JIS C 8105-2-22:2014 照明器具―第2-22部:非常時用照明器具に関する安全性要求事項 | ページ 7

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合否は,試験によって判定する。
E.7.13 常用電源が停電したとき,電池内蔵形可搬式非常時用照明器具は,その光源によって非常点灯モー
ドで点灯するか,又は表示器によって電池内蔵形可搬式非常時用照明器具の場所を示さなければならない。
表示器を使用するときは,その負荷は蓄電池の容量に対して,1時間当たり0.01It A以下とする。
合否は,試験によって判定する。
E.7.14 電池内蔵形可搬式非常時用照明器具には,蓄電池充電容量の残量が僅少である旨を警告する表示器
を備えてもよい。
E.7.15 電池内蔵形可搬式非常時用照明器具は,ベースユニットと一緒にして,十分な安定性をもたなけれ
ばならない。
合否は,電池内蔵形可搬式非常時用照明器具の可搬の部分を,通常で使用する中で最も不利な位置にし
て,水平面に対して15°で傾斜した面上に置いて,判定する。
このとき,電池内蔵形可搬式非常時用照明器具は,ベースユニットに保持されていなければならない。
照明器具に同こん(梱)する説明書は,安定性試験の結果を十分に考慮したものでなければならない。
構造物に恒久的に固定してあるベースユニット,及びクリップ又は同様の装置によって固定してある組
立物は,この箇条の試験を行わない。
E.7.16 電池内蔵形可搬式非常時用照明器具は,水平ではない面上で使用する又は置くときには,十分な安
定性をもち,作業域を照らさなければならない。
合否は,電池内蔵形可搬式非常時用照明器具の可搬の部分を,通常使用の最も不利な姿勢にして,水平
面に対し角度15°で傾斜した面上に置いて判定する。このとき,電池内蔵形可搬式非常時用照明器具は,
滑ったり転倒したりせず,目標とする作業域の照明を継続しなければならない。
E.8 切替動作
切替動作は,箇条22.18によるほか,次による。
組込みの手動スイッチをもつ電池内蔵形可搬式非常時用照明器具では,22.7.10の要求事項は除外する。
充電器のスイッチが照明器具を保持する部分に含まれる場合は,照明器具を保持している間,オフしな
いよう防止する考慮も,併せて行うことが望ましい。
E.9 高温動作
高温動作は,箇条22.19の規定を,周囲温度を40 ℃にして適用する。
E.10 温度試験
JIS C 8105-1の12.4及び12.5による通常動作及び異常動作を模擬する温度試験は,電池内蔵形可搬式非
常時用照明器具の可搬の部分,及び,もしあれば独立の制御装置を,艶消し黒に塗った木の床に置くか,
又は,つ(吊)り下げて,艶消し黒に塗った木の壁に当てて静止させるか,いずれか不利な方で行う。

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附属書JA
(規定)
非常灯及び誘導灯の分類及び表示
この附属書は,非常灯及び誘導灯の分類及び表示について規定する。
JA.1 非常灯
JA.1.1 非常灯の分類
非常灯の分類は,表JA.1による。
表JA.1−非常灯の分類
区分 分類 分類の方法
電源 電池内蔵形,電源別置形 非常時の点灯電源によって分類する。
点灯方式 併用形,専用形,組込形 通常時及び非常時に点灯する光源に
よって分類する。
非常時用の光源a) 白熱電球,蛍光ランプ,その他
非常時に点灯する光源の種類によっ
て分類する。
注a) この規格が発行された時点において,建築基準法では白熱電球及び蛍光ランプだけが
認められている。
JA.1.2 非常灯の表示
非常灯は,見やすいところに容易に消えない方法で,箇条22.6に規定する事項とともに,次の事項を表
示しなければならない。表示の耐久性は,JIS C 8105-1の3.4(表示に対する試験)の規定による。
a) 分類の区分 次によって分類を表示する。
1) 電源 電池内蔵形又は電源別置形である旨を表示する。
2) 点灯方式 専用形に限り,専用形である旨を表示する。
3) 非常時用の光源 非常時用の光源の大きさ及び個数を表示する。
b) 放電基準電圧(V) 電源別置形で,かつ,非常用光源が白熱電球のものを除き,放電基準電圧を表示
する。
c) 製造年
d) 製造業者名,商標又はその略号

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JA.2 誘導灯
JA.2.1 誘導灯の分類
誘導灯の分類は,表JA.2による。
表JA.2−誘導灯の分類
用途による区分 表示面の大きさによる区分 電源 保護構造に 非常時定格
区分 平均輝度及 表示面の 表示面の長 による よる区分 点灯時間に
び明るさの 縦寸法 辺と短辺と 区分 よる区分
記号a) の比
・避難口誘導灯 A級 A 400 mm以上 1 : 15 : 1 ・電池 ・普通 ・20分
・通路誘導灯 B級 BH 200 mm以上 内蔵 ・防水形 ・60分
BL 400 mm未満 ・電源 ・防爆形
C級 C 100 mm以上 別置
200 mm未満
通路誘導灯 B級 BH 200 mm以上 2 : 13 : 1
(床埋込み) BL 400 mm未満
C級 C 130 mm以上
200 mm未満
階段通路 −
誘導灯
客席誘導灯 − ・20分
注a) ,BH,BL及びCに応じた平均輝度及び明るさの要求が,表AAに規定されている。
JA.2.2 誘導灯の表示
誘導灯は,見やすいところに容易に消えない方法で,箇条22.6に規定する事項とともに,次の事項を表
示しなければならない。表示の耐久性は,JIS C 8105-1の3.4の規定による。
a) 分類 次によって分類を表示する。
1) 用途による区分を表示する。
2) 表示面の大きさによる区分に応じて,A級,B級,及びC級と表示をする。ただし,B級にあって
はBH又はBLの区分も表示する。
3) 電源による区分を表示する。
4) 非常時定格点灯時間による区分を,60分定格の場合だけ表示する。
5) 保護構造による区分を,防水形及び防爆形に限り表示する。防水形の場合の表示方法は,JIS C 8105-1
の3.2.6によるが,IPコード又はシンボル表示ではなく,区分名称(防雨形など)を表示してもよ
い。
b) 放電基準電圧(V)
c) 製造年
d) 製造業者名,商標又はその略号

