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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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規格
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
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及び題名 番号 の評価
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5.2 外径及 − 5.9 ISO規格では,内径及び削除 数値が明確になる方法で計測する必 国内の実態による。技術的差異
び厚さの許 外径を止まりリング状 要があるため,JISでは削除した。 はない。
容差(続き) ゲージを用いて測るこ
とを規定
厚さを測定する場合は, − − 追加 国内の実態による。技術的差異
溶接部の厚さの範囲は,一律で決めら
溶接部を測定位置から除 れるものではないため,JISでは追加はない。
くこととし,溶接部の厚 した。
さの許容差は,受渡当事
者間での協定によること
を規定
5.3 長さの 長さの許容差を規定(表 − − 追加 20 000 mm超に対しては,受渡当事者国内の実態による。
許容差 5) 間の協定によることを追加した。
6 試験 JISの引用規格によるこ 6.2 引用規格のASTMによ 変更 JISが制定されているため,ASTM規 技術的差異はない。
6.1 化学分 とを規定 る。 格を引用する必要がないことから,変
析試験 更した。
6.2 引張試 引用規格のJIS Z 2241に 機械的試験は室温で行 変更 JISでは室温を温度範囲で規定
ISO規格では,室温と規定してあるが,
験 よることを規定 う。 JISでは,1035 ℃としている引用規 しており,技術的差異はない。
格のJIS Z 2241の規定を採用した。
試験には,JIS Z 2241の ISO 6892-1による。 変更 JISが制定されているため,変更した。 技術的差異はない。
E.2.1.2.1に規定する11号
試験片を用いること,11
号試験片を用いることが
できない場合はJIS Z
2241のE.2.2.2.1に規定す
る12号試験片を用いる
ことを規定
――――― [JIS H 4631 pdf 16] ―――――
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6.2 引張試 再試験について,引用規 6.2 伸びが規定を満足しな 変更 JISでは,標点間の中央から標点距離JISの標準試験片は標点距離が
験(続き) 格のJIS H 0321によるこ い場合,破断位置が標点 の1/4以外で破断していれば再試験を50 mmであり,標点距離の1/4
とを規定 間の中央から19 mmを 許容することを規定したJIS H 0321 は12.5 mmである。他方,ISO
超えていれば再試験を を採用した。 規格の標準試験片では標点距
許容する。 離は50.8 mmで,JISでの規定
方法に従えば1/4は12.6 mmの
ところが19 mmであり,JISの
方が技術的にはより厳格であ
る。
6.3 押し広 押し広げ試験では,外径 5.6 Gradeごとに内径を押し変更 ISO規格では,Gradeごとに(外径で この数値はISO規格でのGrade
げ試験 の1.14倍に押し広げるこ 広げる下限の率を規定 間をまたいでの下限とほぼ一
はなく)内径を押し広げる下限の率を
とを規定 規定しているのに対し,JISでは,種致しており,技術的差異はな
類を問わず外径の押し広げ率の下限 い。
として1.14倍に変更した。
押し広げ試験の試験片 試験片の長さを約100 変更 管の径によって長さは変わるため, 技術的差異はない。
は,供試管の端から適切 mmと規定 JISでは変更した。
な長さに切り取った試験
片を用いることを規定
6.4 へん平 へん平試験で用いる定数 5.4 表3(定数e) 変更 JISの種類は,ISO規格の種類(Grade)
我が国の市場に対応させるた
試験 eでISO規格にはない種 め。
から国内では不要な種類は除外し,国
類も規定(表6) 内で必要な種類は追加した。
へん平試験の試験片の長 試験片の長さを10 mm 変更 ISO規格では引用規格によって10 mm 国内の実態による。技術的差異
さを50 mm以上と規定 以上かつ100 mm以下と 以上かつ100 mm以下と規定している はない。
規定 が,JISでは50 mm以上に変更した。
6.6 気密性 6.6.2 空圧試験の空気圧 5.7 空圧試験の空気圧を 変更 0.6 MPa以上の空気圧であれば,貫通技術的差異はない。
試験 を0.6 MPa以上と規定 0.69 MPa以上と規定 した割れからは確実に気泡が発生す
るという実績に基づき,JISでは変更
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した。
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――――― [JIS H 4631 pdf 17] ―――――
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6.6 気密性 6.6.3 水圧試験の方法を − − 追加 水圧試験でも割れは検出できること 技術的差異はない。
規定
試験(続き) から,JISでは水圧試験の方法及び注
記として実際の水圧試験の条件例を
追加した。
6.6.4 差圧試験は,JIS H 5.7 差圧又は水中での空気 追加 JIS H 0517にチタン溶接管の差圧試 技術的差異はない。
0517によることを規定 漏れによってリークを 験方法が規格化されているため,JIS
検出しなければならな では差圧試験をJIS H 0517によって
い。 行うことを追加した。
6.7 非破壊 6.7.2 渦流探傷試験は, ISO 25902-1による。 変更 JISでは我が国のJISを採用した。 技術的差異はない。
検査特性試 JIS H 0515による。
