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B 0251 : 2008
表14−工作物おねじ用ねじゲージ並びに点検プラグ及び調整プラグの計算式(続き)
ゲージの種類 適用する 外径,谷の径又は逃げの直径 有効径 内径,谷の径又は逃げの直径
ねじ山形
の図番 理論寸法 許容差 理論寸法 許容差 理論寸法 許容差
a) a)
11 固定式止り側ねじリ 8 最小寸法=d es TPL TR TR
TR d2 es Td2 2F1
ングゲージ d TR 2
逃げb3又は最大r1の半径をもつ。 d2 es T2
2 2
12 固定式止り側ねじリ 5 d es TPLb)
TR TCP TR H
d2 es Td2 m 最大寸法= D1es Td2 m
ングゲージ用通り側 2 2 2 6
点検プラグ 逃げb2又は最大r2の半径をもつ。
13 固定式止り側ねじリ 5 d es dT
TPL d2 es dT
TCP d H
2 2
最大寸法=D1 es T2
ングゲージ用止り側 2 6
点検プラグ 逃げb2又は最大r2の半径をもつ。
c)
14 調整式止り側ねじリ 8 最小寸法=d es TPL TR TR
d2 es Td 2 2F1
ングゲージ 逃げb3又は最大r1の半径をもつ。 2
15a 調整式止り側ねじリ 5 d TR TPL TR TCP TCP d H
d es T2 d2 es Td2 最大寸法=D1 es T2
ングゲージ用調整プ 2 2 2 2 6
15b ラグ 7 TR TCP TPL 逃げb2又は最大r2の半径をもつ。
d2 es Td2 2F1
2 2
16 固定式又は調整式止 5 TR TPL TR TCP d H
d es Td2 WNG d2 es Td2 WNG 最大寸法=D1 es T2
り側ねじリングゲー 2 2 2 6
ジ用摩耗点検プラグ 逃げb2又は最大r2の半径をもつ。
注a) たとえ固定式ねじリングゲージが通り側及び止り側点検プラグを用いずに作られても,測定されていれば,これらの寸法は有効である。この場合,製造業者と使
用者との間に同意が必要である。
b) 外径のねじ山が鋭ければ,たとえ許容差を犯しても鋭いねじ山を弱めなければならない(平らな面の幅は,最小0.067P mmとするが,0.02 mm以下になった場合
は,最大0.03 mm,最小0.02 mmとする。)。
c) ゲージは,その調整プラグでセットするため,寸法及び許容差は,規定しない。
d) 通り側ねじ挟みゲージの測定子において,有効径線及び山頂線間の距離は, D2D1
である。この山形の谷は,その通り側ねじのリングゲージのそれに等しい。
2
円形のアンビルに対する円周振れの半径方向の公差は,5
e) 止り側ねじ挟みゲージの測定子のねじ山形の寸法は,止り側ねじリングゲージに等しい。円形アンビルに対する円周振れの半径方向の公差は,5
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2
8
3
――――― [JIS B 0251 pdf 26] ―――――
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表15−工作物おねじの外径用プレーンゲージの計算式
ゲージの種類 理論寸法 許容差 摩耗限界
プレーン通り側リングゲージ H
d es Z2 ±22 d es
プレーン通り側挟みゲージ
プレーン止り側リングゲージ dT H
d es ±22 −
プレーン止り側挟みゲージ
注記 通り側ゲージの摩耗限界は,工作物の外径の上限である。
表16−工作物めねじ用ねじゲージの計算式
ゲージの 適用する 外径 有効径 谷の径又は
種類 ねじ山形 理論寸法 許容差 理論寸法 許容差 摩耗限界 逃げの直径
の図番
通り側 5 D EI ZPL TPL D2 EI ZPL TPL D2 EI ZPL WGO 最大寸法=
ねじプラ 2 H
グゲージ D1 EI
6
逃げb2又は最大
r2の半径をもつ。
止り側 7 D2 EI TD2 TPL D2 EI TD2 TPL TPL 最大寸法=
ねじプラ D2 EI ZD2
TPL TPL 2 2 H
グゲージ 2F1 D1 EI
2 2 WNG 6
逃げb3又は最大
r2の半径をもつ。
注記1 通り側ねじプラグゲージの有効径に対する摩耗限界は,次の式による。
D2 EI ZPL WGO
注記2 止り側ねじプラグゲージの有効径に対する摩耗限界は,次の式による。
TPL
D2 EI TD2 WNG
2
表17−工作物めねじの内径用プレーンゲージの計算式
ゲージの種類 理論寸法 許容差 摩耗限界
プレーン通り側プラグゲージ H
D1 EI Z1 ±21 D1 EI
プレーン止り側プラグゲージ H
D1 EI TD1 ±21 −
注記 通り側ゲージの摩耗限界は,工作物の内径の下限である。
14 ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ゲージの形状,寸法,許容差及び公差は,附属書JAによる。
15 硬さ及び表面粗さ
ゲージ部の硬さは660HV以上又は58HRC以上とし,ゲージ面の表面粗さはRa 0.1とする。
16 試験方法
ゲージの試験方法は,JIS B 0261及びJIS B 7420による。
――――― [JIS B 0251 pdf 27] ―――――
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17 検査
ゲージの検査は,箇条16で規定する方法で行い,箇条10,箇条14及び箇条15に適合すれば合格とす
る。
18 表示
ゲージの表示は,ゲージの適切な箇所に次の事項を表示しなければならない。
a) ねじ山の巻き方向 1)
b) ねじの呼び 2)−ねじの公差域クラス 3)
c) ゲージ記号 4)
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月若しくはその略号又は製造番号
例1 固定式通り側ねじリングゲージの場合
M30×3.5−6g GR 製造業者名又はその略号 製造年月若しくはその略号又は製造番号
