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JIS D 4241:2000 規格概要
この規格 D4241は、自動車(二輪自動車,産業車両,建設車両及び農業機械を除く。)が積雪,凍結,ぬかるみなどの道路を走行するときに,滑り防止のため,タイヤに装着する鋼製タイヤチェーンについて規定。
JISD4241 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D4241
- 規格名称
- 路上走行用自動車―タイヤチェーン
- 規格名称英語訳
- Road vehicle -- Tyre chains
- 制定年月日
- 1958年3月29日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.99, 77.140.65, 83.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1958-03-29 制定日, 1961-03-29 確認日, 1964-02-01 改正日, 1967-01-01 確認日, 1967-09-01 改正日, 1971-01-01 改正日, 1973-03-01 改正日, 1976-03-01 確認日, 1977-10-01 改正日, 1982-03-01 改正日, 1987-01-01 確認日, 1988-01-01 改正日, 1993-11-01 改正日, 2000-12-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 4241:2000 PDF [19]
D 4241 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,タイ
ヤチェーンJIS工業会 (T. C. JIS. MFR. ASSN.) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS D 4241 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS D 4241 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 4241 : 2000
路上走行用自動車−タイヤチェーン
Road vehicle−Tyre chains
1. 適用範囲 この規格は,自動車(二輪自動車,産業車両,建設車両及び農業機械を除く。)が積雪,凍
結,ぬかるみなどの道路を走行するときに,滑り防止のため,タイヤに装着する鋼製タイヤチェーン(以
下,チェーンという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS G 3532 鉄線
JIS G 4106 機械構造用マンガン鋼鋼材及びマンガンクロム鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による(付図1参照)。
a) サイドチェーン サイドリンクを所要数連結したチェーン。サイドリンクの記号はAとし,記号に続
けて線径 (mm) を示す数字を付記する。
b) クロスチェーン クロスリンクを所要数連結したチェーン。クロスリンクの記号はBとし,記号に続
けて線径 (mm) を示す数字を付記する。
c) コネクタ クロスチェーンをサイドチェーンに取り付ける金具。コネクタの記号はCとし,記号に続
けて線径 (mm) を示す数字を付記する。
d) エンドリンク サイドチェーンの一端に板フックを取り付けるためのリンク。エンドリンクの記号は
Dとし,記号に続けて線径 (mm) を示す数字を付記する。
e) フック サイドチェーンの一端と,調整リンクとを連結するための金具。板フック(記号はE),かぎ
形線フック(記号はG)及びかぎ形板フック(記号はH)がある。記号に続けて組み合わされるサイ
ドリンクの線径 (mm) を示す数字を付記する。一般にこの数字が同じものを組み合わせるが,E5は
A6と,E7はA8と組み合わされることもある。
f) ストッパ 板フックが外れないようにするための金具。ストッパの記号はFとし,記号に続けて線径
(mm) を示す数字を付記する。ただし,F6の線径は5mm,F9の線径は8mmとする。
g) 調整リンク 同一の呼びのチェーンを数種類のタイヤに使用するために,サイドチェーンの長さを調
整するためのリンク。
――――― [JIS D 4241 pdf 2] ―――――
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D 4241 : 2000
4. 種類 チェーンの種類は,チェーンの形状及び太さの呼びによって,表1に示す15種類に分類する。
表1 チェーンの種類
太さの呼び 形状
1(シングル形) 3(トリプル形)
45 451(付表 1)453(付表 2)
46 461(付表 3) −
56 561(付表 4)563(付表 5)
57 571(付表 6)573(付表 7)
67 671(付表 8)673(付表 9)
78 781(付表10) 783(付表11)
89 891(付表12) 893(付表13)
90 901(付表14) 903(付表15)
備考1. 括弧内に示す付表は,チェーンの諸元を
示す。
2. チェーンの種類は,チェーンの太さの呼
び(5.3.4参照)とチェーンの形状を表
す記号(5.3.2参照)とによって表す。
例
5. 品質
5.1 性能
5.1.1 外観 チェーンには割れがなく,有害なとがり,ばりなどがあってはならない。
5.1.2 表面硬さ クロスリンクの表面硬さは,表2による。
表2 表面硬さ
クロスリンク記号 表面硬さ
B5 76 HRA以上
B6
B7
B8 50 HRC以上
B9
B10
