この規格ページの目次
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C 8462-22 : 2016
7 分類
分類は,第1部の箇条7によるほか,次による。
表1に次を追加する。
7.101 接続ボックス内の端子又は7.101.1 一体形締付装置をもつ −
接続装置の取付方法 7.101.2 組込形端子又は接続装置
をもつ
7.101.3 端子又は接続装置を後で
取り付ける準備をもつ
7.101.4 固定なし(フローティング
端子又はフローティング接続装置
用)
8 表示
表示は,第1部の箇条8によるほか,次による。
8.1 第1部の8.1のj) の後に,次を追加する。
k) 一体形若しくは組込形の端子,又は接続装置をもつボックスの定格絶縁電圧(注記1参照)。
l) 定格接続容量又は定格電流(注記1及び注記2参照)。
m) ボックスに収める導体の最大数(注記1及び注記2参照)。
l) 及びm) は,7.101.4によって分類するボックスには任意とする。
n) 7.101.1又は7.101.2によって分類するボックス及びエンクロージャは,表101に規定する試験電流を
超えない適切な定格電流を表示する。
注記1 k),l) 及びn) の表示は次によるのがよい。
1) 一体形締付装置の場合は,k),l) 及びn) をボックス上に表示するのがよい。
2) 組込形端子又は接続装置では,k),l) 及びn) の項目をボックス上に表示する場合,又
は組込形端子若しくは接続装置上に表示する場合,設置中に視認できるのがよい。
3) 7.101.4によって分類するフローティング端子又は接続装置の空のボックスの場合は,l)
及びm) の項目は,ボックス上に表示する場合,その表示が設置時に視認できるのがよ
い。
注記2 製造業者は,l) 又はm) の一つ以上の組合せを,表示又は明示することがある。
8.101 記号を使用する場合は,次による。
電圧························································· V
定格接続容量············································· mm2又は□
定格電流··················································· A
9 寸法
寸法は,第1部の箇条9による。
10 感電保護
感電保護は,第1部の箇条10による。
――――― [JIS C 8462-22 pdf 6] ―――――
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11 接地の準備
接地の準備は,第1部の箇条11による。
12 構造
構造は,第1部の箇条12によるほか,次による。
12.1 第1段落の後に,次を追加する。
カバー又はカバープレートの取付手段が接続装置の取付けにも用いられている接続ボックスは,カバー
又はカバープレートを取り除いた後でも,接続装置を正しい位置に維持しなければならない。
適否は,目視検査で判定する。
12.101 接続ボックスは,導体の数又は断面積に関し,導体の正しい接続ができるようにJIS C 2814の規
格群の該当する第2部に規定する十分なスペースをもたなければならない。
適否は,最大断面積の導体を最大数取り付けて確認する。これが最悪条件でない場合は,最も不利な組
合せで確認する。
この試験は,12.102の試験と併せて行う。
7.101.4によって分類するボックスでは,試験は8.1のl) 及びm) の両方が表示されているか,又は明示
されている場合だけ行う。
12.102 端子又は接続装置の保持手段は,設置中及び通常の使用中に生じる機械的ストレスに耐えなけれ
ばならない。
適否は,使用される接続装置のタイプに応じて,JIS C 2814の規格群の該当する第2部に従って導体を
接続し判定する。
試験終了後,この部で規定する適合性を損なうような有害な変形,ひび割れ又は同様の損傷があっては
ならない。
12.103 7.101.1,7.101.2又は7.101.3によって分類する接続ボックスは,16.102の温度上昇の要求事項を満
たさなければならない。
13 劣化防止,固体の侵入及び水の有害な浸入からの保護
劣化防止,固体の侵入及び水の有害な浸入からの保護は,第1部の箇条13による。ただし,13.3.3の最
終段落は,次に置き換える。
供試体は,7.101.4によって分類する接続ボックスを除き,この箇条に従って実施する試験完了後の5分
以内に開始する14.3に規定する耐電圧試験に耐えなければならない。
14 絶縁抵抗及び耐電圧
絶縁抵抗及び耐電圧は,第1部の箇条14によるほか,次による。
14.2.101 一体形若しくは組込形の端子,又は接続装置をもつボックスの場合,測定は,次のように連続し
て行う。
接続装置の各締付装置は,最小断面積及び最大断面積の導体を交互に接続する。
絶縁抵抗は,直流電圧約500 Vを加えて測定し,電圧を加えた後1分間測定する。
a) 測定は,互いに接続した全ての締付装置と固定手段なしの接続装置の本体との間,又は互いに接続し
た全ての締付装置と固定手段をもつ接続装置の取付ベースとの間で行う。
