JIS G 3474:2021 鉄塔用高張力鋼管 | ページ 2

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G 3474 : 2021
表5−シャルピー吸収エネルギー
試験片の寸法 試験温度 シャルピー吸収エネルギー 試験片
mm ℃ J
10×10 47以上
10×7.5 −5 35以上 Vノッチ試験片
10×5 24以上

9 寸法,単位質量及び寸法許容差

9.1 寸法及び単位質量

  管の外径,厚さ及び単位質量は,表6による。ただし,受渡当事者間の協定によって表6にない寸法と
してもよい。この場合,単位質量は,1 cm3の鋼を7.85 gとし,次の式によって計算し,JIS Z 8401の規則
Aによって有効数字3桁に丸める。
W=0.024 66 t (D−t)
ここで, W : 管の単位質量(kg/m)
t : 管の厚さ(mm)
D : 管の外径(mm)
0.024 66 : Wを求めるための単位の換算係数
注記 表6の単位質量は,上記によって求めたものである。
参考として,断面積,断面二次モーメント,断面係数及び断面二次半径を表6に示す。

――――― [JIS G 3474 pdf 6] ―――――

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表6−管の寸法a) 及び単位質量
参考 参考
外径 厚さ 単位 外径 厚さ 単位
断面積 断面二次 断面 断面二 断面積 断面二次 断面 断面二
質量 質量
モーメント 係数 次半径 モーメント 係数 次半径
mm mm kg/m cm2 cm4 cm3 cm mm mm kg/m cm2 cm4 cm3 cm
139.8 3.5 11.8 14.99 348 49.8 4.82 558.8 12.0 162 206.1 771×102 276×10 19.3
139.8 4.5 15.0 19.13 438 62.7 4.79 558.8 14.0 188 239.6 890×102 318×10 19.3
165.2 4.5 17.8 22.72 734 88.9 5.68 609.6 14.0 206 262.0 116×103 381×10 21.1
165.2 5.5 21.7 27.59 881 107 5.65 609.6 16.0 234 298.4 132×103 431×10 21.0
190.7 5.3 24.2 30.87 133×10 139 6.56 660.4 16.0 254 323.9 168×103 509×10 22.8
190.7 5.5 25.1 32.00 137×10 144 6.55 660.4 18.0 285 363.3 188×103 568×10 22.7
190.7 6.0 27.3 34.82 149×10 156 6.53 711.2 18.0 308 392.0 236×103 663×10 24.5
216.3 5.8 30.1 38.36 213×10 197 7.45 762.0 18.0 330 420.7 291×103 765×10 26.3
216.3 6.0 31.1 39.64 219×10 203 7.44 812.8 18.0 353 449.4 355×103 874×10 28.1
216.3 7.0 36.1 46.03 252×10 233 7.40 812.8 20.0 391 498.1 392×103 964×10 28.0
216.3 8.2 42.1 53.61 291×10 269 7.36 863.6 18.0 375 478.2 428×103 990×10 29.9
267.4 6.0 38.7 49.27 421×10 315 9.24 863.6 20.0 416 530.1 472×103 109×102 29.8
267.4 7.0 45.0 57.27 486×10 363 9.21 914.4 18.0 398 506.9 509×103 111×102 31.7
267.4 9.0 57.3 73.06 611×10 457 9.14 914.4 20.0 441 562.0 562×103 123×122 31.6
318.5 6.9 53.0 67.53 820×10 515 11.0 914.4 22.0 484 616.8 614×103 134×102 31.6
318.5 8.0 61.3 78.04 941×10 591 11.0 965.2 20.0 466 593.9 664×103 137×102 33.4
318.5 9.0 68.7 87.51 105×102 659 10.9 965.2 22.0 512 651.9 725×103 150×102 33.4
355.6 7.9 67.7 86.29 130×102 734 12.3 965.2 24.0 557 709.6 786×103 163×102 33.3
355.6 9.0 76.9 98.00 147×102 828 12.3 1 016.0 20.0491 625.8 776×103 153×102 35.2
355.6 10.0 85.2 108.6 162×102 912 12.2 1 016.0 24.0587 748.0 921×103 181×102 35.1
406.4 9.0 88.2 112.4 222×102 109×10 14.1 1 066.8 20.0516 657.7 901×103 169×102 37.0
406.4 10.0 97.8 124.5 245×102 120×10 14.0 1 066.8 22.0567 722.1 986×103 185×102 36.9
406.4 12.0 117 148.7 289×102 142×10 14.0 1 066.8 24.0617 786.3 107×104 200×102 36.9
457.2 12.0 132 167.8 416×102 182×10 15.7 1 117.6 22.0594 757.2 114×104 203×102 38.7
508.0 12.0 147 187.0 575×102 227×10 17.5 1 117.6 24.0647 824.6 123×104 221×102 38.7
注a) この表の太枠内の寸法は,汎用品を示す。

