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B 8381-1 : 2022
記号説明
X 周波数(Hz)
Y ピーク間の変位(mm)。17.2 Hz 以上の周波数においてピーク間の変位は20 mmを超えてはならない。
図13−ピーク間の変位及び周波数の関係
11.11 衝撃圧力耐久性試験A
11.11.1 概要
この試験は,一端を固定,他端を往復移動させ,継手とチューブアセンブリとの耐久性を評価する。こ
の試験は,外径2 mm12 mmのJ形だけに適用する。
11.11.2 手順
供試継手に表7Bに規定した自由長L mmのチューブを装着し,11.9.2の試験を行い,11.9.3に適合した
ものを図13Aの装置に取り付け,0.5 MPaの空気圧を0.5秒間加圧,0.5秒間開放のサイクルで与え,同時
に他端には表7Bによる複振幅Dの振動を毎秒一往復で与え,500万回作動した後,11.9.2の試験を行う。
なお,供試継手は,スタッドストレートで代表してもよい。
注記 空気圧の加圧−開放のサイクルが図13Bの線図になるような装置を用いている。
表7B−衝撃圧力耐久性試験装置の寸法
単位 mm
チューブの 自由長 取付けピッチ 複振幅
呼びサイズ L A D
2 60 26 10
3 90 39 15
4 120 52 20
6 180 78 30
8 240 104 40
10 300 130 50
12 360 156 60
――――― [JIS B 8381 pdf 26] ―――――
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B 8381-1 : 2022
記号説明
D 複振幅
A 取付けピッチ
図13A−耐久試験装置
図13B−耐久試験の空気圧の加圧−開放サイクル
11.11.3 合否判定基準
継手とチューブとの結合部に漏れがあってはならない。
11.12 流量特性
11.12.1 概要
この試験は,音速コンダクタンスによって流量特性を表すために行う。この試験は,J形だけに適用す
る。
11.12.2 手順
供試継手の音速コンダクタンスを,JIS B 8390-1又はJIS B 8390-2に規定する試験方法によって試験を
行う。
――――― [JIS B 8381 pdf 27] ―――――
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11.12.3 合否判定基準
継手の流量特性は,表7Cの値以上とする。ただし,スイベルランティー(SWRT)及びスイベルブラン
チティー(SWBT)は,出口2か所のうちいずれか小さい方とする。
表7C−継手の流量特性
単位 m3/(s·Pa)(ANR)
チューブの 継手の記号
呼びサイズ SDS SWRT,SWBT,SWE PS
継手のねじ
R1/8 R1/4 R3/8 R1/2 R1/8 R1/4 R3/8 R1/2 Rc1/8 Rc1/4 Rc3/8 Rc1/2
4 0.56 − − − 0.5 − − − 0.56 − − −
6 1.26 1.7 − − 1.5 1.5 − − 1.7 1.7 − −
8 3.5 3.5 3.5 − 2.28 2.9 2.9 − 3.5 3.5 3.5 −
10 − 5.9 5.9 5.9 − 5 5 5 − 5.9 5.9 6
12 − − 7 7 − − 7 7 − − 8 8
11.13 外観
11.13.1 概要
この細分箇条は,外観の状態を規定し,J形だけに適用する。
11.13.2 継手の仕上がり部は良好で,かつ,有害なきず,割れ,ばり,その他の欠陥があってはならない。
11.13.3 内·外の表面には,めっき又はその他の方法によって,さび止め処理を施す。ただし,耐食材料
を用いている部分には,施さなくてもよい。
12 呼び記号
12.1 継手の呼び記号は,英数符号で表す。I形は,“継手の記号(12.2を参照)”,“−”(ハイフン)及び
“接続されるチューブ又はねじ”の順に表す。J形は,“JIS B 8381-1J”,“ ”(1字空白),“継手の記号
(12.2を参照)”,“ ”(1字空白)及び“接続されるチューブ又はねじ”の順に表示する。異なる径のチ
ューブが接続される継手の場合には,外径を小文字の“x”で分けて表す。ねじの呼びには,ねじの種類を
示す記号も表示する。I型は最後に,“ ”(1字空白),“ISO 14743”と表示する。
12.2 継手の記号は,継手接続端タイプとそれに続く継手の形状とからなる二つの部分に分かれる。表示
記号を表8及び表9に示す。
表8−継手接続端タイプの表示記号
継手接続端タイプ 記号
スイベル SW
バンジョー BJ
隔壁 BH
プラグ PL
ポート P
スタッド SD
チューブエンド TE
――――― [JIS B 8381 pdf 28] ―――――
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表9−継手の形状の表示記号
形状 記号
ストレート S
エルボ E
ティー T
ランティー RT
プランチティー BT
クロス K
ワイ Y
12.3 おねじ及びめねじ付き継手は,最初に接続されるチューブを表示し,次にねじサイズを表示する。
12.4 チューブエンドタイプの継手は,最初に接続されるチューブサイズを表示し,次にチューブエンド
