JIS B 7186:1997 マイクロフィルムリーダ及びマイクロフィルムリーダプリンタ

JIS B 7186:1997 規格概要

この規格 B7186は、拡大率が10 : 1~50 : 1の黒白フィルム用のマイクロフィルムリーダ及びマイクロフィルムリーダプリンタについて規定。

JISB7186 規格全文情報

規格番号
JIS B7186 
規格名称
マイクロフィルムリーダ及びマイクロフィルムリーダプリンタ
規格名称英語訳
Readers and reader-printers for transparent microforms
制定年月日
1955年4月14日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10197:1993(MOD), ISO 6198:1993(MOD), ISO 7565:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

37.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1955-04-14 制定日, 1958-04-14 確認日, 1960-03-01 改正日, 1963-03-01 確認日, 1966-03-01 確認日, 1969-01-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1983-07-01 確認日, 1988-03-01 改正日, 1993-09-01 確認日, 1997-10-20 改正日, 2003-03-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2013-02-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 7186:1997 PDF [14]

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 7186-1988は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 7186 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7186 : 1997

マイクロフィルムリーダ及びマイクロフィルムリーダプリンタ

Readers and reader-printers for transparent microforms

序文 この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 6198, Micrographics−Readers for transparent
microforms−Performance characteristics, ISO 7565, Micrographics−Readers for transparent microforms−
Measurement of characteristics及びISO 10197, Micrographics−Reader-printers for transparent microforms−
Characteristicsを元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格では最大幅を35mmとしているのに対し,この規格では最大
幅を規定していない。
1. 適用範囲 この規格は,拡大率が50 : 1以下の黒白フィルム用のマイクロフィルムリーダ(以下,リ
ーダという。)及びマイクロフィルムリーダプリンタ(以下,リーダプリンタという。)について規定する。
備考1. 携帯を主目的とするポケットリーダなどの簡易なリーダには適用しない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 6198 : 1993 Micrographics−Readers for transparent microforms−Performance characteristics
ISO 7565 : 1993 Micrographics−Readers for transparent microforms−Measurement of characteristics
ISO 10197 : 1993 Micrographics−Reader-printers for transparent microforms−Characteristics
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。
これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0139 複写機−図記号
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1303 高絶縁抵抗計
JIS C 1502 普通騒音計
JIS P 0138 紙加工仕上寸法
JIS Z 6000 マイクログラフィックス用語
JIS Z 6008 マイクロ写真用解像力試験図票とその用法
ISO 216 Writing paper and certain classes of printed matter−Trimmed sizes−A and B series
ISO 1116 Microcopying−16mm and 35mm microfilms, spools and reels
ISO 3272-1 Microfilming of technical drawings and other drawing office documents−Part 1 : Operating
procedure

――――― [JIS B 7186 pdf 2] ―――――

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B 7186 : 1997
ISO/DIS 3272-3 Micrographics−Microfilming of technical drawings and OTH other office documents−Part
3 : Aperture card for 35mm microfilm
ISO 6199 Micrographics−Microfilming of documents on 16mm and 35mm silver-gelatin type microfilm−
Operating procedures
ISO/DIS 7761 Micrographics−Single core cartridge for 16mm processed microfilm−Dimensions and
operational constraints−Part 1 : Open type cartridge
ISO/DIS 7762 Micrographics−Cassette for 16mm processed microfilm−Dimensions and operational
constraints
ISO 9923 Micrographics−Transparent A6 size microfiche−Image arrangements
IEC 417H Graphical symbols for use on equipment. Index survey and compilation of the single sheets.
Eighth supplement
IEC 950 Safety of information technology equipment including electrical business equipment
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 6000による。
4. リーダ部の性能
4.1 拡大率 拡大率の許容差は,7.2の規定によって試験したとき,公称値(1)の±5%の範囲とする。
注(1) 製造業者が表示する設計値をいう。
備考 スクリーン上の画像の周辺部の欠落を防ぐため,拡大率の許容差は,公称値の0,−5%とする
のがよい。
4.2 スクリーン上の解像力又は可読性 スクリーン上の解像力又は可読性は,7.3によって試験したとき,
表1.1又は表1.2に示す値以上とする。ただし,表1.1又は表1.2に示されていない拡大率の場合には,表
1.1又は表1.2に示した拡大率に最も近い拡大率の値以上とする。試験に使用するマイクロ像は,表1.1又
は表1.2に規定する値よりも少なくとも4段階以上高い値の解像力又は可読性をもっていなければならな
い。
表1.1 スクリーン上の解像力(ISO No.2 解像力試験図票使用時)
単位 本/mm
拡大率 解像力 フィルム上の図票の細かさ 拡大率 解像力 フィルム上の図票の細かさ
(参考) (参考)
10 : 1 6.3 63 35 : 1 3.2 112
15 : 1 4.5 67.5 40 : 1 2.8 112
20 : 1 4.0 80 45 : 1 2.5 112.5
25 : 1 3.6 90 50 : 1 2.5 125
30 : 1 3.2 96
表1.2 スクリーン上の可読性(ISO No.1 試験図票使用時)
拡大率 可読性 拡大率 可読性
10 : 1 125 35 : 1 71
15 : 1 112 40 : 1 63
20 : 1 100 45 : 1 56
25 : 1 90 50 : 1 50
30 : 1 80
備考 この表の値は,縮小率1 : 20で撮影されたフィルムの場合を示す。