9.2 寸法許容差

  寸法許容差は,次による。
a) 管の外径及び厚さの許容差は,それぞれ表7及び表8による。
b) 管の長さの許容差は,特に指定のない限り,指定長さ以上とする。

――――― [JIS G 3474 pdf 7] ―――――

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G 3474 : 2021
表7−外径の許容差
外径 外径の許容差
50 mm未満 ±0.5 mm
50 mm以上a) ) ±1 %
注a) 外径350 mmを超える管の管端部の外径の許容差は,±0.5 %とする。
注b) 外径350 mmを超える管の外径の測定方法は,周長によってもよい。
ただし,外径(D)と周長(l)との相互換算は,次の式による。
D=l / π
ここで, D : 外径(mm)
l : 周長(mm)
π : 3.141 6
表8−厚さの許容差a)
厚さ 厚さの許容差
+0.6 mm
4 mm未満
−0.5 mm
4 mm以上 +15 %
12 mm未満 −12.5 %
+15 %
12 mm以上
−1.5 mm
注a) 外径1 016.0 mmを超える管の厚さの許容差は,受渡当事者間の協定によ
ってもよい。

10 外観

  外観は,次による。
a) 管は,実用的に真っすぐ,かつ,その両端が管軸に対して実用的に直角でなければならない。
b) 管の内外面は,仕上げが良好で,使用上有害な欠点があってはならない。有害な欠点がある場合は,
グラインダ,機械加工などによって表面手入れを実施するか,又は溶接補修を行ってもよい。ただし,
この場合の条件は,次による。
1) グラインダ,機械加工などによる表面手入れを実施する場合は,次による。
− 手入れ後の厚さは,厚さの許容差内でなければならない。
− 手入れ跡は,管の形状に滑らかに沿わなければならない。
2) 溶接補修を実施する場合は,次による。
− 溶接補修の対象は,自動アーク溶接鋼管及び電気抵抗溶接鋼管の母材,並びに自動アーク溶接
鋼管の溶接部だけとする。
− 管の有害な欠点は,溶接前にチッピング,グラインダなどの適切な方法によって完全に除去す
る。ただし,母材については,除去した部分の深さは,管の呼称厚さの20 %以下とし,手入れ
面積の合計は,外面の溶接補修の場合は外表面積の2 %以下,内面の溶接補修の場合は内表面
積の2 %以下とする。
− 溶接補修は,鋼材の種類に応じた適切な方法で行わなければならない。ただし,溶接部の場合
は,溶接部の特性に応じた適切な方法で行わなければならない。
− 溶接補修箇所は,縁にアンダーカット及び重なりがあってはならない。余盛は,圧延面以上と
し,これをチッピング,グラインダなどの方法で除去し,隣接する周囲及び溶接部の場合は元

――――― [JIS G 3474 pdf 8] ―――――

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の溶接ビードと滑らかに接し,きれいに仕上げなければならない。
c) 管の表面仕上げについて,特に要求のある場合には,受渡当事者間の協定による。

