JIS A 9402:2007 再生プラスチック製駐車場用車止め | ページ 2

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表3−試験体及び試験片のそれぞれの寸法及び個数
試験項目 寸法 個数
寸法 製品寸法 3体
反り 製品寸法 3体
表1に規定する温度条件
圧縮荷重試験 製品寸法
に対し,それぞれ3体
表1に規定する温度条件
横方向荷重試験 製品寸法
に対し,それぞれ3体
引抜き試験 製品寸法 3体
落下試験 製品寸法 3体
耐候性試験 試験片a)(幅70 mm×長さ150 mm) 3個
表面滑り試験 試験片b)(幅100 mm×長さ200 mm) 3個
注a) 試験片の高さは,10mm以下とする。
b) 幅及び長さの許容差は,±5 mm程度とする。また,試験片の高さは,製品厚さ
とする。
9.1.3 数値の丸め方
測定値及び計算値を丸める場合の数値の丸め方は,JIS Z 8401によって整数とする。
9.1.4 ロットの決め方
ロットの大きさは,JIS Z 9015-0による。

9.2 寸法の測定

  寸法の測定は,次による。
a) 高さ JIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上の測定精度をもつ測定器を用いて,図2に示
す試験体の端(長さ方向)から100 mm以上内側における高さを2点測定し,その平均値を車止め高
さHとする。ただし,車止め上面に表示を目的とした凹凸模様がある場合は,その箇所を避けて平滑
な面を測定する。
単位 mm
図2−高さの測定位置
b) 底面幅 JIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上の測定精度をもつ測定器を用いて,図3に
示す試験体の端(長さ方向)から100 mm以上内側における底面幅を2点測定し,その平均値を車止
め底面幅bとする。

――――― [JIS A 9402 pdf 6] ―――――

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単位 mm
図3−底面幅の測定位置
c) 底面長さ JIS B 7512に規定する鋼製巻尺若しくはJIS B 7516に規定する金属製直尺,又はこれと同
等以上の測定精度をもつ測定器を用いて,図4に示す試験体の端(幅方向)から30 mm以上内側にお
ける底面長さを2点測定し,その平均値を車止め底面長さlとする。
単位 mm
図4−底面長さの測定位置

9.3 反りの測定

  試験体を定盤に置き,JIS B 7507に規定するノギス若しくはJIS B 7534に規定する金属製角度直尺,又
はこれと同等以上の測定精度をもつ測定器を用いて,図5に示す試験体と定盤とのすき間yが最大となる
箇所を測定する。
図5−反りの測定

9.4 圧縮荷重試験

9.4.1  試験装置
試験装置は,試験体に一定の変位速度で荷重を加えることのできる荷重試験機とする。また,荷重計は
0.5 kNの精度で計測できるものとする。
9.4.2 熱電対
熱電対は,JIS C 1602に規定する熱電対,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
9.4.3 試験体の状態
試験体は,試験開始前の24時間以上,規定の温度条件となるよう養生する。ただし,養生するときの温
度は,低温の場合は−30 ℃以下,高温の場合は60 ℃以上であることが望ましい。

――――― [JIS A 9402 pdf 7] ―――――

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9.4.4 試験方法
圧縮荷重試験方法は,次による。
a) 試験体の加圧部以外の任意の箇所に深さ40 mm程度,直径2 mm程度の穴をあけ,熱電対を試験体内
部に取り付ける。温度は,JIS Z 8704に規定する方法によって測定する。
注記 熱電対は,養生を行う前に試験体へ取り付けておくことが望ましい。
b) 試験体を平らな定盤の上に置く。試験体の中央部に硬質のゴム板を載せ,その上に鋼板を置く(図6
参照)。
c) 鉛直方向への加力は,試験体の温度が表1に規定する温度に達したときに開始する。変位速度は,
10 mm±1 mm/minとし,荷重を20 kNに達するまで加える。
d) 規定の荷重に達した後,素早く荷重を除荷する。
e) 荷重除荷後の試験体の加圧部の変形,ひび,割れ及び欠けの有無を目視によって観察する。
単位 mm
1試験体
2ゴム板(長さ360×幅100×厚さ10,硬度Hs60Hs70程度)
3鋼板(長さ360,幅100×厚さ25)
4熱電対
図6−圧縮荷重試験(例)

