JIS G 4804:2021 硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材

JIS G 4804:2021 規格概要

この規格 G4804は、被削性を向上させるために炭素鋼に硫黄を添加,又は硫黄に複合してりん及び/若しくは鉛を添加して作られた快削鋼鋼材について規定。

JISG4804 規格全文情報

規格番号
JIS G4804 
規格名称
硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
規格名称英語訳
Free-cutting steels
制定年月日
1952年12月24日
最新改正日
2021年2月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 683-4:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1952-12-24 制定日, 1956-01-19 確認日, 1959-01-19 確認日, 1963-07-01 確認日, 1966-10-01 確認日, 1971-03-01 改正日, 1974-04-01 確認日, 1977-04-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-10-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1999-01-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-02-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2021-02-22 改正
ページ
JIS G 4804:2021 PDF [11]
                                                                                   G 4804 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類の記号・・・・[2]
  •  5 製造方法・・・・[2]
  •  6 化学成分・・・・[3]
  •  7 形状,寸法及びその許容差・・・・[3]
  •  7.1 標準寸法・・・・[3]
  •  7.2 形状及び寸法の許容差・・・・[4]
  •  7.3 7.2に規定した以外の鋼材の形状及び寸法の許容差・・・・[5]
  •  8 外観,きず取り基準及び残存きず深さの許容限度・・・・[5]
  •  8.1 外観・・・・[5]
  •  8.2 きず取り基準及び残存きず深さの許容限度・・・・[5]
  •  9 分析試験・・・・[6]
  •  10 検査・・・・[6]
  •  11 表示・・・・[6]
  •  12 報告・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 4804 pdf 1] ―――――

           G 4804 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G
4804:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年2月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 4804:2008を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 4804 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 4804 : 2021

硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材

Free-cutting steels

序文

  この規格は,2016年に第2版として発行されたISO 683-4を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,特に被削性を向上させるために炭素鋼に硫黄を添加,又は硫黄に複合してりん及び/若し
くは鉛を添加して作られた快削鋼鋼材(以下,鋼材という。)について規定する。なお,鋼材の形状は,棒
鋼,線材及び平鋼とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 683-4:2016,Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 4: Free-cutting steels(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3191 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0202及びJIS G 0203による。

――――― [JIS G 4804 pdf 3] ―――――

           2
G 4804 : 2021
3.1
棒鋼
棒状に熱間圧延した鋼材
注釈1 棒鋼には,断面の形状によって,丸鋼(3.2),角鋼(3.3)及び六角鋼(3.4)がある。
注釈2 棒鋼には,バーインコイル(3.5)を含む。
注釈3 硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材としての棒鋼には,鍛造したものも含む。
3.2
丸鋼
棒鋼(3.1)のうち,断面が円形のもの
3.3
角鋼
棒鋼(3.1)のうち,断面が正方形のもの(断面の角に丸みをつけたものを含む。)
3.4
六角鋼
棒鋼(3.1)のうち,断面が六角形のもの
3.5
バーインコイル
棒鋼(3.1)のうち,長尺のままコイル状に巻いたもの
3.6
鍛錬成形比
鍛錬作業による変形の大きさの度合いであり,鋳造時の断面積と熱間加工後の断面積との比
注釈1 断面積を減少し,長さを増した場合の鍛錬成形比であり,断面積を1/4に減少した場合,4Sと
表示する。

4 種類の記号

  鋼材は,13種類とし,種類の記号は,表1による。
表1−種類の記号
種類の記号
SUM21,SUM22,SUM22L,SUM23,
SUM23L,SUM24L,SUM25,SUM31,
SUM31L,SUM32,SUM41,SUM42,
SUM43

5 製造方法

  鋼材は,鋼塊(連続鋳造で製造した鋼片を含む。)から鍛錬成形比4S以上の熱間圧延又は鍛造によって
製造し,特に指定のない限り,圧延又は鍛造のままとする。

――――― [JIS G 4804 pdf 4] ―――――

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G 4804 : 2021

6 化学成分

  鋼材の化学成分は,箇条9の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
表2−化学成分
単位 %
種類の記号 C Mn P S Pb
SUM21 0.13以下 0.701.00 0.070.12 0.160.23 −
SUM22 0.13以下 0.701.10 0.070.12 0.240.33 −
SUM22L 0.13以下 0.701.10 0.070.12 0.240.33 0.100.35 a)
SUM23 0.09以下 0.751.05 0.040.09 0.260.35 −
SUM23L 0.09以下 0.751.05 0.040.09 0.260.35 0.100.35 a)
SUM24L 0.15以下 0.851.15 0.040.09 0.260.35 0.100.35 a)
SUM25 0.15以下 0.901.40 0.070.12 0.300.40 −
SUM31 0.140.20 1.001.30 0.040以下 0.080.13 −
SUM31L 0.140.20 1.001.30 0.040以下 0.080.13 0.100.35 a)
SUM32 0.120.20 0.601.10 0.040以下 0.100.20 −
SUM41 0.320.39 1.351.65 0.040以下 0.080.13 −
SUM42 0.370.45 1.351.65 0.040以下 0.080.13 −
SUM43 0.400.48 1.351.65 0.040以下 0.240.33 −
この表に“−”と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素は,受渡当事者間の協
定がない限り,溶鋼を仕上げる目的以外に意図的に添加してはならない。
注記 この表に記載していない合金元素のうち,Si以外の合金元素については,次回改正時に,受
渡当事者間の協定による添加の規定を除外する予定である。
注a) 注文者の要求によって鉛含有鋼の鉛の製品分析を行う場合,鉛の製品分析値は,0.07 %
0.35 %とする。

7 形状,寸法及びその許容差

7.1 標準寸法

  標準寸法は,次による。
a) 熱間圧延棒鋼(丸鋼,角鋼及び六角鋼)及び線材の標準寸法は,表3による。
b) 熱間圧延平鋼の標準寸法は,JIS G 3194の箇条5(標準寸法)による。

――――― [JIS G 4804 pdf 5] ―――――

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