JIS C 9108:2017 電気掃除機 | ページ 8

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B.3 注意事項
注意事項は,次による。
a) マイクロホンに気流による風圧がかからないようにする。
b) 電磁場の影響を受けないようにする。
c) 掃除機の振動がマイクロホンに入らないよう,十分に注意する。
d) 図B.1図B.3の配置で本体の排気口を塞ぎ,性能に影響を与える場合は,影響がない程度まで排気
口部を避けて測定する。
単位 mm
図B.1−床移動形及びホース付き携帯形の場合

――――― [JIS C 9108 pdf 36] ―――――

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単位 mm
図B.2−ほうき形の場合
単位 mm
図B.3−携帯形の場合

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附属書C
(参考)
じゅうたん床面における性能測定方法
C.1 砂除去性能試験
C.1.1 一般
試験は,C.1.8に示す測定方法によって実施し,C.1.9によって砂除去性能を決定する。
C.1.2 試験装置
試験装置は,図C.1による。
単位 mm
握り部中心のじゅうたん表面からの高さを,800±50 mmになるように調整する。
図C.1−試験装置

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C.1.3 試験砂
JIS Z 8901に規定する試験じんあいのうち,1種けい砂と3種けい砂とを,質量比9 : 1の割合で混合す
る。
C.1.4 試験用じゅうたん
C.1.4.1 試験用じゅうたんの種類及び品質
試験用じゅうたんは,次に示すものを使用する。この試験には,湿度が大きな影響を及ぼすため,じゅ
うたんは,試験を開始する前に3時間以上C.1.8 a)の測定条件に放置することが望ましい。
a) 種類 : ウィルトン
b) 色 : 濃い青色,単色
c) パイル : 毛100 %
d) パイルの長さ : 7 mm
e) サイズ : 500 mm(横方向)×1 500 mm(縦方向)
C.1.4.2 試験用じゅうたんの前処理
新品のじゅうたんには,遊び毛などがあるため,試験に使用する前には,じゅうたんをクリーニングし
て遊び毛が完全になくなるまで除去しなければならない。これは,高いじんあい除去能力をもち,新しい
集じん容器を装備した掃除機で20往復し,除去されたパイルの総量が0.10 g以下になったときに完全に除
去されたとみなす。
注記1 高いじんあい除去能力をもった掃除機とは,床用吸込具がモータで回転するブラシをもつも
ので,吸込仕事率500 W以上のものが望ましい。
じゅうたんは,次の手順によって前処理を行う。
a) 遊び毛処理用掃除機を用いて,速度0.5 m/sで図C.2の手順に従って,500サイクル行う。
注記2 遊び毛処理用掃除機とは,送風用電動機と機械的に接続する方式の回転ブラシをもつもの
である。
b) じゅうたんを3分間水に浸し,その後6分間脱水機で脱水する。じゅうたんを脱水機から取り出し,
じゅうたんの横の順目方向にC.1.5のローラを回転させず,1か所40回を全面にかける。じゅうたん
が完全に乾くまで,平らな状態で自然乾燥する。
c) 遊び毛処理用掃除機を用いて,速度0.5 m/sで図C.2の手順に従って,500サイクルかける。
d) .1.5のローラを用いて,速度0.5 m/sで1 000往復させる。

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Aの位置から開始し(1)(4)で1サイクルと数える。
図C.2−遊び毛処理の手順
C.1.5 ローラ
ローラは,直径70 mm,横幅500 mm,質量は15 kgとする。ローラは,スチール製で研磨することが望
ましい。ローラは,手で転がすためのハンドルを付けるか,又は電動装置で駆動する。
C.1.6 試験砂散布器
試験砂散布器は,孔径2.5 mm,孔数12個をもった容器で,試験範囲に試験砂を均等に散布できるもの
とする。
C.1.7 試験砂散布用枠ジグ
試験砂散布用枠ジグは,試験区域に均一に砂をまくために用いるものである(図C.4参照)。
C.1.8 測定方法
測定は,次の手順によって行う。
a) 測定条件 測定条件は,室温20±5 ℃,相対湿度(60±10)%,大気圧101.3±2.66 kPaとする。
b) 残留じんあいの除去 試験用じゅうたんを裏返しにして強くたたく。たたいた後,残留じんあい除去
用掃除機で,図C.3の手順に従って,3列各10往復させ,残留じんあいを除去する。
注記1 残留じんあい除去用掃除機とは,回転ブラシ,植毛ブラシなどがないもので,吸込仕事率
500 W以上のものが望ましい。

――――― [JIS C 9108 pdf 40] ―――――

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