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h) 指示部 アナログ表示,デジタル表示などがある。
5.2.3 光散乱方式 粒子による散乱光量から相対濃度としての指示値を得るもので,図3に示すように,
大気導入部,検出器,光源,光源安定化回路,増幅回路,演算制御器,大気吸引部,指示部などで構成す
る。
図3 光散乱方式の構成例
a) 大気導入部 5.2.1 a)の規定による。
b) 検出部 浮遊粒子状物質に対する光の散乱光量を測定するもので,暗室中に吸引ポンプ又はファンに
よって大気を導き,光源から光を照射し,その散乱光を光センサによって検出し,電気信号に変換す
る機構。
c) 光源 レーザーダイオード,タングステンランプなどを使用する。
d) 光源安定化回路 光源の光量を安定化するための電源回路。
e) 増幅回路 光センサによって検出した光電流を演算制御器で処理可能な電気信号に増幅する回路。
f) 大気吸引部 流量計,吸引ポンプ,ファンなどで構成する。
1) 流量計 試料大気流量の調整又は確認のために用いる流量計は,温度20℃,圧力1 013hPaで目盛付
けをする。
2) 吸引ポンプ又はファン 規定の流量が維持できるよう,吸引能力に余裕のあるものを用いる。
g) 演算制御器 各構成要素に対し信号を発し,次の操作及び濃度演算の機能を併せもつものである。
1) 散乱光量の測定及び濃度の演算
2) 指示及び記録
3) その他
h) 指示部 アナログ表示,デジタル表示などがある。
5.2.4 フィルタ振動方式 ろ紙上に捕集した粒子による円すい状振動子の振動数の低下から質量濃度と
しての指示を得るもので,図4に示すように,大気導入部,等速吸引機構,浮遊粒子状物質捕集・検出器,
流量制御部,発振回路,演算制御器,指示部などで構成する。
――――― [JIS B 7954 pdf 6] ―――――
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図4 フィルタ振動方式の構成例
a) 大気導入口 5.2.1 a)の規定による。
b) 等速吸引機構 大気導入管内部における浮遊粒子状物質の沈着を防ぐため,一定の流量で検出部近く
まで大気を導入し,その一部を等速吸引流量で検出用大気として分岐して検出器に導く。
c) 発振回路 浮遊粒子状物質捕集・検出器の素子を振動させるための回路。
d) 捕集・検出部 浮遊粒子状物質を捕集し,その質量を測定するもので,検出器となる素子の先端にろ
紙を設け,発振回路及び演算制御器と接続したもの。
e) 流量制御部 5.2.1 g)の規定による。
f) 演算制御器 各構成要素に対して信号を発し,次の各操作を所定のプログラムに従って自動的に繰り
返す機能をもつもの。
1) 検出器の浮遊粒子状物質捕集の判定及び制御
2) 初期周波数の測定及び濃度の演算
3) 大気の通気開始及び停止
4) 周波数測定及び制御
5) 指示,記録
6) その他
g) 指示部 アナログ表示,デジタル表示などがある。
5.3 附属装置 計測器には,必要に応じて次の附属装置を付加する。
a) 分粒装置 目的に応じて浮遊粒子状物質を分粒するために使用する。その構造及び性能は,JIS Z 8814
による。
b) 平均値演算器 1時間ごとの濃度平均値を電気信号として取り出すために用いるもの。
c) 指示記録計 浮遊粒子状物質の濃度を等分目盛又はデジタル量で指示記録するもの。
6. 表示 計測器には,見やすい箇所に,容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。
a) 名称及び製造業者が指定する形名
b) 測定対象成分
――――― [JIS B 7954 pdf 7] ―――――
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c) 測定濃度範囲
d) 使用温度範囲
e) 電源種別及び容量
f) 製造業者名又はその略号
g) 製造年月又はその略号
h) 製造番号
備考 これらの表示は,1箇所にまとめて表示しなくてもよい。
7. 取扱説明書 取扱説明書には,次の事項を記載しなければならない。
a) 設置場所
b) 大気の温度,流量のそれぞれの許容範囲
c) 配管及び配線
d) 暖気時間
e) 使用方法
1) 測定の準備及び校正
2) 測定操作
3) 測定停止時の処置
f) 保守点検
1) 日常点検の指針
2) 定期点検の指針
3) 故障時の対策
4) 流路系の清掃
――――― [JIS B 7954 pdf 8] ―――――
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附属書1(規定) 計測器の種類及び測定範囲
1. 適用範囲 この附属書は,計測器の原理別種類と測定範囲(以下,レンジという。)について規定する。
