JIS C 9613:2021 ヘヤドライヤ

JIS C 9613:2021 規格概要

この規格 C9613は、定格電圧が単相交流では300 V以下で,定格周波数が50 Hz及び/又は60 Hzであって,定格消費電力が1 500 W以下の送風装置及び電熱装置を内蔵した手持形ヘヤドライヤについて規定。ただし,スチーム式,アイロン式などの特殊な用途のヘヤドライヤは除く。

JISC9613 規格全文情報

規格番号
JIS C9613 
規格名称
ヘヤドライヤ
規格名称英語訳
Hairdryers
制定年月日
1969年12月1日
最新改正日
2021年9月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.170
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1969-12-01 制定日, 1972-11-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1976-12-01 改正日, 1980-02-01 確認日, 1990-08-01 確認日, 1994-10-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2006-06-20 確認日, 2007-03-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2021-09-21 改正
ページ
JIS C 9613:2021 PDF [25]
                                                                                   C 9613 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 運転性能及び形態・・・・[2]
  •  4.1 始動・・・・[2]
  •  4.2 電圧変動・・・・[2]
  •  4.3 消費電力・・・・[2]
  •  4.4 風速・・・・[2]
  •  4.5 騒音・・・・[2]
  •  4.6 風量・・・・[2]
  •  5 安全性能・・・・[3]
  •  5.1 温度・・・・[3]
  •  5.2 絶縁・・・・[4]
  •  5.3 漏れ電流・・・・[4]
  •  5.4 耐落下衝撃性・・・・[4]
  •  5.5 耐久性・・・・[5]
  •  5.6 スイッチ・・・・[5]
  •  5.7 コードの折曲げ・・・・[6]
  •  5.8 コード巻取収納機構の耐久性・・・・[6]
  •  6 構造・・・・[6]
  •  6.1 構造一般・・・・[6]
  •  6.2 充電部・・・・[7]
  •  6.3 電気絶縁物・・・・[8]
  •  6.4 配線・・・・[9]
  •  6.5 部品・・・・[10]
  •  7 材料・・・・[11]
  •  8 性能試験・・・・[12]
  •  8.1 標準試験条件・・・・[12]
  •  8.2 始動試験・・・・[12]
  •  8.3 電圧変動試験・・・・[12]
  •  8.4 消費電力試験・・・・[12]
  •  8.5 風速試験・・・・[12]
  •  8.6 騒音試験・・・・[13]
  •  8.7 風量の試験方法・・・・[14]
  •  9 安全性試験・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 9613 pdf 1] ―――――

           C 9613 : 2021

pdf 目次

ページ

  •  9.1 平常温度試験・・・・[15]
  •  9.2 異常温度試験・・・・[15]
  •  9.3 絶縁抵抗試験・・・・[16]
  •  9.4 耐電圧試験・・・・[16]
  •  9.5 漏れ電流試験・・・・[16]
  •  9.6 耐落下衝撃性・・・・[16]
  •  9.7 耐久性試験・・・・[16]
  •  9.8 スイッチ試験・・・・[16]
  •  9.9 コード折曲げ試験・・・・[17]
  •  9.10 コード巻取収納機構の耐久性試験・・・・[19]
  •  10 検査・・・・[19]
  •  10.1 形式検査・・・・[19]
  •  10.2 製品検査・・・・[19]
  •  11 製品の呼称・・・・[20]
  •  12 表示・・・・[20]
  •  12.1 製品表示・・・・[20]
  •  12.2 包装表示・・・・[20]
  •  13 使用上の注意事項・・・・[20]
  •  附属書A(規定)ヘヤドライヤ(タイプB)・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 9613 pdf 2] ―――――

                                                                                  C 9613 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本電機工業会(JEMA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本
産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 9613:2007
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 9613 pdf 3] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 9613 : 2021

ヘヤドライヤ

Hairdryers

1 適用範囲

  この規格は,定格電圧が単相交流では300 V以下で,定格周波数が50 Hz及び/又は60 Hzであって,
定格消費電力が1 500 W以下の送風装置及び電熱装置を内蔵した手持形ヘヤドライヤ(以下,機器という。)
について規定する。ただし,スチーム式,アイロン式などの特殊な用途のヘヤドライヤは除く。
この規格では,適用する基準によって次の異なるタイプのヘヤドライヤを,本体と附属書Aとに分けて
規定する。
a) タイプA : 我が国独自の基準を適用する。
b) タイプB : JIS C 9335-2-23の基準を適用する。
注記 我が国独自の基準とは,電気用品安全法の技術基準の解釈(別表第八基準)である。
なお,本体(タイプA)を適用する場合,附属書A(タイプB)の要求事項は適用しない。同様に附属
書A(タイプB)を適用する場合,本体(タイプA)の要求事項は適用しない。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 1509-2 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第2部 : 型式評価試験
JIS C 2520 電熱用合金線及び帯
JIS C 3301 ゴムコード
JIS C 3306 ビニルコード
JIS C 5101(規格群) 電子機器用固定コンデンサ
JIS C 8303 配線用差込接続器
JIS C 8358 電気器具用差込接続器
JIS C 9335-2-23 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-23部 : スキンケア又はヘアケア用
機器の個別要求事項
JIS C 9603 換気扇
JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第4節 : 引っかき硬度(鉛筆法)

――――― [JIS C 9613 pdf 4] ―――――

           2
C 9613 : 2021
JIS K 7202-2 プラスチック−硬さの求め方−第2部 : ロックウェル硬さ
JIS S 6006 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯
JIS Z 8731 環境騒音の表示·測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
発熱体
機器本体に内蔵され,送風装置で発生させた風を加熱するために,電熱装置に組み込まれた電熱線又は
半導体
3.2
送風装置
機器本体に内蔵され,羽根を回転させ,風を発生させる装置
3.3
脚,架台
手持形機器を,床又は卓上に置いたり,壁に掛けたりして使用するときの補助具

4 運転性能及び形態

4.1 始動

  始動は,8.2によって試験を行ったとき,羽根の位置に関係なく始動しなければならない。

4.2 電圧変動

  電圧変動は,8.3によって試験を行ったとき,支障なく運転が継続できなければならない。

4.3 消費電力

  消費電力は,8.4によって試験を行ったとき,定格消費電力の90 %110 %の範囲でなければならない。

4.4 風速

  風速は,8.5によって試験を行ったとき,毎秒5 m以上の速さでなければならない。

4.5 騒音

  騒音は,8.6によって試験を行ったとき,70 dB以下でなければならない。

4.6 風量

  風量は,8.7によって試験を行ったとき,取扱説明書などの添付文書に記載している表示値の90 %
110 %でなければならない。単位は,規定する風量の算出方法によって得た数値を“m3/min”で表示する。

――――― [JIS C 9613 pdf 5] ―――――

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JIS C 9613:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9613:2021の関連規格と引用規格一覧