JIS G 3141:2017 冷間圧延鋼板及び鋼帯 | ページ 3

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G 3141 : 2017

7 標準厚さ

  幅600 mm以上で冷間圧延する鋼板及び鋼帯の標準厚さは,表14による。
表14−標準厚さ
単位 mm
標準厚さ 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.2 1.4
1.6 1.8 2.0 2.3 2.5 (2.6) 2.8 (2.9) 3.2
括弧を付した値以外の標準厚さの適用が望ましい。

8 寸法の許容差

8.1 寸法の測定箇所

  寸法の測定箇所は,次による。
a) 厚さを測定する箇所は,鋼板及び鋼帯の縁(幅方向端部)から15 mm以上内側とする。ただし,製造
業者の判断によって,15 mmに代えてこれより小さい値としてもよい。
b) 幅を測定する箇所は,鋼板及び鋼帯の任意の箇所とする。
c) 長さを測定する箇所は,鋼板の任意の箇所とする。
d) 鋼帯の場合,表面きず・折れなどの欠点部分2) は,寸法の測定箇所から除外する。
注2) 鋼帯では,検査によって全長にわたっての欠点の検出は困難であり,また欠点を含む部分を除
去する機会がないため,若干の欠点を含むことがある。

8.2 厚さの許容差

  厚さの許容差は,次による。
a) 厚さの許容差は,呼び厚さに適用する。
b) 厚さの許容差は,鋼板及び鋼帯の縁(幅方向端部)から15 mm以上内側に適用する。
c) 厚さの許容差は,表15又は表16による。
注記 通常,幅600 mm以上で冷間圧延する場合には表15が適用され,幅600 mm未満で冷間圧延す
る場合には表16が適用される。

――――― [JIS G 3141 pdf 11] ―――――

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表15−厚さの許容差A
単位 mm
厚さ 幅
600以上 1 000以上 1 250以上 1 600以上
600未満 1 000未満 1 250未満 1 600未満
0.25未満 ±0.03 ±0.03 ±0.03 − −
0.25以上 0.40未満 ±0.04 ±0.04 ±0.04 − −
0.40以上 0.60未満 ±0.05 ±0.05 ±0.05 ±0.06 −
0.60以上 0.80未満 ±0.06 ±0.06 ±0.06 ±0.06 ±0.07
0.80以上 1.00未満 ±0.06 ±0.06 ±0.07 ±0.08 ±0.09
1.00以上 1.25未満 ±0.07 ±0.07 ±0.08 ±0.09 ±0.11
1.25以上 1.60未満 ±0.08 ±0.09 ±0.10 ±0.11 ±0.13
1.60以上 2.00未満 ±0.10 ±0.11 ±0.12 ±0.13 ±0.15
2.00以上 2.50未満 ±0.12 ±0.13 ±0.14 ±0.15 ±0.17
2.50以上 3.15未満 ±0.14 ±0.15 ±0.16 ±0.17 ±0.20
3.15以上 ±0.16 ±0.17 ±0.19 ±0.20 −
表16−厚さの許容差B
単位 mm
厚さ 幅
160以上 250以上 400以上
160未満 250未満 400未満 600未満
0.10以上 0.16未満 ±0.015 ±0.020 − −
0.16以上 0.25未満 ±0.020 ±0.025 ±0.030 ±0.030
0.25以上 0.40未満 ±0.025 ±0.030 ±0.035 ±0.035
0.40以上 0.60未満 ±0.035 ±0.040 ±0.040 ±0.040
0.60以上 0.80未満 ±0.040 ±0.045 ±0.045 ±0.045
0.80以上 1.00未満 ±0.04 ±0.05 ±0.05 ±0.05
1.00以上 1.25未満 ±0.05 ±0.05 ±0.05 ±0.06
1.25以上 1.60未満 ±0.05 ±0.06 ±0.06 ±0.06
1.60以上 2.00未満 ±0.06 ±0.07 ±0.08 ±0.08
2.00以上 2.50未満 ±0.07 ±0.08 ±0.08 ±0.09
2.50以上 3.15未満 ±0.08 ±0.09 ±0.09 ±0.10
3.15以上 ±0.09 ±0.10 ±0.10 ±0.11

8.3 幅の許容差

  幅の許容差は,次による。
a) 幅の許容差は,呼び幅に適用する。
b) 幅の許容差は,表17,表18又は表19による。
注記 通常,幅600 mm以上で冷間圧延する場合には表17又は表18が適用され,幅600 mm未満で
冷間圧延する場合には表19が適用される。

――――― [JIS G 3141 pdf 12] ―――――

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表17−幅の許容差A 表18−幅の許容差B
単位 mm 単位 mm
幅 幅
1 250未満 1 250以上 1 250未満 1 250以上
+7 +10 +3 +4
0 0 0 0
ストレッチャレベラ仕上鋼板の場合,プラ注記 この表は,通常,再切断又は精密切断を
ス側許容差は規定しない。 行ったものに適用されている。
注記 この表は,通常,一般の切断方法によ
ったものに適用されている。
表19−幅の許容差C
単位 mm
厚さ 幅
160以上 250以上 400以上
160未満 250未満 400未満 600未満
0.60未満 ±0.15 ±0.20 ±0.25 ±0.30
0.60以上 1.00未満 ±0.20 ±0.25 ±0.25 ±0.30
1.00以上 1.60未満 ±0.20 ±0.30 ±0.30 ±0.40
1.60以上 2.50未満 ±0.25 ±0.35 ±0.40 ±0.50
2.50以上 4.00未満 ±0.30 ±0.40 ±0.45 ±0.50
4.00以上 5.00未満 ±0.40 ±0.50 ±0.55 ±0.65
注記 この表は,通常,スリットを行ったものに適用されている。