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附属書JB
(参考)
非常時用照明器具の種類
この附属書は,この規格の適用範囲にある非常時用照明器具の種類を,次の観点から分類して示す。
− 非常時用照明器具と非常灯・誘導灯との関係
− 通常時及び非常時の点灯光源による分類
− 非常時の点灯電源による分類
なお,非常時用照明器具を用いる非常時用照明について,この規格では図JB.1のように規定している。
非常時用照明
(emergency lighting)
避難照明 高度危険作業域照明 スタンバイ照明
(high-risk task-area lighting)
(emergency escape lighting) (standby lighting)
図JB.1−非常時用照明の目的
JB.1 非常時用照明器具と非常灯・誘導灯との関係
この規格で規定する非常時用照明器具の中での,我が国の法令に適合する非常灯・誘導灯の位置付けを,
図JB.2に示す。
非常時用照明器具
(luminaires for emergency lighting)
一般の ◎ 非常灯 ◎ 誘導灯 内照式安全標識灯
非常時用照明器具 建築基準法適合 消防法適合 (internally illuminated safety sign)
電気用品安全法 非対象
◎階段通路誘導灯 ◎避難口誘導灯 ◎通路誘導灯 ◎客席誘導灯
非常時用照明機能 表示用 表示用 非常時用照明機能
注記 非常時用照明器具の名称の前に記号◎があるものは,我が国の法令に適合する。
図JB.2−非常時用照明器具と非常灯・誘導灯との関係

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JB.2 点灯方式(通常時及び非常時の点灯光源)による分類
通常時に点灯する光源及び非常時に点灯する光源による非常時用照明器具の分類を,図JB.3に示す。
非常時用照明器具
(luminaires for emergency lighting)
併用形 専用形 組込形
非常時用照明器具 非常時用照明器具 非常時用照明器具
(combined emergency luminaire)
(non-maintained emergency luminaire)
(maintained emergency luminaire)
図JB.3−通常時及び非常時の点灯光源による分類
JB.3 電源(非常時の点灯電源)による分類
非常時の点灯電源による分類を,図JB.4に示す。
非常時用照明器具
(luminaires for emergency lighting)
電源別置形 電池内蔵形
非常時用照明器具 非常時用照明器具具
(centrally supplied emergency luminaire)
(self-contained emergency luminaire)
図JB.4−非常時用電源による分類

――――― [JIS C 8105-2-22 pdf 35] ―――――

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JIS C 8105-2-22:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60598-2-22:2014(MOD)

JIS C 8105-2-22:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8105-2-22:2014の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC0448:1997
表示装置(表示部)及び操作機器(操作部)のための色及び補助手段に関する規準
JISC1609-1:2006
照度計 第1部:一般計量器
JISC7619:1999
蛍光ランプ用グロースタータ―一般及び安全性要求事項
JISC7622:2002
蛍光ランプ用グロースタータ―性能規定
JISC8105-1:2017
照明器具―第1部:安全性要求事項通則
JISC8105-5:2011
照明器具―第5部:配光測定方法
JISC8105-5:2021
照明器具―第5部:配光測定方法
JISC8147-2-12:2013
ランプ制御装置―第2-12部:直流又は交流電源用放電灯電子安定器の個別要求事項(蛍光灯電子安定器を除く)
JISC8147-2-13:2017
ランプ制御装置―第2-13部:直流又は交流電源用LEDモジュール用制御装置の個別要求事項
JISC8147-2-2:2011
ランプ制御装置―第2-2部:直流又は交流電源用低電圧電球用電子トランスの個別要求事項
JISC8147-2-7:2014
ランプ制御装置―第2-7部:非常時照明用制御装置の個別要求事項
JISC8702-1:2009
小形制御弁式鉛蓄電池―第1部:一般要求事項,機能特性及び試験方法
JISC8704-2-1:2019
据置鉛蓄電池―第2-1部:制御弁式―試験方法
JISC8704-2-2:2019
据置鉛蓄電池―第2-2部:制御弁式―要求事項
JISC8705:2019
ポータブル機器用密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池(単電池及び組電池)
JISC8708:2019
ポータブル機器用密閉型ニッケル・水素蓄電池(単電池及び組電池)
JISZ9101:2018
図記号―安全色及び安全標識―安全標識及び安全マーキングのデザイン通則
JISZ9103:2018
図記号―安全色及び安全標識―安全色の色度座標の範囲及び測定方法