスCについてはZ08以上とする。
Z
力骨付きラスの力骨の場合は,JIS G 3547に規定する種類の記号SWMGS-2又はそれと同等以上の機械
的性質をもつものとし,亜鉛付着量は20 g/m2以上のものとする。
JIS G 3323に規定する種類の記号SGMCC又はそれと同等以上の機械的性質をもつものとし,めっきの
K
付着量は,めっきの付着量表示記号K12以上とする。ただし,リブラスCについてはK08以上とする。
SU JIS G 4305に規定する種類の記号SUS304又はそれと同等以上の耐食性能をもつものとする。
M JIS G 3141に規定する種類の記号SPCC又はそれと同等以上の機械的性質をもつものとする。

――――― [JIS A 5505 pdf 12] ―――――

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8 試験

8.1 試験一般

  メタルラスの試験は,8.28.5による。
なお,メタルラスの種類ごとの試験項目の一覧を,表14に示す。
表14−メタルラスの種類及び試験項目
種類 材料記号 外観 寸法及び質量測定 引張試験 耐食性試験
メッシュ部 溶接部
Z ○ ○ ○ − ○
平ラス K ○ ○ ○ − ○
SU ○ ○ ○ − −
Z ○ ○ ○ − ○
こぶラス K ○ ○ ○ − ○
SU ○ ○ ○ − −
Z ○ ○ ○ − ○
波形ラス K ○ ○ ○ − ○
SU ○ ○ ○ − −
Z ○ ○ ○ − ○
リブラスA K ○ ○ ○ − ○
SU ○ ○ ○ − −
Z ○ ○ ○ − ○
リブラスC K ○ ○ ○ − ○
SU ○ ○ ○ − −
力骨付きラス Z ○ ○ ○ ○ ○
SU ○ ○ − − −
ALCパネル用ラス
M ○ ○ − − −

8.2 外観試験

8.2.1  メタルラスの外観試験
外観試験は,製品3個とし直射日光を避け,北窓昼光又はこれに相当する400 lx以上の照明の下で,約
30 cm離れて目視で行う。
8.2.2 力骨付きラスの溶接部の離率試験
力骨付きラスは,力骨溶接部の離の有無を確認し,式(1)によって力骨溶接部の離率を算出する。
100 (1)
ここに, α : 力骨溶接部の離率(%)
β : 全溶接点の数
γ : 離している溶接点の数

8.3 寸法及び質量測定

8.3.1  幅及び長さ
幅及び長さの測定は,採取した製品3個について,JIS B 7512に規定する目量1 mmの1級コンベック
スルール又はこれと同等以上の測定精度をもつコンベックスルールを用いて1 mm単位で測定し,3個の
測定した値を平均し,四捨五入して整数に丸めた値を測定値とする。

――――― [JIS A 5505 pdf 13] ―――――

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8.3.2 メッシュ寸法,ピッチ,高さ,リブ幅,及び力骨の線径
メッシュ寸法,ピッチ,高さ,リブ幅及び力骨の線径の測定は,JIS B 7507に規定するノギス又はこれ
と同等以上の精度をもつノギスを用いて,採取した製品3個について,それぞれ1か所行う。
メッシュ寸法,ピッチ,高さ及びリブ幅は,1 mm単位で測定し,3個の測定した値を平均し,四捨五入
して整数に丸めた値を測定値とする。
力骨の線径は0.1 mm単位で測定し,3個の測定した値を平均して,小数点2桁以下を四捨五入し0.1 mm
単位に丸めた値を測定値とする。
なお,こぶラス,波形ラス及び力骨付きラスのメッシュ寸法は,二次加工前の平ラスの状態で試験して
もよい。
8.3.3 質量
質量の測定は,採取した製品3個について行う。最小目量が1 gのはかりを用いて製品の質量を測定す
る。8.3.1の幅及び長さの測定値から製品の面積を求め,単位面積当たりの質量を1 g単位で算出し,3個
の算出した値を平均し,四捨五入し整数に丸めた値を測定値とする。

8.4 引張試験

8.4.1  一般事項
メッシュ部の引張試験は,製品1個から採取した試験片3個について,また,力骨付きラスの力骨溶接
部の引張試験は,製品1個の任意の力骨交点から採取した試験片3個について行う。
メッシュ部及び力骨溶接部の引張強さは,メッシュ部3個及び力骨溶接部3か所の測定値を平均し,四
捨五入して整数に丸めた値を引張強さとする。
8.4.2 試験片
試験片は,リブラスCについてはリブに沿ってメッシュが横に3個つながるように切り出したものを,
それ以外のラスはメッシュ寸法のR方向にメッシュが横に連続して3個つながるように切り出したものを
1試験片とし,試験片3個を採取する。力骨付きラスの力骨溶接部の試験片は,溶接先端部(コンタクト
チップ)の異なる箇所で3個採取し,ラス部分を取り除いた力骨とする(図7参照)。
なお,試験片は製品と同一ロットの予備材から試験片を採ってもよい。

――――― [JIS A 5505 pdf 14] ―――――

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a) 平ラス,こぶラス,波形ラス,リブラスA及び力骨付きラス
b) リブラスC
c) 力骨付きラスの力骨溶接部
図7−試験片の採取例

――――― [JIS A 5505 pdf 15] ―――――

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