8.4 長さの許容差

  長さの許容差は,次による。
a) 長さの許容差は,鋼板の呼び長さに適用する。
b) 長さの許容差は,表20又は表21による。
注記 通常,幅600 mm以上で冷間圧延する場合には表20が適用され,幅600 mm未満で冷間圧延す
る場合には表21が適用される。
表20−長さの許容差A 表21−長さの許容差B
単位 mm 単位 mm
長さ 許容差 長さ 許容差
2 000未満 +10 1 000未満 +3
0 0
2 000以上 4 000未満 +15 1 000以上 2 000未満 +4
0 0
4 000以上 6 000未満 +20 2 000以上 3 000未満 +6
0 0
ストレッチャレベラ仕上鋼板のプラス側許 3 000以上 4 000未満 +8
0
容差は規定しない。
注記 この表は,通常,一般の切断方法によっ 注記 この表は,通常,再切断又は精密切断を行
たものに適用されている。 ったものに適用されている。

――――― [JIS G 3141 pdf 13] ―――――

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9 形状

9.1 平たん度

  平たん度は,標準調質された鋼板及び鋼帯に適用し,次による。
a) 鋼板の平たん度 鋼帯からせん断した鋼板の平たん度は,表22の平たん度A又は平たん度Bによる。
鋼板の平たん度は,定盤上に鋼板を置いて測定する。平たん度の値は,ひずみ(定盤上面から板表面
までの距離)の最大値から鋼板の厚さを引いたものとし,鋼板の上側の面に適用する。
表22−平たん度
単位 mm
幅 平たん度A 平たん度B
ひずみの種類a)
反り 耳のび 中のび 反り 耳のび 中のび
1 000未満 12以下 8以下 6以下 2以下 2以下 2以下
1 000以上 1 250未満 15以下 9以下 8以下 3以下 2以下 2以下
1 250以上 1 600未満 15以下 11以下 8以下 4以下 3以下 2以下
1 600以上 20以下 13以下 9以下 5以下 4以下 2以下
この表は,幅600 mm以上で冷間圧延した鋼板及び鋼帯に適用する。
注記 平たん度Bは,通常,ストレッチャレベラ仕上鋼板に適用する。
注a) ひずみの種類は,その形状及び発生部位によって,次のように分類する。
反り : 鋼板全体がわん曲した状態。圧延方向にわん曲した反り及び圧延方向に
直角にわん曲した反りがある。
耳のび : 鋼板の縁(幅方向端部)に波が現れる状態。
中のび : 鋼板の中央部に波が現れる状態。
b) 鋼帯の平たん度 鋼帯の平たん度は,表22の平たん度Aによる。ただし,反りは適用しない。鋼帯
の平たん度は,鋼帯の欠点部分2) には適用しない。鋼帯の平たん度は,製造ラインに設置した検査台
で検査する。ただし,測定値の報告が必要な場合には,測定方法を含め受渡当事者間の協定によって
測定しなければならない。
なお,鋼帯の平たん度の測定は,省略してもよい3)。
注2) 8.1の注2) を参照。
3) 平たん度の測定は,製造業者の判断によって省略してもよいが,平たん度は,規定値を満足
しなければならないことを意味する。

9.2 横曲がり

  鋼板及び鋼帯の横曲がりの適用は,図1による。鋼板及び鋼帯の横曲がりは,表23による。ただし,受
渡当事者間の協定によって,表24を適用してもよい。横曲がりは,鋼帯の欠点部分2) には,適用しない。
なお,横曲がりの測定は,省略してもよい4)。ただし,特に注文者の指定がある場合には,測定しなけ
ればならない。
注2) 8.1の注2) を参照。
4) 横曲がりの測定は,製造業者の判断によって省略してもよいが,横曲がりは,規定値を満足し
なければならないことを意味する。

――――― [JIS G 3141 pdf 14] ―――――

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単位 mm
鋼板の長さ2 000 mm未満の場合 鋼板の長さ2 000 mm以上の場合 鋼帯の場合
図1−鋼板及び鋼帯の横曲がりの適用
表23−横曲がりA
単位 mm
幅 鋼板 鋼帯
長さ2 000未満 長さ2 000以上
30以上 40未満 8以下 任意の位置の長さ2 000につき8以下
40以上 600未満 4以下 任意の位置の長さ2 000につき4以下
600以上 2以下 任意の位置の長さ2 000につき2以下
表24−横曲がりB
単位 mm
幅 鋼板 鋼帯
長さ2 000未満 長さ2 000以上
30以上 40未満 25以下 任意の位置の長さ2 000につき25以下
40以上 600未満 10以下 任意の位置の長さ2 000につき10以下

9.3 直角度

  鋼板の直角度は,次のいずれかによる。ただし,疑義が生じた場合にはa) の方法による。
a) 垂線を用いる方法 鋼板の直角度は,1隅点において,一辺に垂線を立てたとき,図2に示すように
反対の隅点との距離(A)と垂線の長さ(実測幅)(W)との比(A/W)で表し,この値は,1.0 %を超
えてはならない。
図2−鋼板の直角度(垂線を用いる方法)
b) 対角線を用いる方法 鋼板の2本の対角線の長さ(図3のX1及びX2)の差の絶対値の1/2を求め,こ
の値(|X1−X2|/2)が鋼板の実測幅Wの0.7 %を超えてはならない。

――――― [JIS G 3141 pdf 15] ―――――

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JIS G 3141:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3574:2012(MOD)

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