2. 計測器の種類及びレンジ 計測器の種類は原理別に分類し,個々の計測器のレンジは附属書1表1の
とおりとする。
なお,レンジは,附属書1表1で示した間で適切なものを選ぶ。
附属書1表1 測定原理及びレンジ
原理別種類 測定範囲 最一
ベータ線吸収方式 01 000から010 000
圧電天びん方式 01 000から010 000
光散乱方式 01 000から010 000
フィルタ振動方式 01 000から010 000
――――― [JIS B 7954 pdf 9] ―――――
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附属書2(規定) 計測器の性能試験
1. 適用範囲 この附属書は,大気中の浮遊粒子状物質自動計測器の性能試験について規定する。
2. 計測器の性能試験 計測器の性能試験は,次による。
なお,指示誤差,耐電圧及び絶縁抵抗以外の各項目については,その計測器の最小目盛範囲における試
験結果をもって各レンジごとの性能としてもよい。
2.1 試験条件 試験条件は,次のa) h)による。
a) 周囲温度 535℃の温度で,変化幅は±5℃。
b) 湿度 相対湿度85%以下。
c) 大気圧 9501 060hPaで,変化幅は±5%。
d) 電源電圧 定格電圧
e) 電源周波数 定格周波数
f) 暖機時間 取扱説明書に記載された時間
g) 試験に用いる校正用空気及び等価入力 2.2に規定する校正用空気及び2.4に規定する等価入力を用い
る。
h) 測定周期 測定の各操作を自動的に繰り返す測定周期は,1時間とする。
2.2 校正に用いる空気
2.2.1 校正用空気及びその発生方法 計測器の校正及び試験に用いる校正用空気は,JIS Z 8901に規定す
る試験用ダスト13種又は14種に相当する粒径範囲0.13 | 塒 散粒子を含むもので,校正用
粒子発生器によって連続的に発生させ,2.2.2に規定する粒子状物質を含まない空気によって希釈して所定
の濃度に調製する。
2.2.2 粒子状物質を含まない空気 粒子状物質の質量濃度が無視し得る程度にしか含まない空気。
備考 例えば,JIS K 0901に規定する捕集率A1のろ過材2枚に相当するろ過材を通すことによって
得られる。
2.2.3 校正用空気の質量濃度の測定方法 校正用空気の質量濃度は,JIS Z 8814に規定するロウボリウム
エアサンプラによって測定する。測定条件は,次のa) c)による。
a) フィルタ JIS Z 8814の4.(4)に規定するろ過材で,粒径0.3 鉛歛 効率95%以上とする。
b) 吸引流量 同時に濃度を測定する計測器の吸引流速と一致することが望ましい。
c) 校正用粒子の捕集量 フィルタに捕集する校正用粒子の質量は,一つの試料採取について,原則とし
て1mg程度とする。
なお,分粒装置は設けなくてよい。
2.2.4 計測器に導入する校正用空気の質量濃度の求め方
a) 準備 2.2.1の規定によって発生した校正用空気は,附属書2図1a)に示すように流路を二つに分け,
同一形式のロウボリウムエアサンプラ(A)及び(B)を接続し,2.2.3の規定によって校正用空気の質量濃
度を測定する。このとき,両者の測定値が5%以内で一致するよう調整する。
b) 質量濃度の決定 次に,附属書2図1 2)に示すように,ロウボリウムエアサンプラ(B)に代えて計測器
を接続し,校正用空気の質量濃度をそれぞれ測定する。この場合,ロウボリウムエアサンプラ(A)の測
――――― [JIS B 7954 pdf 10] ―――――
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JIS B 7954:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 19 : 試験 > 19.120 : 粒度分析.ふるい分け
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.20 : 雰囲気
JIS B 7954:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7551:1999
- フロート形面積流量計
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISK0211:2013
- 分析化学用語(基礎部門)
- JISK0215:2016
- 分析化学用語(分析機器部門)
- JISK0901:1991
- 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
- JISZ8103:2019
- 計測用語
- JISZ8813:1994
- 浮遊粉じん濃度測定方法通則
- JISZ8814:2012
- ロウボリウム エアサンプラ
- JISZ8901:2006
- 試験用粉体及び試験用粒子