――――― [JIS B 7186 pdf 3] ―――――

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B 7186 : 1997
4.3 スクリーン上の画像の変形
4.3.1 わい曲状の変形 わい曲状の変形は,7.4によって試験したとき,0.5%以下とする。
4.3.2 台形状の変形 台形状の変形は,7.5によって試験したとき,2%以下とする。
4.3.3 ひし形状の変形 ひし形状の変形は,7.6によって試験したとき,2%以下とする。
4.4 スクリーンの輝度とコントラスト
4.4.1 スクリーンの輝度 スクリーンの輝度は,7.7によって試験したとき,スクリーンの中心部で
140cd/m2以上,その他の測定点では,35cd/m2以上とする。
4.4.2 スクリーンの輝度比 スクリーンの輝度比は,7.7によって試験したとき,次による。
a) 透過スクリーンの場合は,輝度の最大値と最小値との比が,10 : 1を超えてはならない。ただし,対
角線の長さが540mm以上のスクリーンの場合は,15 : 1を超えてはならない。
b) 反射スクリーンの場合は,輝度の最大値と最小値との比が,5 : 1を超えてはならない。
4.4.3 スクリーンのコントラスト スクリーンのコントラストは,次による。
a) スクリーンのコントラストは,7.8によって試験したとき,10 : 1以上とする。
b) リーダの設計又は構造によって生じる迷光や干渉光によって,可読性が損なわれないものとする。
c) 室内の照明によって可読性が損なわれないものとする。
4.4.4 スクリーン上の収差及び色収差 スクリーン上の画像の判読性を低下させるような幾何光学的な
収差及び色収差があってはならない。
4.5 スクリーンの大きさ スクリーンの大きさは,次による。
a) スクリーンは,こまの全領域を投影するために,十分な大きさでなければならない。
b) 画像回転機構付きのリーダで,かつ,投影した画像を移動できないリーダは,投影方向が水平でも垂
直でも,こまの全領域を投影できる大きさでなければならない。
4.6 マイクロフォームとの適合性 マイクロフォームとの適合性は,次による。
a) ロールフィルムリーダは,ISO 6199に規定された画像配置のうち,少なくとも一つを正立で表読みが
できなければならない。
b) マイクロフィッシュリーダは,ISO 9923に規定された画像配置のうち,少なくとも一つを正立で表読
みができなければならない。
c) イメージカードリーダは,ISO/DIS 3272-3に規定された画像配置のうち,少なくとも一つを正立で表
読みができなければならない。
d) SO 1116,ISO/DIS 7761及びISO/DIS 7762で規定されるリール,カートリッジ又はカセットを使用す
るマイクロフォーム搬送機構又はフィルム位置決め機構は,フィルムに使用上の障害となるきずを発
生させてはならない。
4.7 マイクロフォーム搬送機構
4.7.1 シート状のフィルム搬送機構 シート状のフィルム搬送機構は,次による。
a) こまを移動したとき,焦点の再調整が必要でないものとする。
b) こまの位置を指示する誤差は,1こま以下とする。
4.7.2 ロール状のフィルム搬送機構 ロール状のフィルム搬送機構は,次による。
a) フィルムの搬送は円滑で,搬送中にフィルムに使用上の障害となるきずを発生させないものとする。
b) 電動式の搬送機構は,速度の調整ができるものとする。
c) フィルムの搬送方向を反転させる際のバックラッシュは,最小限とする。

