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D 9419 : 2010
表3−ハブの縦振れ及び横振れ
単位 mm
種類 縦振れ 横振れ
ハブブレーキ 0.8以下a) 0.6以下
ハブギヤ及びハブダイナモb) 0.6以下 0.6以下
上記以外のハブ 0.3以下 0.5以下
注a) ブレーキドラムのつば先端の縦振れとする。
b) アルミ鍛造品で,表面を切削仕上げをしていないもの
は除く。
c) コースタハブは,使用状態に組み付けたとき,JIS D 9301又はJIS D 9302の制動性能の規定に適合し
なければならない。
d) ハブブレーキは,JIS D 9414のハブ部を制動するブレーキの性能の規定に適合しなければならない。
e) ハブダイナモの発電機能にかかわる性能は,JIS C 9502の規定に適合しなければならない。
f) フリー取付けねじ部,又はブレーキ取付けねじ部がある後車輪用のハブは,図1のように測定したと
き,測定箇所における横振れ及び縦振れは,それぞれ0.3 mm以下でなければならない。
単位 mm
図1−フリー取付けねじ部及びブレーキ取付けねじ部の振れの測定
g) ユニットハブの各部の振れは表4,ハブギヤ及びコースタハブの駆動体の振れは,表5による。
表4−ユニットハブのギヤ台及びフリー小ギヤの振れ
単位 mm
区分 測定箇所 ハブ軸及びハブ体を ハブ軸を固定し,ギヤ 両測定値の和
固定し,ギヤ台又は 台又はフリー小ギヤ
フリー小ギヤを回転 を停止し,ハブ体を回
させた場合 転させた場合
横振れ 縦振れ 横振れ 縦振れ 横振れ 縦振れ
ギヤ台 小ギヤ付きの 歯底部 0.3以下 0.4以下 0.3以下 0.4以下 0.5以下 0.7以下
もの
小ギヤ付きで 図2に示
ないもの す箇所
フリー小ギヤ 歯底部 0.4以下 0.4以下 0.3以下 0.7以下 0.6以下
――――― [JIS D 9419 pdf 6] ―――――
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D 9419 : 2010
単位 mm
図2−ギヤ台の振れの測定
表5−ハブギヤ及びコースタハブの駆動体の振れ
単位 mm
区分 測定箇所 横振れ 縦振れ
駆動体 小ギヤ付きのもの 歯底部 0.4以下 0.4以下
小ギヤ付きでないもの 図3に示す箇所
注記 振れの測定は,測定具を駆動体に取り付け,ハブ軸を固定し,ハブ体を停止し,小ギヤ
又は測定具を回転させて測定する。ただし,コースタハブでは,軸を固定し駆動方向に
回転させて測定する。
単位 mm
図3−駆動体の振れの測定
h) 図4に示す玉押しの外周軸線とねじ穴軸線との偏心は,0.3 mm以下とする。
図4−玉押しの外周軸線とねじ穴軸線との偏心
――――― [JIS D 9419 pdf 7] ―――――
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D 9419 : 2010
i) ハブは,9.3の試験を行ったとき,玉当たり部,その他のすれ合う部分に,はく離,著しい磨耗,その
他有害な欠点を生じてはならない。
j) コースタハブは,駆動体の逆転が1/3回転以内で制動が効き始め,正転したときに制動が解除されな
ければならない。
k) ユニットハブのがたは,ハブ体を固定し,小ギヤの歯に軸方向の力を加えて動かしたときに,歯底側
面で0.3 mm以下とする。ただし,小ギヤ付きでないハブの測定位置は,半径25 mmの位置とする。
l) クイックレリーズハブの性能は,次による。ただし,カムレバーの操作力は,先端から5 mmの位置
に加える。
1) カムレバーを操作してフレームに車輪を固定するときに,適正な車輪固定力を得るための操作力は,
200 N以下でなければならない。
2) クイックレリーズハブを使用した前車輪及び後車輪のフレームへの固定力は,JIS D 9301の規定に
よる。
3) 固定位置にあるカムレバーを操作して車輪の締付けを解除するのに必要な操作力は,50 N以上でな
ければならない。
8 構造
ハブの構造は,次による。
a) つばのスポーク穴は,左右半ピッチずつずれて交互にあいていなければならない。ただし,つばの形
状,大きさ又はスポーク穴の形状によっては,適宜にずれてもよい。
b) つばのスポーク穴には,面取りを施す。ただし,軽合金製のつばは,この限りでない。
c) ハブギヤは,使用状態に組み付けたとき,歯数比の切換えが確実で,かつ,作動が円滑でなければな
らない。
d) 小ギヤ付きのハブは,JIS D 9418に規定する小ギヤを用いる。
e) ハブに使用する鋼球は,JIS D 9418の附属書Bに規定する鋼球,又はこれと同等以上の性能をもつも
のを用いる。
f) クイックレリーズハブは,適正な車輪固定力が得られるように調整できなくてはならない。また,カ
ムレバーは,形状及び表示によって装置が車輪を固定する状態であるか否かを容易に識別できる構造
でなくてはならない。
9 試験方法
9.1 接合部又は圧入結合部の強度試験
ハブの片側のつば部を固定し,もう一方のつば部に普通前ハブは10 N・m,普通前ハブを除くハブは35 N・
mのトルクを加えたとき,接合部又は圧入結合部の動きなどの異常の有無を調べる。
9.2 ハブギヤ,ユニットハブ及びコースタハブの駆動部の強度試験
ハブ体の右つば部を固定し,駆動体,ギヤ台又はフリー小ギヤ1) に,駆動方向に200 N・m(幼児用は
100 N・m)のトルクを加えたとき,駆動部の破損の有無を調べる。ただし,左つば又はハブ体を固定して
