JIS B 1115:2015 すりわり付きタッピンねじ | ページ 3

                                                                                              9
B 1115 : 2015
a) 形
b) 形
c) 形
注a) かど部は,平ら又は丸み。
b) は,完全な谷底形状が存在する最初の箇所からJIS B 1007
で規定するねじの最大外径に等しい皿の位置までの長さ。
図3−すりわり付き丸皿タッピンねじ(C形,F形,R形)の形状

――――― [JIS B 1115 pdf 11] ―――――

10
B 1115 : 2015
表9−すりわり付き丸皿タッピンねじ(C形,F形,R形)の寸法
単位 mm
ねじの呼び ST2.2 ST2.9 ST3.5 ST4.2 ST4.8 ST5.5 ST6.3 ST8 ST9.5
P a) 0.8 1.1 1.3 1.4 1.6 1.8 1.8 2.1 2.1
a 最大 0.8 1.1 1.3 1.4 1.6 1.8 1.8 2.1 2.1
dk 理論寸法の最大b) 4.4 6.3 8.2 9.4 10.4 11.5 12.6 17.3 20.0
実寸法 最大 3.8 5.5 7.3 8.4 9.3 10.3 11.3 15.8 18.3
最小 3.5 5.2 6.9 8.0 8.9 9.9 10.9 15.4 17.8
f 約 0.5 0.7 0.8 1.0 1.2 1.3 1.4 2.0 2.3
k 最大 1.10 1.70 2.35 2.60 2.80 3.00 3.15 4.65 5.25
n 呼び 0.5 0.8 1 1.2 1.2 1.6 1.6 2 2.5
最大 0.70 1.00 1.20 1.51 1.51 1.91 1.91 2.31 2.81
最小 0.56 0.86 1.06 1.26 1.26 1.66 1.66 2.06 2.56
r 最大 0.8 1.2 1.4 1.6 2.0 2.2 2.4 3.2 4.0
rf 約 4.0 6.0 8.5 9.5 9.5 11.0 12.0 16.5 19.5
t 最大 1.00 1.45 1.70 1.90 2.40 2.60 2.80 3.70 4.40
最小 0.8 1.2 1.4 1.6 2.0 2.2 2.4 3.2 3.8
y C形の場合 2.0 2.6 3.2 3.7 4.3 5.0 6.0 7.5 8.0
(参考) F形の場合 1.6 2.1 2.5 2.8 3.2 3.6 3.6 4.2 4.2
R形の場合 − − 2.7 3.2 3.6 4.3 5.0 6.3 −
l c)
呼び C形及び F形の場合
長さ R形の場合
最小 最大 最小 最大
4.5 3.7 5.3 3.7 4.5 − − − − − − − −
6.5 5.7 7.3 5.7 6.5 − − − − − − −
9.5 8.7 10.3 8.7 9.5 − − − −
13 12.2 13.8 12.2 13.0 − −
16 15.2 16.8 15.2 16.0 −
19 18.2 19.8 18.2 19.0
22 21.2 22.8 20.7 22.0
25 24.2 25.8 23.7 25.0
32 30.7 33.3 30.7 32.0
38 36.7 39.3 36.7 38.0
45 43.7 46.3 43.5 45.0
50 48.7 51.3 48.5 50.0
注a) は,ねじのピッチ。
b) 理論寸法の最大は,JIS B 1013による。
c) ねじの呼びに対して推奨する呼び長さ(l)は,太線の枠内とし,上段の太線より短い長さ(−印)のものは,
製造してはならない。

――――― [JIS B 1115 pdf 12] ―――――

                                                                                             11
B 1115 : 2015
表10−すりわり付き丸皿タッピンねじ(C形,F形,R形)の製品仕様
材料 鋼 ステンレス鋼
一般要求事項 JIS B 1099
ねじ JIS B 1007
機械的性質 鋼種区分−硬さ区分 − A2-20H,A4-20H,A5-20H
適用規格 JIS B 1055 JIS B 1054-4
公差 部品等級 A
適用規格 JIS B 1021
仕上げ−皮膜 表面処理なし
不動態化の方法はJIS B 1047によ
電気めっきの要求がある場合は,JIS B
1044による。 る。
非電解処理による亜鉛フレーク皮膜の
要求がある場合は,JIS B 1046による。
付加的な要求又はその他の仕上げ若しくは皮膜については,受渡当事者間の
協定による。
受入検査 受入検査は,JIS B 1091による。
表11−すりわり付き丸皿タッピンねじ(C形,F形,R形)の製品の呼び方の例

製品 ねじの呼びST3.5,ねじ先がR形,呼び長さl=16 mmのJIS B 1055による鋼製(St)のすりわり付き
丸皿タッピンねじの場合
呼び方 すりわり付き丸皿タッピンねじ JIS B 1115−ISO 1483−ST3.5×16−St−R
製品 ねじの呼びST3.5,ねじ先がR形,呼び長さl=16 mmのJIS B 1054-4によるステンレス鋼製(A4-20H)
のすりわり付き丸皿タッピンねじの場合
呼び方 すりわり付き丸皿タッピンねじ JIS B 1115−ISO 1483−ST3.5×16−A4-20H−R
注記3 図3,表9,表10及び表11は,ISO 1483に一致している。

