10
G 1641 : 1998
m4j : j番目の小口試料の質量 (kg)
mvj : j番目の小口試料のインクリメント個数
c) 大口試料について粒度 (%) を測定した場合は,各粒度区分について式(6)によって粒度 (%) を計算し,
小数第2位まで求める。
m5
= 100 (6)
m6
ここに, m5 : 大口試料の粒度区分の質量 (kg)
m6 : 大口試料の質量 (kg)
10.2 コンサインメントの粒度の決定 コンサインメントの粒度の決定は,コンサインメントの各粒度区
分の粒度 (%) は,10.1で求めた値の小数第2位を,JIS Z 8401によって丸めて小数第1位で表す。
粒度 (%) の計算値が0.05%以下の場合は,トレース (tr) で表す。粒度 (%) の合計が100%にならない
場合,100%への補正は行わない。補正を行わない場合の粒度測定記録の例を表7に示す。
表7 粒度測定記録(例)
測定 製品 コンサインメント
場所 製造会社 コンサインメント名 船名
所属 種 類 フェロシリコン コンサインメントの質量250t 測定者
測定者 到着時の状態 乾燥状態 良 粒度試験試料の質量 80kg
年月日 荷役開始年月日
試料調製の詳細 : インクリメントごとに粒度測定
インクリメ 粒度区分 粒度区分ごとの質量 kg ふるい分けの詳 ふるい枠の 摘要
ント番号 mm 細 大きさ
採取質量 +100 −100+50 −50+31.5 −31.5
kg
1 80.2 0 59.3 12.5 8.4 +100mm 600mm×
2 82.5 0 61.2 13.7 7.6 手動単体 600mm
3 83.6 0 65.7 11.6 6.3 −50+31.5mm
4 79.5 0 60.0 11.8 7.7 手動
5 84.7 0 60.8 14.3 9.6
6 79.7 0 59.6 12.1 8.0
7 78.8 0 60.4 10.9 7.5
8 80.6 0 62.7 10.1 7.8
9 78.4 0 61.5 9.8 7.1
10 81.3 0 61.6 10.7 9.0
11 79.9 0 59.9 11.3 8.7
12 82.4 0 58.2 13.1 11.1
13 81.5 0 58.4 12.4 10.7
14 81.3 0 61.0 10.7 9.6
15 83.3 0 59.8 12.4 11.1
16 80.5 0 57.4 12.9 10.2
17 84.4 0 58.5 14.1 11.8
18 85.3 0 58.0 15.1 12.2
19 82.6 0 57.4 14.5 10.7
20 81.8 0 59.0 13.2 9.6
合計 1 632.3 0 1 200.4 247.2 184.7
粒度計算値 % 0 73.54 15.14 11.31
コンサインメントの粒度 % 73.5 15.1 11.3
11. 機械ふるい分け方法 機械ふるい分け方法は,次による。
――――― [JIS G 1641 pdf 11] ―――――
11
G 1641 : 1998
11.1 連続式ふるい分け機
a) ふるいの配置 −150mm製品の場合のふるいの配置の例を,図2,図3及び図4に示す。
図2 1段1駆動の例 図3 多段1駆動の例
図4 多段多駆動の例
b) ふるい面の運動 通常用いられる連続式ふるい分け機は,振動式で,垂直面での運動は円形,だ円形
又は直線往復運動であるが,次の条件を満足するものとする。
1) 試料が層状になり,かつ,粗粒が上部に,細粒が下部に集まるようにする。
2) ふるい目を粒子が通過しやすいようにする。
3) 粒子が反転しながら,あらゆる方向でふるい目に接するようにする。
4) ふるい面に沿って試料が確実に進むようにする。
5) ふるいの目詰まりを防止する。
11.2 非連続式段重ねふるい分け機
a) ふるいの配置 ふるいの配置は,図5による。
――――― [JIS G 1641 pdf 12] ―――――
12
G 1641 : 1998
b) ふるい面の運動 連続式ふるい分け機の条件をほとんど適用できるが,試料をふるい面全般に広げる
ために水平面での左右又は円形運動が主体となる。ふるいの片側に試料が滞留するような運動は避け
なければならない。このため次のような方法が適用される。
1) 周期的に傾斜が変わる回転円板上に段重ねふるいを置き,それによってふるいを周期的に傾け,試
料を左右に動かす。
2) 手動ふるいと同様に,渦巻運動をふるいに与える。
段重ねふるい分けは,ふるい上残留物の取り出し,ふるい面の清掃の機会が多いため,目詰まり
の防止よりもふるい分け効率の向上に重点をおき,振幅を小さく(例えば3mm以下)振動数を大
きくすることができる。
図5 非連続式段重ねふるい(例)
――――― [JIS G 1641 pdf 13] ―――――
13
G 1641 : 1998
JIS G 1641(フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法)改正原案作成委員会 構成
表
氏名 所属
(主査) 川 口 外 秋 日本鋼管株式会社
八 田 正 治 株式会社神戸製鋼所
樋 田 登喜夫 社団法人日本海事検定協会
平 本 克 房 海外貨物検査株式会社
長 野 研 一 新日本製鐵株式会社
山 本 哲 男 川崎製鉄株式会社
鎌 田 遼 日本電工株式会社
鈴 木 邦 輝 日本重化学工業株式会社
円城寺 輝 行 昭和電工株式会社
脇 田 信 雄 日本重化学工業株式会社
熊 本 俊 一 川崎製鉄株式会社
林 明 夫 通商産業省基礎産業局
大 嶋 清 治 通商産業省工業技術院
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
(関係者) 増 田 正 純 通商産業省工業技術院
(事務局) 奥 山 満 之 日本フェロアロイ協会
今 野 尚 雄 前日本フェロアロイ協会
JIS G 1641:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4551:1987(MOD)
JIS G 1641:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 1641:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1501:1998
- フェロアロイのサンプリング方法通則
- JISG2301:1998
- フェロマンガン
- JISG2302:1998
- フェロシリコン
- JISG2303:1998
- フェロクロム
- JISG2304:1998
- シリコマンガン
- JISG2306:1998
- フェロタングステン
- JISG2307:1998
- フェロモリブデン
- JISG2308:1998
- フェロバナジウム
- JISG2309:1998
- フェロチタン
- JISG2310:1986
- フェロホスホル
- JISG2311:1986
- 金属マンガン
- JISG2312:1986
- 金属けい素
- JISG2313:1998
- 金属クロム
- JISG2314:1986
- カルシウムシリコン
- JISG2315:1998
- シリコクロム
- JISG2316:2000
- フェロニッケル
- JISG2318:1998
- フェロボロン
- JISG2319:1998
- フェロニオブ
- JISM8100:1992
- 粉塊混合物―サンプリング方法通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8801:1994
- 試験用ふるい