もよい。
なお,歯数が20未満のフリー小ギヤ付きのハブは,ハブ体の右つば部を固定し,フリー小ギヤにチェー
ンを掛けて,駆動方向に5 kN(幼児車用は2 kN)の力で引っ張る。
注1) ギヤ台と小ギヤとが一体になった構造のもの。
――――― [JIS D 9419 pdf 8] ―――――
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D 9419 : 2010
9.3 ハブの動的強度試験
ハブ軸を固定し,前車輪用ハブはハブ体に1 200 Nの力をかけ,後車輪用ハブはハブ体に1 800 Nの力を
かけ,毎分250回で10万回転し,試験後,玉当たり部,その他のすれ合う部分に,はく離,著しい磨耗,
その他有害な欠点がないか調べる。
10 形状及び寸法
ハブの形状及び主な寸法の例を図5図11及び附属書Aに,つばのスポーク穴部の寸法は表6による。
なお,許容差の記入がない寸法は,推奨寸法を示す。
ねじは,JIS B 0225の規定による。また,JIS B 0205-1JIS B 0205-4の規定によるねじを用いてもよい。
その許容限界寸法及び公差は,JIS B 0209-1JIS B 0209-3に規定する公差域クラス6H/6g以上とする。
なお,ハブにフリーホイール及びブレーキを取り付ける部分のねじは,JIS B 0225のBC1.37とする。た
だし,受渡当事者間の協定によって,JIS D 9418の附属書Aに規定するねじを用いてもよい。
表6−スポーク穴部の寸法
単位 mm
a) 引掛け穴
穴部 板厚 適応するスポ 用途 材料
a b t ークの呼びb)
4.5 2.0 +0.4 2.3又は2.5 No.15 後車輪用ハブ 鋼製
0 3.0又は3.4 No.14/15 軽合金製
2.3 2.3又は2.5 No.14 鋼製
3.0又は3.4 No.14/15 軽合金製
4.7 2.5 2.3又は2.5 No.13 鋼製
3.0又は3.4 軽合金製
5.4 2.8 2.3又は2.5 No.12 鋼製
3.0又は3.4 軽合金製
注a) −A 断面の面取り部の形状は,b)通し穴の図による。
b) IS D 9420による。
――――― [JIS D 9419 pdf 9] ―――――
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D 9419 : 2010
表6−スポーク穴部の寸法(続き)
単位 mm
b) 通し穴
穴径 面取径 面取角 板厚 適応するスポ 用途 材料
d D α° t ークの呼び
2.3 +0.4 3.5 105 2.3又は2.5 No.15 前車輪用ハブ 鋼製
0 − − 3.0又は3.4 No.15/16 軽合金製
3.5 105 2.3又は2.5 後車輪用ハブ 鋼製
− − 3.0又は3.4 軽合金製
2.5 3.5 105 2.3又は2.5 No.14 前車輪用ハブ 鋼製
No.15/16
− − 3.0又は3.4 No.14 前車輪用ハブ 軽合金製
4.0 105 2.3又は2.5 No.15/16 後車輪用ハブ 鋼製
− − 3.0又は3.4 軽合金製
2.8 +0.4 4.0 105 2.3又は2.5 No.13 前車輪用ハブ 鋼製
0 − − 3.0又は3.4 軽合金製
4.0 105 2.3又は2.5 後車輪用ハブ 鋼製
− − 3.0又は3.4 軽合金製
3.1 +0.4 4.5 105 2.3又は2.5 No.12 前車輪用ハブ 鋼製
0 − − 3.0又は3.4 後車輪用ハブ 軽合金製
11 めっき又は防食処理
ハブのめっき又は防食処理は,次による。
a) ニッケルめっき又はニッケル−クロムめっきを施したハブは,JIS H 8617に規定する2級以上とする。
ただし,かど部,ねじ部及びめっき後加工を施した部分には適用しない。
b) 組立後,外部に現れるめっきを施さない部分には,適切な防食処理を施さなければならない。ただし,
耐食性材料を使用する場合はこの限りでない。
12 外観
ハブの外観は,次による。
a) めっきを施した面には,著しいきず,素地の露出,素地の研磨不良,はがれ,さび,その他著しい欠
点があってはならない。
なお,組立後,外部に現れる部分には,めっきむらがあってはならない。
b) めっきを施さない面には,さび,割れ,著しいきず,その他の著しい欠点があってはならない。
――――― [JIS D 9419 pdf 10] ―――――
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JIS D 9419:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4210:1996(MOD)
- ISO 6697:1994(MOD)
- ISO 6698:1989(MOD)
- ISO 8098:2002(MOD)
JIS D 9419:2010の国際規格 ICS 分類一覧
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- JISB0209-1:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
- JISB0209-2:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
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