6 表示

6.1 製品の表示

  すりわり付きタッピンねじの製品に対する表示は,一般に施さない。

6.2 包装の表示

  この規格の全ての要求事項に適合した製品の包装には,外面に次の事項を表示する。
a) 規格名称又は規格番号
b) タッピンねじの種類
c) ねじ先の種類
d) ねじの呼び×呼び長さ
e) 材料(材料の表示は,一般名称によるものでもよい。)
f) 数量
g) 指定事項(必要がある場合,例えば,表面処理の指定。)
h) 製造業者名又はその略号(略号には,なるべく登録商標を用いる。)

――――― [JIS B 1115 pdf 13] ―――――

12
B 1115 : 2015
附属書JA
(規定)
ねじ部の形状・寸法が1種4種のすりわり付きタッピンねじ
JA.1 適用範囲
この附属書は,ねじ部がJIS B 1122の附属書JB(タッピンねじのねじ部が1種4種の形状・寸法)で
規定する1種4種の鋼製及びステンレス鋼製のすりわり付きタッピンねじの特性について規定する。
注記1 この附属書で規定するすりわり付きなべタッピンねじ,すりわり付き皿タッピンねじ及びす
りわり付き丸皿タッピンねじは,それぞれISO 1481,ISO 1482及びISO 1483に規定するも
のとは異なり,将来廃止するので新規設計の機器,部位などには使用しないのがよい。
注記2 この附属書で規定する鋼製及びステンレス鋼製のすりわり付きタッピンねじは,以下,それ
ぞれ“鋼タッピンねじ”及び“ステンレスタッピンねじ”といい,それらを総称する場合に
は,単に“タッピンねじ”という。
JA.2 種類
タッピンねじの種類は,表JA.1による。
表JA.1−タッピンねじの種類
種類 ねじ部の種類

すりわり付きなべタッピンねじ 1種,2種,3種,4種すりわり付き皿タッピンねじすりわり付き丸皿タッピンねじ

JA.3 形状・寸法
タッピンねじの形状・寸法は,表JA.2による。ただし,ねじ部の形状・寸法は,JIS B 1122の附属書
JBの1種,2種,3種及び4種による。
表JA.2−タッピンねじの形状・寸法
種類 形状・寸法
すりわり付きなべタッピンねじ 表JA.3
すりわり付き皿タッピンねじ 表JA.4
すりわり付き丸皿タッピンねじ 表JA.5
JA.4 材料及び熱処理
タッピンねじの材料及び熱処理は,次による。
a) 鋼タッピンねじの材料及び熱処理は,JIS B 1122のJC.2(材料及び熱処理)による。
b) ステンレスタッピンねじの材料及び熱処理は,JIS B 1122のJD.2(材料及び熱処理)による。
JA.5 機械的性質
タッピンねじの機械的性質は,次による。
a) 鋼タッピンねじの機械的性質は,JIS B 1122のJC.3(機械的性質)による。

――――― [JIS B 1115 pdf 14] ―――――

                                                                                             13
B 1115 : 2015
b) ステンレスタッピンねじの機械的性質は,JIS B 1122のJD.3(機械的性質)による。
JA.6 表面状態
タッピンねじの表面は,滑らかで使用上有害な割れ,きず,かえり,ばり,さびなどの欠陥があっては
ならない。
JA.7 表面処理
タッピンねじには,一般に表面処理を施さない。特にめっきその他の表面処理を必要とする場合は,使
用者が指定する。
なお,電気めっきを施す場合は,JIS B 1044による。
JA.8 検査
JA.8.1 形状・寸法検査
タッピンねじの形状・寸法検査は,次による。
a) ねじ部の形状・寸法検査は,直接測定によって行い,JIS B 1122のJB.3(形状・寸法)に適合しなけ
ればならない。
b) ねじ部を除く部分の形状・寸法検査は,JIS B 1071の各部寸法の測定方法又はこれに代わる方法によ
って行い,その値が,表JA.3表JA.5の値に適合しなければならない。
JA.8.2 機械的性質検査
タッピンねじの機械的性質検査は,次による。
a) 鋼タッピンねじは,JIS B 1122のJC.4(試験方法)によって行い,JIS B 1122のJC.3(機械的性質)
に適合しなければならない。ただし,頭部のじん性の検査は,皿及び丸皿タッピンねじには適用しな
い。
b) ステンレスタッピンねじは,JIS B 1122のJD.4(試験方法)によって行い,JIS B 1122のJD.3(機械
的性質)に適合しなければならない。ただし,頭部のじん性の検査は,皿及び丸皿タッピンねじには
適用しない。
JA.8.3 表面状態検査
表面状態の検査は,目視によって行い,JA.6に適合しなければならない。
JA.8.4 受入検査
受入検査は,特に指定がない限り,JIS B 1091による。
JA.9 製品の呼び方
タッピンねじの呼び方は,規格番号1),タッピンねじの種類,ねじ部の種類,呼び径×呼び長さ,材料
及び指定事項2)による。
例 JIS B 1115 なべタッピンねじ − 4種 − 4×12 − A2K 3)
すりわり付き皿タッピンねじ − 2種 − 3×10 − SUS 305-WSA
|| || || || || ||
(規格番号) (タッピンねじの種類) (ねじ部 (呼び径× (材料) (指定事項)
の種類) 呼び長さ)
注1) 規格番号は,特に必要がなければ省略してもよい。ただし,省略した場合は,タッピンねじの

――――― [JIS B 1115 pdf 15] ―――――

次のページ PDF 16

JIS B 1115:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1481:2011(MOD)
  • ISO 1482:2011(MOD)
  • ISO 1483:2011(MOD)

JIS B 1115:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1115:2015の関連規格と引用規格一覧