サイズを表示する。
12.5 表示例を表10に示す。
表10−呼び記号の表示例
継手タイプ 呼び記号の表示例 継手タイプ 呼び記号の表示例
S-6 ISO 14743 SWPS-6 x G 1/8 ISO 14743
S-6x4 ISO 14743 JIS B 8381-1 J PS 6 x G 1/8
JIS B 8381-1 J S 6
JIS B 8381-1 J S 6x4
E-6 ISO 14743 SWPBT-6 x G 1/8 ISO 14743
JIS B 8381-1 J E 6 JIS B 8381-1 J SWPBT 6 x G 1/8
T-6 ISO 14743 SWPE-6 x G 1/8 ISO 14743
JIS B 8381-1 J T 6 JIS B 8381-1 J SWPE 6 x G 1/8
Y-6 ISO 14743 TES-6x4 ISO 14743
Y-6x4 ISO 14743 JIS B 8381-1 J TES 6x4
JIS B 8381-1 J Y 6
JIS B 8381-1 J Y 6x4
BHS-6 ISO 14743 TEE-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J BHS 6 JIS B 8381-1 J TEE 6
SWBHE-6 ISO 14743 TEBT-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SWBHE 6 JIS B 8381-1 J TEBT 6
SDS-6 x G 1/8 ISO 14743 TERT-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SDS 6 x G 1/8 JIS B 8381-1 J TERT 6
――――― [JIS B 8381 pdf 29] ―――――
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表10−呼び記号の表示例(続き)
継手タイプ 呼び記号の表示例 継手タイプ 呼び記号の表示例
SWE-6 x M7 ISO 14743 TEY-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SWE 6 x M7 JIS B 8381-1 J TEY 6
SWBT-6 x M7 ISO 14743 TE-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SWBT 6 x M7 JIS B 8381-1 J TE 6
SWRT-6 x M7 ISO 14743 BJE-6 x G 1/8 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SWRT 6 x M7
SWY-6 x M7 ISO 14743 PL-6 ISO 14743
JIS B 8381-1 J SWY 6 x M7 JIS B 8381-1 J PL 6
13 識別表示
この規格に適合すれば,試験報告書,カタログ及び販売文書に次の表示を行う。
a) I形
“JIS B 8381-1−ISO 14743−適合空気圧用プッシュイン継手−I形”
b) J形
“JIS B 8381-1−適合空気圧用プッシュイン継手−J形”
14 包装の表示
包装には,次のa) c)の事項を表示する。
a) 製造業者名又はその略号
b) 呼び記号
c) 製造年月又はその略号
――――― [JIS B 8381 pdf 30] ―――――
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JIS B 8381-1:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14743:2020(MOD)
JIS B 8381-1:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.30 : 非流体用プラスチックパイプ及び継手
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.40 : 配管及びカップリング
JIS B 8381-1:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB1021:2003
- 締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
- JISB8390-1:2016
- 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第1部:通則及び定常流れ試験方法
- JISB8390-2:2018
- 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第2部:代替試験方法
- JISB8392-1:2012
- 圧縮空気―第1部:汚染物質及び清浄等級
- JISB8674:2017
- 空気圧用継手―ポート及び継手端部
- JISK6330-9:2003
- ゴム及びプラスチックホース試験方法-第9部:ホース及び管の曲げ特性