JIS K 1503:2009 アセトン

JIS K 1503:2009 規格概要

この規格 K1503は、工業用のアセトンについて規定。

JISK1503 規格全文情報

規格番号
JIS K1503 
規格名称
アセトン
規格名称英語訳
Acetone
制定年月日
1952年8月25日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.080.80
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1952-08-25 制定日, 1955-08-25 確認日, 1958-08-25 確認日, 1959-09-01 改正日, 1962-08-01 確認日, 1965-08-01 確認日, 1968-10-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 2002-06-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2009-03-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 1503:2009 PDF [8]
                                                                                   K 1503 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 品質・・・・[2]
  •  4 試験方法・・・・[2]
  •  4.1 一般事項・・・・[2]
  •  4.2 外観・・・・[2]
  •  4.3 色(ハーゼン色数)・・・・[2]
  •  4.4 密度(比重)・・・・[2]
  •  4.5 純度・・・・[3]
  •  4.6 アセトアルデヒド・・・・[4]
  •  4.7 蒸発残分・・・・[4]
  •  4.8 遊離酸(CH3COOHとして)・・・・[5]
  •  4.9 過マンガン酸カリウム試験・・・・[5]
  •  4.10 水溶性・・・・[6]
  •  4.11 水分・・・・[6]
  •  5 表示・・・・[6]
  •  6 安全衛生上の注意事項・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 1503 pdf 1] ―――――

K 1503 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油化学工業協会
(JPCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 1503:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 1503 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 1503 : 2009

アセトン

Acetone

序文

  この規格は,1952年8月に制定され,その後1959年9月に改正(ただし,2006年2月に石綿に関する
規定を見直し,追補1で改正。)されて以来,改正が行われておらず,試験方法も当時のままで,ガソリン
混合試験のように制定の理由が不明な試験方法も存在する。そのため,現状の生産技術及び試験技術の進
歩による市場の実態に合わせ改正した。
なお,対応する国際規格ISO 757-1ISO 757-5は,ISOの法規などに引用されていない製品規格廃止の
方針によって,2002年に廃止された。

1 適用範囲

  この規格は,工業用のアセトンについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではな
い。この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなけれ
ばならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0071-1 化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方

――――― [JIS K 1503 pdf 3] ―――――

2
K 1503 : 2009

3 品質

  アセトンは,無色透明の液体で,特異な臭気があり,その品質は,箇条4によって試験したとき,表1
による。
表1−品質
項目 性能
外観 透明で異物のない液体
色(ハーゼン色数) 10以下
密度 (20 ℃) g/cm3(比重20 ℃/20 ℃) 0.7890.793(0.7900.794)
純度 質量分率% 99.0以上
アセトアルデヒド 質量分率% 0.01以下
蒸発残分 質量分率% 0.001以下
遊離酸(CH3COOHとして) 質量分率% 0.002以下
過マンガン酸カリウム試験 試験適合
水溶性 試験適合
水分 質量分率% 0.5以下
注記 現在,通常の国内外の取引では,主に比重が使用されている。このため,JIS Z 8203において
は密度への統一を規定しているが,この規格では比重を括弧付きで表記し,密度と同様に比重
を規定した。

4 試験方法

4.1 一般事項

  化学分析の一般事項は,JIS K 0050,ガスクロマトグラフ分析の一般事項は,JIS K 0114及び数値の丸
め方は,JIS Z 8401によるほか,次による。
a) 単に溶液と記載している場合は,水溶液を示す。
b) 液面で目盛を読むときは,次の区分による。
1) 浮ひょうの場合 JIS K 0061による。
2) メスシリンダー及びその他の場合 下縁
c) 温度計は,温度基準器又はこれと同等の精度をもつ温度計によって校正する。
d) 水は,JIS K 0557のA2又はA3の水を用いる。

4.2 外観

a) 要旨 外観は,容器に十分な量の試料を入れ,目視によって沈殿物及び浮遊物の有無を調べる。
b) 容器 シリンダーなどの無色透明なガラス製容器で,容量100 ml以上のもの。
c) 操作 試料を容器にとり,拡散昼光1)又はそれと同等の光の下で,目視によって透明であることを確
認し,沈殿物及び浮遊物の有無を調べる。
注1) 拡散昼光とは,日の出後3時間から日没3時間前までの間の日光の直射を避けた北窓からの
光をいう。

4.3 色(ハーゼン色数)

  色(ハーゼン色数)は,JIS K 0071-1による。

4.4 密度(比重)

  密度(20 ℃)[比重(20 ℃/20 ℃)]は,次のいずれかによる。
a) 浮ひょう法 浮ひょう法による測定は,JIS K 0061の7.1(浮ひょう法)による。

――――― [JIS K 1503 pdf 4] ―――――

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K 1503 : 2009
b) 比重瓶法 比重瓶法による測定は,JIS K 0061の7.2(比重瓶法)による。
c) 振動式密度計法 振動式密度計法による測定は,JIS K 0061の7.3(振動式密度計法)による。

4.5 純度

a) 要旨 ガスクロマトグラフを用い,ピーク面積から主成分及び各不純物の濃度を求め,水分濃度を補
正して純度を算出する。
b) 測定濃度範囲 95 %100 %
c) 装置及び器具 装置は,JIS K 0114による。次に一例を示すが,これと同等の性能をもつものでもよ
い。
装置 ガスクロマトグラフ
検出器 水素炎イオン化検出器
カラム 溶融シリカキャピラリーカラム
固定相 中極性又は強極性
膜厚1.0 μm
長さ30 m
内径0.5 mm
マイクロシリンジ 10 μl
d) 分析条件 次に一例を示すが,これと同等の性能の条件でもよい。
1) 温度
カラム槽 40 ℃(10 min)→(10 ℃/min)→ 210 ℃(3 min)
検出器槽 260 ℃
試料導入部 150 ℃
2) キャリヤーガス 純度99.9 %(体積分率)以上のヘリウム,又はJIS K 1107に規定する窒素若し
くは同等の純度をもつ窒素。
3) スプリット比 1:100
4) 試料注入量 2 μl
e) 操作 操作は,次による。
1) ガスクロマトグラフの操作 マイクロシリンジに試料をとり,ガスクロマトグラフの試料導入部に
素早く導入して,試料のクロマトグラムを求める。
2) ピーク面積測定方法 ピーク面積測定方法は,データ処理装置を用いて計算する。
3) 定量方法 定量方法は,JIS K 0114の面積百分率法,補正面積百分率法,内標準法などによる。
f) ガスクロマトグラムの例 中極性キャピラリーカラムを用い,次に示す分析条件で得られたクロマト
グラムの例を,図1に示す。
1) 温度
カラム槽 40 ℃(10 min)→(10 ℃/min)→ 210 ℃(3 min)
検出器槽 260 ℃
試料導入部 150 ℃
2) キャリヤーガス ヘリウム
3) スプリット比 1:100
4) 試料注入量 2 μl

――――― [JIS K 1503 pdf 5] ―――――

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JIS K 1503:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1503:2009の関連規格と引用規格一覧