――――― [JIS B 7186 pdf 4] ―――――

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B 7186 : 1997
4.7.3 異なるマイクロフォームへの対応 種類の異なるマイクロフォームが使用できるリーダは,投影レ
ンズ,コンデンサレンズ及びフィルム搬送機構の交換が,工具を使用せずに容易に行えるものとする。
4.8 焦点合わせ 焦点合わせは,適切かつ操作性がよくなければならない。フィルムが高速で搬送され
ている場合を除き,別のこまに移動しているときは,焦点合わせを不要とする。
4.9 リーダ部の操作及び操作上の表示
4.9.1 操作 すべての操作は,通常の操作位置から容易に行えるものとする。
4.9.2 操作上の表示 操作のための表示は,次による。
a) 操作部は,その装置が販売される国で受け入れられる言語で表示する。また,操作盤などの操作表示
は,JIS B 0139及びIEC 417Hの絵文字に準じた表示をするのがよい。
b) スクリーンに投影されるマイクロ像が正立像になるようにフィルムの装てん方向を表示する。
c) レンズ交換式の場合は,レンズの焦点距離又は拡大率を表示する。
d) レンズを装着する箇所が複数ある場合は,レンズの焦点距離又は拡大率を表示する。
e) ランプソケットの近傍に,ランプの定格を表示する。
4.10 その他の性能 リーダ部のその他の性能は,次による。
a) 拡大率は,異なる数種類を選択できるのがよい。
b) スクリーン上でマイクロ像の向きを回転調整するための画像回転機構をもつのがよい。
c) コントローラ又は切換えスイッチによってスクリーンの明るさの調整ができるのがよい。
d) スクリーン上に入り込む外光を減少させるためのフード又はその他の機構をもつのがよい。
e) ランプ及びヒューズは,市販されているものであること。また,予備ランプ及びヒューズは,本体に
附属するのがよい。
f) 本体を,ちりやほこりから守るためのカバーを附属するのがよい。また,携帯用リーダの場合は,フ
ードを兼用してもよい。
5. プリンタ部の性能
5.1 プリンタ用紙
5.1.1 用紙寸法 用紙寸法は,次による。
a) カット用紙は,JIS P 0138又はISO 216に規定された用紙寸法に適合しなければならない。
b) ロール状の用紙を切断する場合の寸法の許容差は,指定された用紙寸法に対し±3mmとする。
5.1.2 プリンタ用紙 プリンタ用紙は,次による。
a) ハードコピーには,鉛筆,ボールペンなどで加筆できなければならない。
b) プリンタ用紙に極性がある場合は,極性を表示しなくてはならない。
5.1.3 搬送性能 用紙の搬送性能は,次による。
a) 用紙が正常に搬送されている場合の横ずれ及び傾きは,1mにつき5mm未満とする。
b) ハードコピーの出力は,プリント動作が始まってから30秒以内に完了しなければならない。
5.2 プリンタ部の操作及び操作上の表示
5.2.1 操作 プリンタ部の操作は,次による。
a) プリンタ用紙は,装てんしやすくなければならない。
b) ネガ状及びポジ状のフィルムからハードコピーが得られるリーダプリンタは,切換え操作が容易でな
ければならない。
c) 適切なハードコピーを得るために,フィルムの濃度に応じた調整ができなければならない。

――――― [JIS B 7186 pdf 5] ―――――

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JIS B 7186:1997の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10197:1993(MOD)
  • ISO 6198:1993(MOD)
  • ISO 7565:1993(MOD)

JIS B 7186:1997の国際規格 ICS 分類一覧

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