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G 3474 : 2021
b) 試験方法 試験温度は,常温(5 ℃35 ℃)とし,試験片を2枚の平板間に挟み,平板間の距離Hが
表3の規定の値以下になるまで圧縮してへん平にしたとき,試験片に割れが生じたかどうかを調べる。
試験片は,図1のように,管の中心と溶接部とを結ぶ線が,圧縮方向に対して直角になるように置く。
図1−へん平試験
12.2.5 シャルピー衝撃試験
シャルピー衝撃試験の試験片及び試験方法は,次による。
a) 試験片 試験片は,JIS Z 2242のVノッチ試験片とする。ただし,試験片の厚さは,管の寸法によっ
て7.5 mm又は5 mmとしてもよい。試験片切欠き部の切欠きの長さ方向は,管軸に垂直とする。試験
片の採取位置は,管の溶接部から90°の位置とし,採取方向は,管軸方向とする。また,外径350 mm
を超える管は,拡管成形する場合を除き,管に使用する鋼帯又は鋼板から採取してもよい。
b) 試験方法 試験方法は,JIS Z 2242による。ただし,振子の衝撃刃の形式は,半径2 mmの衝撃刃を
適用する。
注記 この規格に規定する以外の試験として,受渡当事者間の協定によって,水圧試験,日本産業規格
による溶接部の非破壊試験などが行われることがある。この場合,事前に,試験片の採り方,試
験方法,合否判定基準などについて,受渡当事者間で協定される。
13 検査及び再検査
13.1 検査
検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条6に適合しなければならない。
c) 炭素当量は,箇条7に適合しなければならない。
d) 機械的性質は,箇条8に適合しなければならない。
e) 寸法は,箇条9に適合しなければならない。
f) 外観は,箇条10に適合しなければならない。
g) 受渡当事者間の協定によって附属書Aを適用する場合には,箇条11に適合しなければならない。
13.2 再検査
機械試験で合格とならなかった管は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再試験を行い,合否を決定し
てもよい。
――――― [JIS G 3474 pdf 11] ―――――
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G 3474 : 2021
14 表示
検査に合格した管には,管ごとに,次の項目を表示しなければならない。ただし,外径が小さく管ごと
の表示が困難な場合又は注文者の要求がある場合は,これを結束して,一束ごとに適切な方法で表示して
もよい。表示の順序は,指定しない。また,受渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲で項目
の一部を省略してもよい。
a) 種類の記号
b) 製造方法を表す記号
製造方法を表す記号は,次による。ただし,“−”は空白でもよい。
1) 電気抵抗溶接鋼管 −E−G
2) 自動アーク溶接鋼管 −A
例 電気抵抗溶接鋼管STKT590の場合 : STKT590−E−G
c) 寸法。寸法は,外径及び厚さを表示する。
d) 製造業者名又はその略号
e) 特別品質規定の指定を示す記号Z(指定があった場合)
15 報告
製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404の箇条13(報告)によ
る。検査文書の種類は,注文時に特に指定がない場合,JIS G 0415の5.1(検査証明書3.1)による。
なお,炭素当量の計算式及び溶融亜鉛めっき割れ感受性(附属書Aを適用した場合)に規定された元素
の含有率を,検査文書に付記する。
――――― [JIS G 3474 pdf 12] ―――――
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G 3474 : 2021
附属書A
(規定)
特別品質規定
A.1 溶融亜鉛めっき割れ感受性(Z12)1)
溶融亜鉛めっき割れ感受性は,次による。
a) 溶融亜鉛めっき割れ感受性は,溶接後,溶融亜鉛めっきを行う管に対し,適用する。
b) 溶融亜鉛めっき割れ感受性当量の計算は,12.1による溶鋼分析値を用い,次の式による。
なお,計算式に規定された元素は,添加の有無にかかわらず分析し,計算に用いる。
Si Mn Cu Ni Cr Mo V Nb Ti
CEZ C 420B
17 7.5 13 17 4.5 3 1.5 2 4.5
ここで, CEZ : 溶融亜鉛めっき割れ感受性当量(%)
c) 溶融亜鉛めっき割れ感受性当量は,表A.1による。
表A.1−溶融亜鉛めっき割れ感受性当量
単位 %
厚さ区分 溶融亜鉛めっき割れ感受性当量
22 mm以下 0.44以下
22 mm超え 受渡当事者間の協定
注1) 管の取引においては,溶融亜鉛めっき割れ感受性の要求指定をZ12と表記することがある。
JIS G 3474:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3474:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)
- JISG0203:2009
- 鉄鋼用語(製品及び品質)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ3121:2013
- 突合せ溶接継手の引張試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方