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JIS C 2820:2008 規格概要
この規格 C2820は、電気機械用ブラシ材料のかさ密度・硬さ・抵抗率・曲げ強さの物理特性試験法及び灰分の試験方法について規定。
JISC2820 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C2820
- 規格名称
- 電気機械用ブラシ材料の物理特性試験方法
- 規格名称英語訳
- Test procedures for determining physical properties of brush materials for electrical machines
- 制定年月日
- 2008年6月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60413:1972(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2008-06-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS C 2820:2008 PDF [12]
C 2820 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,炭素協会 (JCA)/財団法人日本規格協会 (JSA)
から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経
て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60413 : 1972,Test procedures for
determining physical properties of brush materials for electrical machinesを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS C 2820には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 2820 pdf 1] ―――――
C 2820 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 用語及び定義・・・・[2]
- 4. 試験片・・・・[2]
- 5. 測定項目・・・・[3]
- 5.1 かさ密度・・・・[3]
- 5.2 硬さ・・・・[3]
- 5.3 抵抗率・・・・[4]
- 5.4 曲げ強さ・・・・[6]
- 5.5 灰分・・・・[7]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[8]
――――― [JIS C 2820 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 2820 : 2008
電気機械用ブラシ材料の物理特性試験方法
Test procedures for determining physical properties of brush materials for electrical machines
序文
この規格は,1972年に第1版として発行されたIEC 60413,Test procedures for determining physical
properties of brush materials for electrical machinesを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,電気機械用ブラシ材料のかさ密度・硬さ・抵抗率・曲げ強さの物理特性試験
法及び灰分の試験方法について規定する。
備考1. これらの試験によって判定される物理特性は,ブラシ材料そのものの固有の特性であって,
電気機械に取り付けて作動させたときの性能特性とは区別される。
ブラシ材料は,一般にぜい(脆)性の多孔質材料であるため,その特性は当然ながら,金
属の同じ特性よりもはるかに大きく変動するということを,念頭に置いておかなければなら
ない。
これらの試験に使用される試験片は,定められたサンプリング手順に基づいて,採取され
た対象材料バッチを代表するものでなければならない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60413 : 1972,Test procedures for determining physical properties of brush materials for
electrical machines (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7727 ショア硬さ試験−試験機の検証
JIS C 1102-1 直動式指示電気計器−第1部 : 定義及び共通する要求事項
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器−第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 2802 電気機械用ブラシの寸法
JIS Z 8401 数値の丸め方
――――― [JIS C 2820 pdf 3] ―――――
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C 2820 : 2008
3. 用語及び定義
JIS C 2802による。
4. 試験片
試験片は,次に示す寸法の標準試験片を用いる。
a) 試験片をブラシ材料から切り取るときは,厚さt,幅b及び長さlの各寸法(図1-1及び図2-1参照)
が,加圧方向又は押出し軸に対して的確な方向である必要がある。長さlは,プレス成形したブラシ
材料の場合は,加圧方向に対して垂直な方向とし,押出し成形したブラシ材料の場合は,押出し軸に
沿った方向でなければならない。
図 1-1 試験片の寸法と加圧方向との関係 図 1-2 試験片の測定面
図 2-1 試験片の寸法と押出し方向との関係 図 2-2 試験片の測定面
b) 標準試験片の寸法(厚さt×幅b×長さl)は,次による。
10 mm×10 mm×64 mm又は4 mm×8 mm×32 mm
――――― [JIS C 2820 pdf 4] ―――――
3
C 2820 : 2008
c) 試験片の厚さt及び幅bの許容差は±0.04 mm,長さlの許容差は±0.8 mmとする。試験片が多数あり,
測定項目にかさ密度を含んでいる場合は,長さlと厚さt及び幅bのいずれにも±0.04 mmの許容差を
適用した方がよい。
d) 試験片の厚さt×幅bの直角度を確保するため,角度の許容差は±15′とする。長さlに対して垂直な
側面の対向する二つの面の平行度は,0.04 mm以下とする。
e) 可能な場合には,試験片を製造済みのブラシから切り取ってもよい。試験片は,金型面又は押出し面
を完全に取り除き,表面を機械加工し,ブラシとして一般的な表面仕上げとする。
f) 製造済みのブラシから標準寸法の試験片を切り取ることができない場合は,受渡当事者間の協定に基
づき寸法を決定することができる。使用する試験片の寸法が小さくなると,取り扱いにくくなるため,
誤差が大きくなる可能性がある。
5. 測定項目
この項目で規定する測定項目は,かさ密度,硬さ,抵抗率,曲げ強さ,及び灰分とする。
5.1 かさ密度
かさ密度は,寸法質量法によって試験する。
5.1.1 試験装置 試験装置は,次による。
a) 少なくとも±0.01 mm以上の精度で試験片を測定するのに適したJIS B 7502に規定のマイクロメータ
又はJIS B 7507に規定のノギス。
b) 試験片の重さをグラム単位で測定するのに適した0.5 %以上の感度をもつはかり又は天びん。
5.1.2 試験片 試験片は4. によって採取する。
5.1.3 試験手順 試験手順は,次による。
5.1.1を用いて,試験片の厚さt,幅b及び長さlをミリメートル単位で小数点以下2けたまで測定する。
次に,試験片の質量をグラム単位で有効数字3けたまで測定する。
5.1.4 計算 式 (1) によって試験片の体積vを計算して,cm3の単位で表す。
v=t×b×l (1)
ここに, v : 体積 (cm3)
t : 試験片の厚さ (cm)
b : 試験片の幅 (cm)
l : 試験片の長さ (cm)
式 (2) によってかさ密度 bδを計算し,JISZ 8401の規定によって有効数字3けたに丸める(以下,数字
の丸め方はJIS Z 8401の規定による。)。
m
δb (2)
v
bδ : かさ密度 (g/cm3)
ここに,
m : 試験片(乾燥状態)の質量 (g)
v : 試験片(開気孔及び閉気孔を含む。)の体積 (cm3)
5.2 硬さ
硬さは,JIS B 7727に規定されたショア硬さ試験機を用いた反発法によって試験する。
ブラシ材料の硬さとブラシの研磨性とは,直接的な関係はないことが知られている。
5.2.1 試験装置 JIS B 7727に規定のショア硬さ試験機C形を基本として使用する。
なお,JIS B 7727に規定のショア硬さ試験機D形を用いてもよいが,この場合は,試験結果にその旨を
――――― [JIS C 2820 pdf 5] ―――――
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JIS C 2820:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60413:1972(MOD)
JIS C 2820:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2820:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7727:2000
- ショア硬さ試験―試験機の検証
- JISC1102-1:2007
- 直動式指示電気計器―第1部:定義及び共通する要求事項
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC2802:2003
- 電気機械用ブラシの寸法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方