JIS K 2171:2013 バイオ再生重油

JIS K 2171:2013 規格概要

この規格 K2171は、直火使用工業炉などの燃料として使用するバイオ再生重油について規定。

JISK2171 規格全文情報

規格番号
JIS K2171 
規格名称
バイオ再生重油
規格名称英語訳
Bio reclaimed oil
制定年月日
2013年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

75.160.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020
改訂:履歴
2013-12-20 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 2171:2013 PDF [8]
                                                                                   K 2171 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 試料採取方法・・・・[2]
  •  6.2 引火点・・・・[2]
  •  6.3 動粘度・・・・[2]
  •  6.4 流動点・・・・[2]
  •  6.5 灰分・・・・[2]
  •  6.6 硫黄分・・・・[3]
  •  6.7 塩素分・・・・[3]
  •  6.8 水分・・・・[3]
  •  6.9 油脂分・・・・[3]
  •  6.10 総発熱量・・・・[3]
  •  7 表示・・・・[3]
  •  8 バイオ再生重油の製造及び取扱いに関する注意事項・・・・[3]
  •  附属書A(規定)油脂分試験方法(赤外分光分析法)・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2171 pdf 1] ―――――

K 2171 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2171 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2171 : 2013

バイオ再生重油

Bio reclaimed oil

序文

  この規格は,バイオ再生重油の品質及びその試験方法を明確にすることによって,生産者,及び使用者
の“環境・安全・健康の保護”,“資源循環型社会形成などの社会的目標の達成手段”,“適正かつ効率的な
生産・使用の指針”とすることを目的としている。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,直火使用工業炉などの燃料として使用するバイオ再生重油について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 2170 再生重油
JIS K 2231 流動パラフィン
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2265-3 引火点の求め方−第3部 : ペンスキーマルテンス密閉法
JIS K 2269 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
JIS K 2272 原油及び石油製品−灰分及び硫酸灰分試験方法
JIS K 2275 原油及び石油製品−水分試験方法
JIS K 2279 原油及び石油製品−発熱量試験方法及び計算による推定方法
JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 2541-5 原油及び石油製品−硫黄分試験方法 第5部 : ボンベ式質量法
JIS K 8848 ヘキサン(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方
食用植物油脂の日本農林規格

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS K 2171 pdf 3] ―――――

2
K 2171 : 2013
3.1
バイオ再生重油
自動車エンジン,工業用用途に使用された使用済み潤滑油などと使用済み食用油1) を原料として双方を
混ぜ合わせて製造された混合燃料。
なお,廃食用油含有量は油脂分として表す。
注1) 使用済み食用油とは,一般家庭等で使用された植物油を主体とする油脂分。
3.2
直火使用工業炉
直接熱を供給して物を製造する工程の構成部分。例えば,焼却灰溶融炉,石灰焼成炉,溶解炉,セメン
ト焼成炉。

4 種類

  バイオ再生重油は,含有水分によって2種類に分類する(表1参照)。

5 品質

  バイオ再生重油は,直火使用の工業炉などの燃料として適切な品質であって,箇条6によって試験を行
ったとき,表1の規定に適合しなければならない。
表1−品質
項目 1種 2種 試験方法
引火点 ℃ 70 以上 70 以上 JIS K 2265-3
動粘度 50 ℃ mm2/s 50 以下 50 以下 JIS K 2283
流動点 ℃ −10 以下 −10 以下 JIS K 2269
灰分 質量分率 % 1.0 以下 1.0 以下 JIS K 2272
硫黄分 質量分率 % 0.6 以下 0.6 以下 JIS K 2541-5
塩素分 質量分率 % 0.05 以下 0.05 以下 JIS K 2170
水分 質量分率 % 1.0 以下 5.0 以下 JIS K 2275
油脂分 質量分率 % 5.0以上10.0以下 5.0以上10.0以下 附属書A
総発熱量 MJ/kg 41.8 以上 41.8 以上 JIS K 2279

6 試験方法

6.1 試料採取方法

  試料採取方法は,JIS K 2251による。

6.2 引火点

  引火点は,JIS K 2265-3による。

6.3 動粘度

  動粘度は,JIS K 2283による。

6.4 流動点

  流動点は,JIS K 2269による。

6.5 灰分

  灰分は,JIS K 2272による。

――――― [JIS K 2171 pdf 4] ―――――

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K 2171 : 2013

6.6 硫黄分

  硫黄分は,JIS K 2541-5による。

6.7 塩素分

  塩素分は,JIS K 2170による。

6.8 水分

  水分は,JIS K 2275による。

6.9 油脂分

  油脂分は,附属書Aによる。

6.10 総発熱量

  総発熱量は,JIS K 2279による。

7 表示

  容器の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。ただし,タンク
車,タンク船,タンクローリー,その他表示が困難な場合は,送り状に表示してもよい。
なお,製造業者は廃食用油の混合量に応じて油脂分含有量(質量分率%)を表示しなければならない。
a) 名称 名称は“バイオ再生重油”とする。
b) 種類
c) 正味容量
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月日又はその略号
f) 油脂分含有量
g) この規格の番号(JIS K 2171)

8 バイオ再生重油の製造及び取扱いに関する注意事項

  製造業者は,バイオ再生重油の品質を維持し,適切,安全かつ効率よく取り扱うために,次の点に十分
注意する。また,バイオ再生重油の使用者にも注意するよう周知を図る。
a) 引火性 バイオ再生重油は,危険物なので,火気に十分注意する。
b) 塩素分 バイオ再生重油中の塩素分は,燃焼条件によってはダイオキシン類を発生させることがある
ので,できるだけ低減化を図ることが望ましい。
c) 燃焼設備 バイオ再生重油が,使用する直火使用工業炉,ボイラ,貯槽・ポンプなどそれらの付帯設
備(これらを総称して“燃焼設備”という。)の仕様,要求事項などに適合していることを確認し,使
用に当たっては適切な必要措置をとる。バイオ再生重油の使用に伴う燃焼設備のつまり,汚れ,摩耗
などに留意する。特に,遊離水があると失火等バーナトラブルの原因になるので,外部からの水分の
混入に注意する。

――――― [JIS K 2171 pdf 5] ―――――

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JIS K 2171:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2171:2013の関連規格と引用規格一覧