b) 各締付装置と,固定手段なしの接続装置の本体に接続されたそのほか全ての部分との間,又は各締付
――――― [JIS C 8462-22 pdf 7] ―――――
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装置と,固定手段をもつ接続装置の取付ベースに接続されたそのほか全ての部分との間で行う。
シーリング材がある場合に効果的に試験できるように,金属はくを用いる。
15 機械的強度
機械的強度は,第1部の箇条15による。ただし,15.2.1は,次に置き換える。
15.2.1 ボックス及びエンクロージャは,90±5 ℃の温度の加熱庫の中に60分間置く。
その後,ボックス及びエンクロージャは,室温にまで冷ます。
試験の後,ボックス及びエンクロージャには,この規格で認められないような変形又は損傷があっては
ならない。
次に,ボックス及びエンクロージャは,ボックスの前部及び後部をカバーする十分な大きさの2枚の硬
質板の間に置く。板には衝撃を加えず500±5 Nの力を1分間±5秒間,ボックスの表面から後部に向かっ
て加える。
仕上げ表面の損傷,表102に規定する値を下回るほど沿面距離又は空間距離が減じない小さなへこみ,
及び感電及び水の有害な浸入に対する保護を損なわない小さな欠けは無視する。
これらの2回の試験中,ボックス及びエンクロージャは,製造業者の指示に従ってコンクリートの打設
時にボックス及びエンクロージャの機械的作用を向上させるための特別な部品(ある場合)を取り付ける。
試験のために,全ての特別な部品をボックス及びエンクロージャと併せて供給しなければならない。
16 耐熱性
耐熱性は,第1部の箇条16によるほか,次による。
16.101 絶縁材の部分をもつ接続装置は,十分な耐熱性がなければならない。
適否は,16.101.116.101.3の試験を行い判定する。
16.101.1 供試体又は供試体の部品を,85±2 ℃で加熱庫に1時間置く。
試験中に,それらはその後使用できなくなるようないかなる変化も受けてはならず,シーリング材が使
われている場合は,充電部分が露出するほどシーリング材が流れ出てはならない。
試験後,供試体がほぼ室温に戻った後,JIS C 0922のテストプローブBを,5 N以下の力で当てた場合
でも,供試体が通常の使用として取り付けられているときに通常接触できない充電部分への接触があって
はならない。
試験後,表示は読めなければならない。
16.101.2 通電部及び接地回路部を所定の位置に保持する必要のない絶縁材の部分は,それが接触している
場合でも,第1部の16.1に規定するボールプレッシャ試験を行う。その温度は,70±2 ℃,又は40±2 ℃
に16.102.4の試験中に該当部分に対して決定する最高温度上昇を加えた温度の,いずれか高いほうの温度
とする。
16.101.3 通電部及び接地回路部を所定の位置に保持する必要のある絶縁材の部分は,125±2 ℃の温度の
加熱庫内でボールプレッシャ試験を行う。
16.102 接続ボックスと一体となった接続装置は,通常の使用での温度上昇が16.102.4に規定する値を超
えることのないように構築しなければならない。
適否は,16.102.1又は16.102.3の試験で判定する。
16.102.1 一つ以上の締付装置をもつ単一端子の接続装置(図101参照)は,意図する方法で,かつ,最も
不利な条件で導体に接続しなければならない。
――――― [JIS C 8462-22 pdf 8] ―――――
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16.102.2 最大三つの隣接端子をもつ多極端子装置は,連続して接続する。単極接続装置を並行して取り付
けるようになっている場合は,三つの装置を規定する方法で設置し,互いに接続する(図102参照)。
16.102.3 接続は,その締付装置に適切な最大の断面積をもつ新しい硬質又はフレキシブル導体で行い,そ
の締付装置は,JIS C 2814の規格群の該当する部の規定に従って接続する。
導体の長さは,断面積が10 mm2以下の場合1 m,断面積が10 mm2を超える場合2 mとする。導体の長
さは,製造業者との協議によって短くすることができる。
16.102.4 温度上昇の測定は,試験を受けている装置が熱平衡に達したときに行う。通常,試験対象の部分
の温度が1 K/h以上増加しなければ温度は安定していると認める。装置には,定格接続容量を表示する場
合,試験中に対応する定格接続容量について,表101に規定する値をもつ交流電流を流す。定格電流を表
示する場合,定格電流を通電する。
温度は,色変化インジケータ又は熱電対で決定し,それらは決定される温度に,これらの手段がなるべ
く影響を与えないように選択し,設置する(例えば,導体に接触する金属部分の上に。)。
表101−定格接続容量と試験電流との関係
定格接続容量 試験電流
mm2 A
0.2 4
0.34 5
0.5 6
0.75 9
1 13.5
1.5 17.5
2.5 24
4 32
6 41
10 57
16 76
25 101
35 125
締付装置の通電部分の温度上昇は,45 K以下でなければならない。絶縁した器具の場合,導体の温度上