5.1.3 強さ チェーンの強さは,次による。
a) 破壊強さ サイドチェーンとエンドリンクとを連結し,表3に示す引張荷重を加えたとき,破壊して
はならない。
表3 破壊強さ
単位kN
引張荷重
サイドリンク及びエンドリンク
記号
A4及びD4 6.0
A5及びD5 10.0
A6及びD6 14.0
A7及びD7 20.0
A8及びD8 24.0
A9及びD9 32.0
――――― [JIS D 4241 pdf 3] ―――――
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D 4241 : 2000
b) 耐力強さ サイドチェーン,エンドリンク,板フック,ストッパ及びかぎ形線フック又はかぎ形板フ
ックを表4に示す組合せによって連結し,それぞれ表4に示す引張荷重を加えたとき,著しい変形が
なく,また永久伸びは,1%以内でなければならない。
表4 耐力強さ
単位kN
サイドリンク,エンドリンク,板フック,ストッパ, 引張荷重
かぎ形線フック,かぎ形板フック
記号
A4,D4,E4及びF4 3.0
A4及びG4
A4及びH4
A5,D5,E5及びF5 5.0
A5及びG5
A5及びH5
A6,D6,E5及びF6 7.0
A7,D7,E7及びF7 10.0
A8,D8,E7及びF8 12.0
A9,D9,E9及びF9 16.0
5.2 構造 チェーンの構造は,次のとおりとする。
a) チェーンの構造は,タイヤに容易に着脱できるものでなければならない。
b) チェーンの構成は,サイドチェーン,クロスチェーン,コネクタ,エンドリンク,板フック,ストッ
パ及びかぎ形線フック又はかぎ形板フックの組合せからなる。それらの連結の仕方の例を付図1に示
す。
c) チェーンの構成部品の形状及び寸法を,付図2に示す。ただし,許容差がない寸法は,参考寸法とす
る。
d) チェーンの構成部品の組合せ方は,付表16による。
e) シングル形のクロスチェーンは,付図1に示すように,サイドチェーンのエンドリンク側の初めのリ
ンクに連結してから4リンク目ごとに所定の段数を連結する。
なお,かぎ形線フック又はかぎ形板フックを用いるときには,サイドチェーンのかぎ形線フック又
はかぎ形板フック側の2リンク目からの連結とする。
f) トリプル形のクロスチェーンは,付図1に示すように,中央のサイドチェーンに対して2リンク目ご
とに交互に所定の段数を連結する。
g) チェーンの種類451,461及び561については,片側(1)だけ,かぎ形線フック又はかぎ形板フックを用
いることができる。
h) チェーンの構成部品は,互いに確実に連結され,しかも円滑に動かなければならない。
注(1) 自動車に装着したときの内側
5.3 形状及び寸法
5.3.1 チェーンの諸元 チェーンの種類とチェーンの大きさとの組合せに対するクロスチェーン及びサ
イドチェーンの諸元は,付表115のとおりとする。
5.3.2 チェーンの形状 チェーンの形状は,用途によって表5に示すとおりとする(付図1参照)。
――――― [JIS D 4241 pdf 4] ―――――
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D 4241 : 2000
表5 チェーンの形状
形状 用途 区分
1 単輪用 シングル形
3 複輪用 トリプル形
5.3.3 チェーンの大きさ チェーンの大きさは,クロスチェーンのリンク数と段数とによって表し,表6
のとおりとする。
表6 チェーンの大きさ
クロスチェーンのクロスリンク数 クロスチェーンの段数
8 9 10 11 12 13 14 15
6 68 69 60 61 62 − − −
7 78 79 70 71 72 73 − −
8 88 89 80 81 82 83 84 85
9 98 99 90 91 92 93 94 95
10 08 09 00 01 02 03 04 05
11 18 19 10 11 12 13 14 −
12 28 29 20 21 22 23 24 −
13 38 39 30 31 32 33 34 −
備考 チェーンの大きさは,クロスチェーンのクロスリンク数とこれに続くクロスチ
ェーンの段数とで表す。ただし,クロスチェーンのクロスリンク数又はクロス
チェーンの段数が,2けたのものについては,1位の数字で表す。
5.3.4 チェーンの太さ チェーンの太さの呼びは,サイドチェーンの線径とクロスチェーンの線径との組
合せによって表し,表7に示すとおりとする。
表7 チェーンの太さ
単位mm
太さの呼び サイドチェーンの線径 クロスチェーンの線径
45 4 5
46 4 6
56 5 6
57 5 7
67 6 7
78 7 8
89 8 9
90 9 10
――――― [JIS D 4241 pdf 5] ―――――
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JIS D 4241:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.160 : タイヤ > 83.160.10 : 自動車用タイヤ
- 77 : 金属工学 > 77.140 : 鉄及び鋼製品 > 77.140.65 : 鋼線,ワイヤロープ及びリンクチェーン
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.99 : その他の自動車システム
JIS D 4241:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3505:2017
- 軟鋼線材
- JISG3532:2011
- 鉄線
- JISG4106:1979
- 機械構造用マンガン鋼鋼材及びマンガンクロム鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法