9.5 横方向荷重試験

9.5.1  試験装置
試験装置は,試験体に一定の変位速度で荷重を加えることのできる荷重試験機とする。また,荷重計は,
0.5 kNの精度で計測できるものとする。
9.5.2 熱電対
熱電対は,JIS C 1602に規定する熱電対,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
9.5.3 試験体の状態
試験体は,試験開始前の24時間以上,規定の温度条件となるよう養生する。ただし,養生するときの温
度は,低温の場合は−30 ℃以下,高温の場合は60 ℃以上であることが望ましい。
9.5.4 試験方法
横方向荷重試験方法は,次による。
a) 試験体の加圧部以外の任意の箇所に深さ40 mm程度,直径2 mm程度の穴をあけ,熱電対を試験体内
部に取り付ける。温度は,JIS Z 8704に規定する方法によって測定する。
注記 熱電対は,養生を行う前に試験体へ取り付けておくことが望ましい。
b) 支持台の上に試験体固定台を載せ,支持台と固定する(図7参照)。
c) 試験体固定台に試験体を取り付け,取り付け用ボルトで固定する。また,試験体固定台と試験体上面

――――― [JIS A 9402 pdf 8] ―――――

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及び下面の接触面での摩擦を軽減させるため,ふっ素樹脂板など摩擦抵抗の少ないものを間に挟み込
む。
なお,定盤から試験体最下端までの高さは,車止め底面幅b以上とする。
d) 試験体の中央部に硬質のゴム板を載せ,その上に木製の加力用ジグを置く。
e) 鉛直方向への加力は,試験体の温度が表1に規定する温度に達したときに開始する。変位速度は,
10 mm±1 mm/minとし,荷重を10 kNに達するまで加える。
f) 規定の荷重に達した後,素早く荷重を除荷する。
g) 荷重除荷後の試験体加圧部の変形,ひび,割れ及び欠けの有無を目視によって観察する。
単位 mm
a) 正面図 b) 側面図
1 試験体
2 支持台(H型鋼−150×150など)
3 試験体固定台(溝型鋼−300×90など)
4 ゴム板(長さ360×厚さ10,硬度Hs60Hs70程度)
5 加力用ジグa)(長さ360)
6 熱電対
7 ふっ素樹脂板など
8 取付け用ボルト
注a) 設置したときに,上面が水平となるように加工する。
図7−横方向荷重試験(例)

9.6 引抜き試験

9.6.1  試験装置
試験装置は,引抜き荷重に対して十分な剛性をもつ脚部,引抜き荷重を脚部に伝える反力台,引張り荷
重値を測定する計測部及び引張り荷重を発生させる荷重部から構成され,一定の速度で引っ張ることがで
きる機能をもつもの又はこれと同等以上な性能をもつ試験装置とする。
9.6.2 試験方法
引抜き試験方法は,次による。
a) 試験体に取付け用ボルトを取り付け,底面が上になるように平らな定盤などの上に置く(図8参照)。
b) 試験体底面に鋼板を載せ,取付け用ボルトが孔の中心となるように鋼板の位置を調整する。
c) 試験装置を鋼板の上に載せ,取付け用ボルト及びテンションバーをカップリングで接続する。
d) 引抜き荷重を10 kNまで載荷したとき,取付け用ボルト取付け孔のひび,割れ及び欠けの有無を目視
によって観察する。

――――― [JIS A 9402 pdf 9] ―――――

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単位 mm
1 車止め
2 引抜き試験装置

3 鋼板(200×200×16,中央 5の孔あき)
4 取付け用ボルト
5 カップリング
6 テンションバー
図8−引抜き試験(例)

9.7 落下試験

  落下試験方法は,次による。
a) コンクリート床などの平らな面の上に厚さ12 mm以上の鋼板を置く。
b) 試験体の長さ方向の中心線と水平とのなす角が約45度となるように,試験体をひも(紐)でつり下げ
る。また,試験体の最下端から鋼板までの距離が1 000 mm±10 mmとなるように高さを調整し,試験
体を静止させる(図9参照)。
c) ひもを切断し試験体を落下させた後,試験体のひび,割れ及び欠けの有無を目視によって確認する。

――――― [JIS A 9402 pdf 10] ―――――

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