この規格ページの目次
JIS G 3127:2021 規格概要
この規格 G3127は、低温で使用する圧力容器及び貯槽設備に用いる熱間圧延ニッケル鋼鋼板について規定。
JISG3127 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3127
- 規格名称
- 低温圧力容器用ニッケル鋼鋼板
- 規格名称英語訳
- Nickel steel plates for pressure vessels for low temperature services
- 制定年月日
- 1977年8月1日
- 最新改正日
- 2021年9月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9328-1:2018(MOD), ISO 9328-4:2018(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.30, 77.140.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1977-08-01 制定日, 1983-02-01 確認日, 1990-06-01 改正日, 1996-05-01 確認日, 2000-06-20 改正日, 2005-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認日, 2021-09-21 改正
- ページ
- JIS G 3127:2021 PDF [14]
G 3127 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類の記号及び適用厚さ・・・・[2]
- 5 製造方法及び熱処理・・・・[2]
- 5.1 製造方法・・・・[2]
- 5.2 鋼板の熱処理・・・・[2]
- 5.3 試験片の熱処理・・・・[3]
- 5.4 熱処理の指示・・・・[3]
- 5.5 熱処理の記号・・・・[3]
- 6 化学成分・・・・[4]
- 6.1 溶鋼分析値・・・・[4]
- 6.2 製品分析値・・・・[4]
- 7 機械的性質・・・・[5]
- 7.1 降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性・・・・[5]
- 7.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[5]
- 8 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[5]
- 9 外観・・・・[8]
- 10 試験・・・・[8]
- 10.1 分析試験・・・・[8]
- 10.2 機械試験・・・・[8]
- 11 検査・・・・[9]
- 12 再検査・・・・[9]
- 13 表示・・・・[10]
- 14 報告・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3127 pdf 1] ―――――
G 3127 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3127:2013
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : JFEスチール株式会社,住所 : 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号
− 氏名 : 日本製鉄株式会社,住所 : 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号
上記の特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施の
許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対し
ては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本産業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3127 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
G 3127 : 2021
低温圧力容器用ニッケル鋼鋼板
Nickel steel plates for pressure vessels for low temperature services
序文
この規格は,2018年に第4版として発行されたISO 9328-1及びISO 9328-4を基とし,技術的内容を変
更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,低温で使用する圧力容器及び貯槽設備に用いる熱間圧延ニッケル鋼鋼板(以下,鋼板とい
う。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9328-1:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 1: General
requirements
ISO 9328-4:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 4: Nickel-
alloy steels with specified low temperature properties(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
――――― [JIS G 3127 pdf 3] ―――――
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G 3127 : 2021
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。
3.1
焼入れ
鉄鋼製品を静止空冷中よりもより迅速に冷却することからなる操作
注釈1 鋼板の冷却には,水冷を用いる。
注釈2 焼入れには,直接焼入れを含む。
4 種類の記号及び適用厚さ
鋼板は,8種類とし,種類の記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号,適用厚さ及び最低使用可能温度
適用厚さ 最低使用可能温度(参考)
種類の記号
mm ℃
SL2N255 − 70
SL3N255 −101
SL3N275 −101
SL3N440 6以上 50以下 −110
SL5N590 −130
SL7N590 −196
SL9N520 −196
SL9N590 6以上100以下 −196
5 製造方法及び熱処理
5.1 製造方法
鋼板は,キルド鋼から製造する。
5.2 鋼板の熱処理
鋼板の熱処理は,表2による。
――――― [JIS G 3127 pdf 4] ―――――
3
G 3127 : 2021
表2−熱処理
種類の記号 熱処理a)
SL2N255 焼ならし。ただし,必要に応じて焼ならし後焼戻しを行っても
SL3N255 よい。また,受渡当事者間の協定によって,製造業者は,熱加
SL3N275 工制御又は適切な熱処理を行ってもよい。
SL3N440 焼入焼戻し
SL5N590 焼入焼戻し
ただし,必要に応じて中間熱処理b)
SL7N590 熱加工制御後焼戻し
を行ってもよい。
SL9N520 2回焼ならし後焼戻し
SL9N590 焼入焼戻し
注a) 熱処理を注文者が行う場合には,鋼板は,受渡当事者間の協定によって
圧延のままとしてもよい。
注b) 中間熱処理とは,じん(靭)性の改善を目的として焼戻しに先立ってオ
ーステナイト及びフェライトの2相域から冷却する熱処理をいう。
5.3 試験片の熱処理
試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行う。その後,熱処理を行った供試材から試験片
を採取する。試験片の採取方法は,次による。
a) 製造業者が熱処理を行った鋼板から供試材試験片を採取する場合 注文者が製造業者に試験片の焼
ならし,容器の溶接後熱処理に相当する熱処理などを要求した場合には,製造業者は熱処理を行った
鋼板から採取した供試材に,更に,注文者の指示する熱処理の条件及び回数に従って,その熱処理を
行う。
b) 注文者が鋼板に熱処理を行うために,圧延のままの鋼板から供試材を採取する場合 注文者が製造業
者に試験片の焼ならし,焼入焼戻し,容器の溶接後熱処理に相当する熱処理などを要求した場合には,
製造業者は圧延のままの鋼板から採取した供試材に,注文者の指示する熱処理の条件及び回数に従っ
て,その熱処理を行う。
5.4 熱処理の指示
熱処理の指示は,次による。
a) 注文者は,注文書に製造業者が行う鋼板の熱処理の種類,並びに必要な場合には,試験片の熱処理条
件及び回数を明示する。
b) 表2の注a) によって,注文者が鋼板の熱処理を行う場合には,注文者は,その旨を注文書で指示し,
かつ,その熱処理条件を明示する。
5.5 熱処理の記号
鋼板及び試験片の熱処理を示す記号は,次による。熱処理の記号は,表1の種類の記号の末尾に付記す
る。同じ熱処理を複数回行う場合は,その熱処理の記号の前に回数を付記する。
a) 鋼板に焼ならしを行う場合 : N
b) 鋼板に焼ならし後焼戻しを行う場合 : NT
c) 鋼板に熱加工制御を行う場合 : TMC
d) 鋼板に熱加工制御後焼戻しを行う場合 : TMCT
e) 鋼板に2回焼ならし後焼戻しを行う場合 : NNT
――――― [JIS G 3127 pdf 5] ―――――
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JIS G 3127:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9328-1:2018(MOD)
- ISO 9328-4:2018(MOD)
JIS G 3127:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3127:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法