この規格ページの目次
9
G 0587 : 2007
12
6
感感
度
度補
補正
正量 0
量
dB
(dB
) -6
-12
2 2.8 4 5.6 8
(mm)
対比試験片平底穴直径
mm
対比試験片平底穴直径
図8−対比試験片の平底穴の直径と感度補正量
g) 横穴を用いて平底穴の直径に換算した場合,換算した直径が4 mmと異なる場合は,平底穴の直径に
応じて,図8の感度補正量を用いて感度を補正する。
h) 鍛鋼品及び対比試験片の超音波減衰の程度が,探傷範囲の最大ビーム路程の距離において3 dBを超え
る場合は,この超える量(dB)を検出レベルを定めた感度に加えて減衰補正を行う。
i) e)による曲率補正量とg)による感度補正量との合計が3 dB以下の場合には,e)及びg)の補正は行わな
くてもよい。
j) このようにして定めた感度を探傷感度とする。
9.3.3 検出しなければならない最小単独きずの等価きず直径が4 mmと異なる場合の探傷感度
図7の感度補正量を用いて探傷感度を補正する。
10 きずの記録及び評価方法
10.1 記録しなければならない試験結果
きずエコーの高さ,底面エコーの低下量など,鍛鋼品の評価に必要な記録事項については,あらかじめ
受渡当事者間で協定する。特に指定のある場合を除き,一般に,次に示す試験結果を記録する。
a) 等価きず直径が4 mmを示す検出レベルを超える単独きずエコーについては,最大エコー高さ(検出
レベルに対するdB値)及びきずの位置。
b) 密集きずエコーについては,それぞれの最大エコー高さ,きずの位置及び分布並びに代表的な探傷図
形。
c) 表B.1に示す1類又は2類の等価きず直径に相当する単独きずエコーを検出した場合には,底面エコ
ーの低下量(BG/BF)のdB値。ただし,(BG/BF)≦6 dBの場合は,6 dB以下と記録する。
d) きずによる底面エコーの低下量で評価する場合は,表B.2に示す底面エコーの低下量(BG/BF)のdB
値。
10.2 きずの評価方法
垂直探傷試験によるきずの分類は,附属書Bによって行う。
10.2.1 きずエコー高さで評価する場合
――――― [JIS G 0587 pdf 11] ―――――
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G 0587 : 2007
a) 底面エコー方式の場合は,きずエコー高さ(F)と健全部の第1回底面エコー高さ(BG)との比(F/BG)
の値をdB単位で測定し,感度調整に使用したDGS線図によって等価きず直径を求める。
b) 試験片方式の場合は,検出レベルに対するきずエコー高さをdB単位で測定し,図9に示す換算図に
よって等価きず直径を求める。
き 30
ず
エき
コず 20
ーエ
高コ
│
さ高
/さ 10
検/
出検
出
レレ
ベ 0
ベ
ルル
(dB) dB
-10
2 3 4 5 6 8 10 16
等価欠陥直径 mm(mm)
等価きず直径
図9−試験片方式による場合のきずエコー高さから等価きず直径への換算図
c) 9.2の探傷感度の調整によって,超音波減衰の補正を行った場合は,減衰補正を行ってから等価きず直
径を求める。
d) きずエコー高さで評価する場合は,等価きず直径を求め,表B.1によってきずの分類を行う。
10.2.2 きずによる底面エコーの低下量で評価する場合
a) 健全部の第1回底面エコー高さ(BG)ときずエコーが認められる部位の第1回底面エコー高さ(BF)
との比(BG/BF)(dB)によって評価する。
b) きずの分類は,表B.2によって行う。
11 報告
11.1 一般事項
鍛鋼品の試験を行った場合,次に示す項目について記録し,報告しなければならない。あらかじめ受渡
当事者間で取り決めた場合はその協定による。
11.2 試験期日及び試験技術者
a) 試験年月日
b) 試験技術者名
11.3 鍛鋼品
a) 品名
b) 製造業者又はその略号
c) 製造番号
d) 注文番号
e) 材質
――――― [JIS G 0587 pdf 12] ―――――
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G 0587 : 2007
f) 図面番号
g) 主要部の寸法
h) 探傷面の粗さ
i) 探傷時期
11.4 探傷装置
a) 超音波探傷器の形式及び製造業者又はその略号
b) 探触子の特性(公称周波数,振動子材料,公称寸法,屈折角及びQ値)
11.5 試験条件
a) 対比試験片
b) 基準ノッチの寸法と位置(斜角探傷試験の場合)
c) 試験方法(垂直探傷試験,斜角探傷試験の別)
d) 探傷方式(底面エコー方式,試験片方式の別)
e) 探傷感度
f) 探傷方向及び探傷範囲
g) 接触媒質の種類
h) 減衰補正
i) その他必要と認められる事項
11.6 試験結果
a) 規格番号
b) きずの位置,等価きず直径又は最大エコー高さ,及び分布状態
c) きずの分類
d) きずによる底面エコーの低下量
e) その他(減衰係数など)
――――― [JIS G 0587 pdf 13] ―――――
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G 0587 : 2007
図10−DGS線図(公称周波数 : 1 MHz,振動子の公称直径 : 20 mm)
図11−DGS線図(公称周波数 : 1 MHz,振動子の公称直径 : 24 mm)
――――― [JIS G 0587 pdf 14] ―――――
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G 0587 : 2007
図12−DGS線図(公称周波数 : 1 MHz,振動子の公称直径 : 28 mm)
図13−DGS線図(公称周波数 : 1 MHz,振動子の公称直径 : 30 mm)
――――― [JIS G 0587 pdf 15] ―――――
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JIS G 0587:2007の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 0587:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISG0431:2009
- 鉄鋼製品の雇用主による非破壊試験技術者の資格付与
- JISG0431:2021
- 鉄鋼製品の雇用主による非破壊試験技術者の資格付与
- JISK2238:1993
- マシン油
- JISZ2300:2009
- 非破壊試験用語
- JISZ2300:2020
- 非破壊試験用語
- JISZ2305:2013
- 非破壊試験技術者の資格及び認証
- JISZ2345:2000
- 超音波探傷試験用標準試験片
- JISZ2352:2010
- 超音波探傷装置の性能測定方法