験 6.7.3 超音波探傷試験は, ISO 25902-2による。 変更 JISでは我が国のJISを採用した。 技術的差異はない。
JIS H 0516による。
7 検査 一般事項は,JIS H 0321 6.1 ISO 10474による。 変更 JISでは,我が国のJISを採用した。 技術的差異はない。
によることを規定 6.2 注文者の検査員の立会 変更 技術的差異はない。
検査への立会いは,受渡当事者間で協
いのための通知を行わ 議するものとすることを規定したJIS
なければならない。 H 0321を引用することとした。
− 8 受渡当事者間で要求事 削除 注文者が受け入れられない試験機関 技術的差異はない。
項に材料が適合してい で製造業者が試験を実施することは,
るかで合意が得られな 我が国では想定されないため,JISで
い場合は,互いに受け入 は削除した。
れられる審判が疑義の
試験を実施する。
− 9 注文者が不合格の通知 削除 JISは配送そのものを細かく規定する我が国の市場に対応させるた
から3週間以内に他の め。
必要はなく,受渡当事者間での協議事
処分の指示を受けない 項なため,JISでは削除した。
限り,材料を製造者費用
もちで返品してもよい。
――――― [JIS H 4631 pdf 18] ―――――
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
8 表示 1製品ごと,1束ごと又は 10 外径13 mm以上の管は 削除 13 mm未満の管は束ねてタグにスタ 技術的差異はない。
1こん(梱)包ごとにス 各々にステンシル,スタ ンプで表示してもよいという具体的
テンシル,スタンプ,ロ ンプ又はロールで読み な詳細は,JISでは削除した。
ール,ラベルなどの適切 やすく表示。
な方法によって表示 13 mm未満の管は束ね
てタグにスタンプで表
示してもよい。
9 報告 報告書は,JIS G 0415に 6.1 ISO 10474による。 変更 JISでは,我が国のJISを採用した。 技術的差異はない。
よることを規定
数値の丸め方は,JIS Z 7 数値の丸め方はASTM 変更 JIS Z 8401に従うことに変更した。 技術的差異はない。
8401によることを規定 E29に従う。
製造業者は,試験の成績, 6.1.1 印刷形式又は電子デー 変更 提出の形式は我が国の商慣習でPDF 国内の実態による。技術的差異
製造番号,製造年月,注 タにて検査報告書を提 での電送などでの提出も行われてい はない。
文寸法,数量,現品納入 出。 るが,変更した。
状態などを記載した報告
書を注文者に提出
− 12 国際規格の要求事項を 削除 我が国の商慣習によって,認証をJIS国内の実態による。技術的差異
満たしていることを認 では削除した。 はない。
証する報告書のコピー
を少なくとも1部提出。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 18762:2016,MOD
関連する外国規格 ASTM B338
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
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− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
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注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
1 : 2
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS H 4631:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 18762:2016(MOD)
JIS H 4631:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.50 : チタニウム及びチタニウム合金
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.30 : ボイラ及び熱交換器
JIS H 4631:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH0515:1992
- チタン管の渦流探傷検査方法
- JISH0516:1992
- チタン管の超音波探傷検査方法
- JISH0517:2004
- チタン溶接管の差圧試験方法
- JISH1610:2008
- チタン及びチタン合金―サンプリング方法
- JISH1612:1993
- チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
- JISH1614:1995
- チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
- JISH1617:1995
- チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
- JISH1619:2012
- チタン及びチタン合金―水素定量方法
- JISH1620:1995
- チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
- JISH1621:1992
- チタン合金中のパラジウム定量方法
- JISH1622:1998
- チタン合金―アルミニウム定量方法
- JISH1630:2019
- チタン―スパーク放電発光分光分析方法
- JISH1631:2008
- チタン合金―蛍光X線分析方法
- JISH1632-2:2014
- チタン―ICP発光分光分析方法―第2部:パラジウム,マンガン,鉄,マグネシウム,けい素,アルミニウム,バナジウム,ニッケル,クロム,すず,銅,モリブデン,ジルコニウム,ニオブ,タンタル,コバルト及びイットリウム定量方法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方