例2 通り側・止り側ねじプラグゲージの左ねじ(両頭形)の場合
GP 左M10×1.25−6H NP 製造業者名又はその略号 製造年月若しくはその略号又は製造
番号
注1) 左ねじに限り“左”の文字又は“LH”の記号を表示する。
注2) 並目ねじの場合,ねじの呼びにはピッチも含める。
3) ねじの呼びとねじの公差域クラスが明りょうに識別できる場合は,“−”の記号を省略してもよ
い。
4) ゲージ記号の規定がないものは,表示しなくてよい。
――――― [JIS B 0251 pdf 28] ―――――
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附属書JA
(規定)
ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
JA.1 適用範囲
この附属書は,JIS B 0205-2に規定するねじのうち,150 mm以下の比較的よく使用される公差域クラス
のねじの寸法検査に用いるねじ用限界ゲージ並びにその点検に用いる点検用ゲージの形状,寸法,許容差
及び公差について規定する。
この附属書に示す寸法,許容差及び公差は,箇条13によって導き出した。また,この附属書に規定して
いないゲージの種類及びねじの呼びに対するゲージの形状はこの附属書を準用し,寸法及び許容差並びに
公差は,箇条13によって求める。
JA.2 ねじ用限界ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじ用限界ゲージの形状,寸法,許容差及び公差の適用は,表JA.1による。
表JA.1−ねじ用限界ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
ねじ用限界ゲージの種類 ゲージ 寸法,許容差及び 形状の
記号 a) 公差の適用表 適用規格
並目ねじ用 細目ねじ用
固定式通り側ねじリングゲージ GR 表JA.3 表JA.15 JIS B 3102
固定式止り側ねじリングゲージ NR 表JA.4 表JA.16
プレーン通り側リングゲージ PR b) 表JA.5 表JA.17 JIS B 3102 c)
プレーン止り側リングゲージ PR b)
プレーン通り側挟みゲージ PC b)
プレーン止り側挟みゲージ PC b)
通り側ねじプラグゲージ GP 表JA.6 表JA.18 JIS B 3102
止り側ねじプラグゲージ NP 表JA.7 表JA.19
プレーン通り側プラグゲージ PP b) 表JA.8 表JA.20 JIS B 3102 c)
プレーン止り側プラグゲージ PP b)
注a) ゲージ記号は,ISO 1502に規定されていないが,使用の便を考え従来から使われている記号を
規定する。
b) 通り側と止り側とが別々になっている場合は,ゲージ記号の後に“通”及び“止”の文字を付
ける。
例 PP通,PP止
c) この形状は,JIS B 7420に準じてもよい。
JA.3 点検用ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
点検用ゲージの形状,寸法,許容差及び公差の適用は,表JA.2による。
――――― [JIS B 0251 pdf 29] ―――――
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表JA.2−点検用ゲージの形状,寸法,許容差及び公差
点検用ゲージの種類 ゲージ 寸法,許容差及び 形状の
記号 a) 公差の適用表 適用規格
並目ねじ用 細目ねじ用
固定式 GRGF 表JA.9 表JA.21 JIS B 3102
通り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
固定式 GRNF 表JA.10 表JA.22
通り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
固定式又は調整式 GW 表JA.11 表JA.23
通り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
固定式 NRGF 表JA.12 表JA.24
止り側ねじリングゲージ用通り側点検プラグ
固定式 NRNF 表JA.13 表JA.25
止り側ねじリングゲージ用止り側点検プラグ
固定式又は調整式 NW 表JA.14 表JA.26
止り側ねじリングゲージ用摩耗点検プラグ
注a) ゲージ記号は,ISO 1502に規定されていないが,使用の便を考え従来から使われている記号を規定
する。
――――― [JIS B 0251 pdf 30] ―――――
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JIS B 0251:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1502:1996(MOD)
JIS B 0251:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.040 : ねじ山 > 21.040.10 : メートルねじ山
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器
JIS B 0251:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-4:2001
- 一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
- JISB0209-1:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
- JISB0261:2004
- 平行ねじゲージ―測定方法
- JISB0261:2020
- 平行ねじゲージ―測定方法
- JISB0680:2007
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度
- JISB3102:2001
- ねじ用限界ゲージの形状及び寸法
- JISB7420:1997
- 限界プレーンゲージ