11 特別品質規定

  受渡当事者間の協定によって適用する特別品質規定は,附属書Aによる。

12 試験

12.1 分析試験

12.1.1 一般事項及び分析用試料の採り方
分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。注文者
が製品分析を要求した場合の製品分析用試料の採り方は,JIS G 0321の箇条4(製品分析用試料)による。
ただし,製品分析を行う場合の分析用試料は,破断後の引張試験片を用いてもよい。
12.1.2 分析方法
溶鋼分析の方法は,JIS G 0320による。製品分析の方法は,JIS G 0321による。

12.2 機械試験

12.2.1 一般事項
機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,JIS
G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のうち,機械試験に供される供試材の採り方は,A類とする。
12.2.2 供試材の採り方及び試験片の数
供試材の採り方及び試験片の数は,表9による。

――――― [JIS G 3474 pdf 9] ―――――

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G 3474 : 2021
表9−供試材の採り方及び試験片の数
外径 供試材の採り方 試験片の数
同一寸法a) の管5 000 mごと及びその端数からそれぞれ一つ
一つの供試材から採取する試
100 mm以下
の供試材を採取する。 験片の個数は,次による。
100 mmを超え 同一寸法a) の管2 500 mごと及びその端数からそれぞれ一つ
200 mm以下 の供試材を採取する。 引張試験片 : 1個
200 mmを超え 溶接部引張試験片 : 1個
同一寸法a) の管1 250 mごと及びその端数からそれぞれ一つ
350 mm以下 の供試材を採取する。 へん平試験片 : 1個
a) 管から供試材を採取する場合 シャルピー衝撃試験片 : 一組(3
個)
同一寸法a) の管1 250 mごと及びその端数からそれぞ
れ一つの供試材を採取する。
b) 鋼帯又は鋼板から供試材を採取する場合
1) 鋼帯の場合 同一溶鋼に属し,同一厚さのものを一括
して一組とし,それぞれ一つの供試材を採取する。た
だし,一組の質量が50 tを超えるときは,50 tごと及
びその端数を一つの単位として,各単位の供試製品か
らそれぞれ一つの供試材を採取する。
350 mm超え 2) 鋼板の場合 同一溶鋼に属し,最大厚さが最小厚さの
2倍以内のものを一括して一組とし,それぞれ一つの
供試材を採取する。ただし,一組の質量が50 tを超え
るときは,50 tごと及びその端数を一つの単位として
各単位の供試製品からそれぞれ一つの供試材を採取す
る。
c) 管体と同一条件で溶接された供試材から溶接部引張試験
片を採取する場合
同一寸法a) の管1 250 m相当量ごと及びその端数から
それぞれ一つの供試材を採取する。
注a) 同一寸法とは,外径及び厚さが同一のものをいう。
12.2.3 引張試験
引張試験の試験片及び試験方法は,次による。
a) 試験片
1) 試験片は,JIS Z 2241の11号,12号(12A号,12B号又は12C号)又は5号試験片のいずれかと
し,管から採取する。11号試験片及び12号試験片は,管軸方向から採取し,5号試験片は,管軸直
角方向から採取する。
なお,12号試験片又は5号試験片は,溶接部を含まない部分から採取する。
2) 外径350 mmを超える管は,JIS Z 2241の5号試験片とし,拡管成形する管は管から,拡管成形し
ない管は,管又は管に使用する鋼帯若しくは鋼板から採取する。鋼帯又は鋼板の場合は,圧延方向
に直角の方向から採取する。
3) 自動アーク溶接鋼管の溶接部引張試験片は,管又は管体と同一条件で溶接された管端から採取した
供試材を平らにした後,溶接部余盛を板の面まで仕上げ,JIS Z 3121の1号試験片とする。
b) 試験方法 試験方法は,JIS Z 2241による。
12.2.4 へん平試験
へん平試験の試験片及び試験方法は,次による。
a) 試験片 試験片の長さは,50 mm以上とする。

――――― [JIS G 3474 pdf 10] ―――――

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