JIS K 0126:2019 流れ分析通則

JIS K 0126:2019 規格概要

この規格 K0126は、流れ分析に関する一般的事項について規定。

JISK0126 規格全文情報

規格番号
JIS K0126 
規格名称
流れ分析通則
規格名称英語訳
General rules for flow analysis
制定年月日
1989年2月1日
最新改正日
2019年1月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
化学分析 2021, 環境測定 II 2021
改訂:履歴
1989-02-01 制定日, 1994-06-01 確認日, 2000-01-20 確認日, 2001-03-20 改正日, 2006-03-25 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2019-01-21 改正
ページ
JIS K 0126:2019 PDF [32]
                                                                                   K 0126 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 フローインジェクション分析・・・・[3]
  •  4.1 概要・・・・[3]
  •  4.2 装置の構成・・・・[3]
  •  4.3 装置の設定・・・・[6]
  •  4.4 装置の安定性の確認・・・・[7]
  •  4.5 分析操作・・・・[7]
  •  4.6 定量分析・・・・[8]
  •  5 連続流れ分析・・・・[12]
  •  5.1 概要・・・・[12]
  •  5.2 装置の構成・・・・[12]
  •  5.3 装置の設定・・・・[14]
  •  5.4 装置の安定性の確認・・・・[15]
  •  5.5 分析操作・・・・[15]
  •  5.6 定量分析・・・・[15]
  •  6 シーケンシャルインジェクション分析・・・・[16]
  •  6.1 概要・・・・[16]
  •  6.2 装置の構成・・・・[16]
  •  6.3 装置の設定・・・・[18]
  •  6.4 装置の安定性の確認・・・・[18]
  •  6.5 分析操作・・・・[18]
  •  6.6 定量分析・・・・[19]
  •  7 データの質の管理(精度管理)・・・・[19]
  •  8 設置及び注意事項・・・・[20]
  •  8.1 流れ分析装置の設置場所・・・・[20]
  •  8.2 安全についての注意事項・・・・[21]
  •  9 分析結果の記載方法・・・・[21]
  •  10 個別規格で流れ分析を分析法として取り入れる際に規定しなければならない事項・・・・[21]
  •  附属書A(規定)流れ分析装置の使用判定項目・・・・[22]
  •  附属書B(参考)不確かさの求め方・・・・[24]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 0126 pdf 1] ―――――

K 0126 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
分析機器工業会(JAIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS K 0126:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 0126 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 0126 : 2019

流れ分析通則

General rules for flow analysis

1 適用範囲

  この規格は,流れ分析に関する一般的事項について規定する。流れ分析は,流れ中における反応を利用
して無機物及び有機物を定量するための操作・技術をいい,この規格では,試料及び試薬の分析装置への
導入法が相互に異なるフローインジェクション分析,連続流れ分析及びシーケンシャルインジェクション
分析についてそれぞれ規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0212 分析化学用語(光学部門)
JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)
JIS K 0214 分析化学用語(クロマトグラフィー部門)
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0050,JIS K 0211,JIS K 0212,JIS K 0213,JIS K 0214
及びJIS K 0215によるほか,次による。
3.1
ダブルインジェクション法(double injection method)
試料の濃度又は導入量を変えて一つの流れの中に2か所に分けて導入する,又は一つのキャリヤーに相
前後して試料と試薬とを同時に導入する方法。
3.2
マージングゾーン法(merging zone method)
二つのキャリヤーの流れを設け,一方の流れに試料,他方の流れに試薬を同時に導入し,下流で試料と
試薬とを合流させる方法。
3.3
サンドイッチインジェクション法(sandwich injection method)
試料Sと試薬RとをR-S-R又はS-R-Sの順にキャリヤー流路内に直列に導入する方法。

――――― [JIS K 0126 pdf 3] ―――――

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K 0126 : 2019
3.4
ストップトフロー法(stopped flow method)
試料及び試薬の混合流れを一時的に停止させる方法。この方法には,検出器のフローセル内で停止させ
て反応の時間変化を観測する方法,及び混合器の中で停止させて分散を抑えて反応時間を長くとる方法の
二つがある。
3.5
フローインジェクション滴定法(flow injection titration method)
試料を試薬の流れに導入し,かくはん(攪拌)装置付き混合器で十分に分散,反応させた後に得られる
応答曲線の幅から濃度を求める方法。ただし,試薬として各種の緩衝液を用いる場合には,かくはん(攪
拌)装置付き混合器を用いずに分散係数を310とし,応答曲線のピーク高さを定量に用いる。
注記 濃度C0の成分が細管内の流体に導入され,分散によってその濃度がCになったとき,C0をC
で除した値を分散係数(dispersion coefficient)という。Dで表し,D=C0/Cによって定義される。
3.6
セグメント(segment)
細管中の流体に,その流体と混ざり合わない気体,有機溶媒などを導入したときにできる分節(帯)。
3.7
分散(dispersion)
細管内の流体に導入された試料及び試薬が,細管内の層流による輸送並びに流れの軸方向及び半径方向
への拡散によって流体中に広がる現象。
3.8
合流点(merging point)
試料,試薬,キャリヤー又はこれらの混合物を含む複数の流れが一つに交わるところ。
3.9
応答曲線(response curve)
検出器の応答信号強度を縦軸に,時間を横軸にとって両者の関係を示した曲線又はプロットされたデー
タ群。
3.10
キャリヤー(carrier)
細管中に導入された試料又は試薬を搬送する流体。
3.11
細管(tube)
流体の流路を構成する細い管。
3.12
ポンプ(pump)
流体を送る装置。
3.13
導入器(injector)
試料又は試薬を細管中の流体に導入する器具。
3.14
分割器(divider)

――――― [JIS K 0126 pdf 4] ―――――

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K 0126 : 2019
一つの流路を複数の流路に分割する器具。
3.15
混合器(mixer)
試料と試薬とを混合させる器具。
3.16
濃縮器(concentrator)
試料中の目的成分を分離及び/又は濃縮する器具。
3.17
抽出器(extractor)
試料中の目的成分を抽出する器具。
3.18
セグメンター(segmentor)
セグメントを形成するために用いる器具。
3.19
相分離器(phase separator)
水相と有機相とに分離する器具。
3.20
気液分離器(gas separator)
液体と気体とを分離する器具。
3.21
反応器(reactor)
試料と試薬とを反応させる器具。
3.22
透析器(dialyzer)
半透膜などを用い,試料中の分析対象成分又は不要な共存成分を分離する器具。
3.23
蒸留器(distiller)
試料中の分析対象成分を蒸留操作によって分離・精製する器具。

4 フローインジェクション分析

4.1 概要

  一定流量で細管内を流れている試薬に試料を導入し,細管内での分散・混合によって分析対象成分と試
薬とを反応させ,下流に設けた検出器で反応生成物を検出して定量する方法である。
なお,試料の流れに試薬を導入する場合もある。

4.2 装置の構成

4.2.1  一般
フローインジェクション分析装置は,送液部,試料導入部,反応部及び検出部を細管でつないだ流路系
と表示・記録部とで構成する。フローインジェクション分析の基本概念図の一例を図1に,基本構成図の
一例を図2に示す。

――――― [JIS K 0126 pdf 5] ―――――

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JIS K 0126:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 0126:2019の関連規格と引用規格一覧