昇は,可能な限り締付装置に接近して測定する。
注記 16.101.2の試験の目的として,通電部及び接地回路部を所定の位置に保持する必要のない絶縁
材の外部部分の温度上昇は,それが接触している場合でも,決定する。
17 沿面距離,空間距離及びシーリング材を通した距離
沿面距離,空間距離及びシーリング材を通した距離は,表102に規定する値以下でなければならない。
この試験は,7.101.4によって分類するフローティング端子又は接続装置のボックスには適用しない。
――――― [JIS C 8462-22 pdf 9] ―――――
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表102−沿面距離,空間距離及びシーリング材を通した距離
定格電圧 沿面距離,空間距離及び
シーリング材を通した距離
V mm
130以下 1.5
130を超え250以下 3.0
250を超え450以下 4.0
450を超え750以下 6.0
750を超え 8.0
適否は,次の部分間を目視検査によって判定する。
a) 沿面距離及び空間距離
− 極性の異なる充電部間
− 充電部と次との間
・ 絶縁ライニングのない金属カバー及びボックス
・ ボックスを据え付ける表面
b) シーリング材を通した距離
− シーリング材で被覆した充電部とボックスを据え付ける表面との間
固定構造をもたない多極端子装置又は端子の保護手段は,充電部及び端子部に最大断面積の導体を取り
付けたとき,他の部分に接触する可能性がある全ての距離を測定する。
ボックスに多様な端子又は接続装置が取り付けられる場合は,最も不利な組合せで試験を行う。
18 異常温度及び炎に対する絶縁材の耐性
異常温度及び炎に対する絶縁材の耐性は,第1部の箇条18による。
19 耐トラッキング性
耐トラッキング性は,第1部の箇条19による。
20 耐食性
耐食性は,第1部の箇条20による。
21 電磁両立性(EMC)
電磁両立性は,第1部の箇条21による。
導体長さLは,断面積10 mm2以下の場合1 mとする。
導体長さLは,断面積10 mm2を超える場合2 mとする。
図101−単一端子の接続装置
――――― [JIS C 8462-22 pdf 10] ―――――
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JIS C 8462-22:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60670-22:2003(MOD)
- IEC 60670-22:2003/AMENDMENT 1:2015(MOD)
JIS C 8462-22:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8462-22:2016の関連規格と引用規格一覧
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- 規格名称
- JISC0365:2007
- 感電保護―設備及び機器の共通事項
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC0922:2002
- 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
- JISC2134:2007
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2134:2021
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
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- 屋内配線用電線コネクタ通則 ― 分離可能形
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
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- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
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- JISC8309:2019
- 金属製可とう電線管
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- 合成樹脂製可とう電線管
- JISC8430:2019
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管
- JISC8462-21:2016
- 家庭用及びこれに類する用途の固定電気設備の電気アクセサリ用のボックス及びエンクロージャ―第21部:懸架手段を備えたボックス及びエンクロージャに対する個別要求事項
- JISC8462-22:2016
- 家庭用及びこれに類する用途の固定電気設備の電気アクセサリ用のボックス及びエンクロージャ―第22部:接続用ボックス及びエンクロージャに対する個別要求事項
- JISC8463:1999
- 電気設備用電線管の外径及びねじ