JIS G 4317:2018 熱間成形ステンレス鋼形鋼

JIS G 4317:2018 規格概要

この規格 G4317は、ステンレス鋼を熱間でH形,山形,溝形,及びその他の形状に成形した形鋼について規定。

JISG4317 規格全文情報

規格番号
JIS G4317 
規格名称
熱間成形ステンレス鋼形鋼
規格名称英語訳
Hot-formed stainless steel sections
制定年月日
1977年3月1日
最新改正日
2018年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 16143-2:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.20, 77.140.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 熱処理 2020
改訂:履歴
1977-03-01 制定日, 1980-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-06-01 確認日, 1987-09-01 改正日, 1991-11-01 改正日, 1997-04-20 確認日, 1999-06-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2005-12-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2013-02-20 改正日, 2018-08-20 改正
ページ
JIS G 4317:2018 PDF [26]
                                                                                   G 4317 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類の記号・・・・[2]
  •  4 製造方法・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[2]
  •  5.1 溶鋼分析値・・・・[2]
  •  5.2 製品分析値・・・・[2]
  •  6 機械的性質・・・・[4]
  •  6.1 一般事項・・・・[4]
  •  6.2 オーステナイト系の機械的性質・・・・[4]
  •  6.3 オーステナイト・フェライト系の機械的性質・・・・[4]
  •  6.4 フェライト系の機械的性質・・・・[5]
  •  7 耐食性・・・・[5]
  •  8 断面形状,寸法及び寸法許容差・・・・[5]
  •  8.1 断面形状・・・・[5]
  •  8.2 寸法及び寸法許容差・・・・[5]
  •  9 曲がりの許容差・・・・[9]
  •  10 長さ・・・・[9]
  •  10.1 標準長さ・・・・[9]
  •  10.2 長さの許容差・・・・[9]
  •  11 表面仕上げ・・・・[9]
  •  12 外観・・・・[10]
  •  13 質量・・・・[10]
  •  14 試験・・・・[11]
  •  14.1 分析試験・・・・[11]
  •  14.2 機械試験・・・・[11]
  •  14.3 腐食試験・・・・[12]
  •  15 検査・・・・[12]
  •  16 表示・・・・[12]
  •  17 報告・・・・[13]
  •  附属書JA(参考)ステンレス鋼の熱処理条件・・・・[14]
  •  附属書JB(参考)断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性・・・・[15]
  •  附属書JC(規定)特殊形状形鋼の品質規定・・・・[19]
  •  附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 4317 pdf 1] ―――――

G 4317 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ステンレス協会
(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 4317:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 4317:2013によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 4317 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 4317 : 2018

熱間成形ステンレス鋼形鋼

Hot-formed stainless steel sections

序文

  この規格は,2014年に第2版として発行されたISO 16143-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JDに示す。

1 適用範囲

  この規格は,ステンレス鋼を熱間でH形,山形,溝形,及びその他の形状(以下,特殊形状という。)
に成形した形鋼について規定する。
なお,形鋼は,H形鋼,等辺山形鋼,不等辺山形鋼,溝形鋼及び特殊形状形鋼の総称である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16143-2:2014,Stainless steels for general purposes−Part 2: Corrosion-resistant semi-finished
products, bars, rods and sections(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0571 ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法
JIS G 0572 ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法
JIS G 0573 ステンレス鋼の65 %硝酸腐食試験方法
JIS G 0575 ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2243-1 ブリネル硬さ試験−第1部 : 試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法

――――― [JIS G 4317 pdf 3] ―――――

2
G 4317 : 2018
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 種類の記号

  形鋼の種類は17種類とし,その分類及び種類の記号は,表1による。
表1−分類及び種類の記号
分類 種類の記号 分類 種類の記号
オーステナイト系SUS302 オーステナイト・ SUS329J1
SUS304 フェライト系 SUS329J3L
SUS304L SUS329J4L
SUS304N1
SUS304N2
SUS304J3 フェライト系 SUS410L
SUS310S SUS430
SUS316 SUS444
SUS316L
SUS321
SUS347
熱間成形形鋼であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の
末尾に,“-HF”を付記する。
例 SUS304-HF

4 製造方法

  製造方法は,次による。
a) 形鋼は,熱間圧延などの熱間成形後に熱処理を行う。熱処理は,箇条6に規定する品質に適合するよ
うな熱処理条件を選択しなければならない。
なお,熱処理を表す記号は,表2による。
注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択し
てもよい。
b) 熱処理によって生じた黒皮は,必要な場合には酸洗,研削などの適切な方法で除去する。
表2−熱処理を表す記号
熱処理 記号
固溶化熱処理 S
焼なまし A
熱処理を表す記号は,受渡当事者間の合意によって,別途,定めることができる。

5 化学成分

5.1 溶鋼分析値

  形鋼は,14.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表3表5による。

5.2 製品分析値

  注文者が製品分析を要求する場合,14.1の試験を行い,その値は,表3表5の値に,JIS G 0321の表5
(ステンレス鋼及び耐熱鋼鋼材の製品分析の許容変動値)による許容変動値を適用する。ただし,JIS G
0321に規定されていない元素の許容変動値については,受渡当事者間で協定してもよい。

――――― [JIS G 4317 pdf 4] ―――――

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G 4317 : 2018
表3−オーステナイト系の化学成分
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu N その他
SUS302 0.15 1.00 2.00 0.045 0.030 8.00 17.00 − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 10.00 19.00
SUS304 0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 8.00 18.00 − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 10.50 20.00
SUS304L 0.030 1.00 2.00 0.045 0.030 9.00 18.00 − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 13.00 20.00
SUS304N1 0.08 1.00 2.50 0.045 0.030 7.00 18.00 − − 0.10 −
以下 以下 以下 以下 以下 10.50 20.00 0.25
SUS304N2 0.08 1.00 2.50 0.045 0.030 7.50 18.00 − − 0.15 Nb : 0.15
以下 以下 以下 以下 以下 10.50 20.00 0.30 以下
SUS304J3 0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 8.00 17.00 − 1.00 − −
以下 以下 以下 以下 以下 10.50 19.00 3.00
SUS310S 0.08 1.50 2.00 0.045 0.030 19.00 24.00 − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 22.00 26.00
SUS316 0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 10.00 16.00 2.00 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 14.00 18.00 3.00
SUS316L 0.030 1.00 2.00 0.045 0.030 12.00 16.00 2.00 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 15.00 18.00 3.00
SUS321 0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 9.00 17.00 − − − Ti : 5×C %
以下 以下 以下 以下 以下 13.00 19.00 以上
SUS347 0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 9.00 17.00 − − − Nb : 10×C %
以下 以下 以下 以下 以下 13.00 19.00 以上
表4−オーステナイト・フェライト系の化学成分
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo N
SUS329J1 a) 0.08 1.00 1.50 0.040 0.030 3.006.00 23.0028.00 1.003.00 −
以下 以下 以下 以下 以下
SUS329J3L b) 0.030 1.00 2.00 0.040 0.030 4.506.50 21.0024.00 2.503.50 0.080.20
以下 以下 以下 以下 以下
SUS329J4L b) 0.030 1.00 1.50 0.040 0.030 5.507.50 24.0026.00 2.503.50 0.080.30
以下 以下 以下 以下 以下
注a) US329J1は,この表に規定されていないCu,W及びNのうち一つ又は複数の元素を必要によって添加し
た場合,その含有率を報告しなければならない。
b) US329J3L及びSUS329J4Lは,この表に規定されていないCu及びWのうち一つ又は両方の元素を必要に
よって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

――――― [JIS G 4317 pdf 5] ―――――

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