29
K 2580 : 2003
2. セーボルト色標準物質を用いて必要に応じ検量線の点検を行う。
点検の結果,標準値との差がセーボルト色で1を超える場合には,検量線を作り直す。
附属書3図 1 セーボルト色の検量線(一例)
2. ASTM色の検量線
a) 各種のASTM色標準物質の三刺激値(X,Y,Z)を附属書1(規定)の6.2.2 a) からc) によって求め,
次の式を用いて,色標準物質ごとに光学濃度の和 算する。
DX+DY+DZ
ここに, 光学濃度の和
DX=−log10 (X/Xn)
DY=−log10 (Y/Yn)
DZ=−log10 (Z/Zn)
――――― [JIS K 2580 pdf 31] ―――――
30
K 2580 : 2003
X,Y,Z : ASTM色標準物質の三刺激値
Xn,Yn,Zn : 標準の光Cの三刺激値
Xn=98.071
Yn=100.000
Zn=118.226
b) 光学濃度和 ( ‰ 準物質のASTM色(標準値)の関係を作図し検量線を作成する。
備考1. 光路長が33 mmセルの場合は,次のような式となる。
A= 懿 拿
ここに, A : ASTM色
試料の光学濃度和
愀 切片補正定数(例0.25)
戀 こう配補正定数(例0.869 5)
2. 検量線の点検 ASTM色標準物質を用いて必要に応じ検量線の点検を行う。点検の結果,標
準値との差がASTM色で0.5を超える場合には,検量線を作り直す。
――――― [JIS K 2580 pdf 32] ―――――
附属書4(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 2580 : 200x 石油製品−色試験方法 国際規格 ISO 2049 : 1996 石油製品−色試験方法(ASTM色)
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目
規格番号 ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体,附属書
表示方法 : 点線の下線又は実線の側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範 本体1.で規定。染料を添加ISO 2049 1. ISO 2049は MOD/追加 JISではセーボルト色試験 JISでは国内で幅広く使用されている
囲 していない石油製品に適 ASTM色試験方 方法,刺激値換算法,色標セーボルト色試験方法及び刺激値換算
用する。 法だけを規定し 準物質の調製方法を追加 法を追加した。また,刺激値換算法に
ている。 した。 よる測定に必要な色標準物質の調製方
法も附属書(規定)で規定した。
2.引用規 JIS C 2320ほか,引用するISO 2049 2. ISO 3015,ISO MOD/追加 JISではISO規格を削除し,引用してい
格 JISを付表で規定した。 3016,ISO 3696, るJIS規格を追加した。
ISO 6271,ISO
6353
3.定義 セーボルト色及びASTM MOD/追加 JISではセーボルト色及び JISではASTM法に準拠したセーボル
色を定義した。 ASTM色の定義を追加し ト色を追加したため,ASTM色につい
た。 ても追加定義した。
4.試験方 a) セーボルト色試験方法 MOD/追加 JISでは試験方法の種類を JISではセーボルト色試験方法などを
法の種類 b) STM色試験方法 MOD/追加 箇条番号を付けて追加し 追加したため,試験方法の種類が一目
c) 刺激値換算法(附属書1) MOD/追加 た。 で分かるように表を追加した。
d )三刺激値からセーボル MOD/追加
ト色及びASTM色への換
算例(附属書3)
e) 色標準物質の調製方法 MOD/追加
(附属書2)
K2 580 : 200
3
3
1
――――― [JIS K 2580 pdf 33] ―――――
32
K 2580 : 2003
K2
32
5
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目
80
規格番号 ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
: 2
表示箇所 : 本体,附属書
00
表示方法 : 点線の下線又は実線の側線
3
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
5.セーボ 試験の原理 ISOでは規定し MOD/追加 ISOでは規定していな
ルト色試 試薬及び材料 ていない。 MOD/追加 い。
験方法 セーボルト色試験器 MOD/追加
試験器の準備 MOD/追加
試料の採取及び調製方法 MOD/追加
試料の準備 MOD/追加
セーボルト色試験の手順 MOD/追加
結果 MOD/追加
精度 MOD/追加
試験結果の報告 MOD/追加
6.ASTM 試験の原理 ISO 2049 3. JISに同じ。 IDT JISでは試料の採取及び JISではJIS K 2251(原油及び石油製品
色試験方 試薬及び材料 4. JISに同じ。 IDT 調製方法を追加した。 −試料採取方法)を引用した。
法 ASTM色試験器 5.,附属書JISに同じ。 IDT
A
試料の採取及び調製方法 規定なし ISOには規定が MOD/追加
ない。
試料の準備 6. JISに同じ。 IDT
試験器の準備 7. JISに同じ。 IDT
ASTM色試験の手順 7. JISに同じ。 IDT
結果 8. JISに同じ。 IDT
精度 9. JISに同じ。 IDT
試験結果の報告 10. JISに同じ。 IDT
――――― [JIS K 2580 pdf 34] ―――――
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目
規格番号 ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本体,附属書
表示方法 : 点線の下線又は実線の側線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
附属書1 刺激値換算法 ISOでは規定し MOD/追加 ISOでは規定していな
(規定) ていない。 い。
附属書2 色標準物質の調製方法 ISOでは規定し MOD/追加 ISOでは規定していな
(規定) ていない。 い。
附属書3 三刺激値からセーボルト 参考のため ISOでは規定していな
(参考) 色及びASTM色への換算 評価の対象 い。
例 外
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
K2 580 : 200
3
3
3
JIS K 2580:2003の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2049:1996(MOD)
JIS K 2580:2003の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2580:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0071-1:2017
- 化学製品の色試験方法―第1部:ハーゼン単位色数(白金-コバルトスケール)
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK2249:1995
- 原油及び石油製品―密度試験方法及び密度・質量・容量換算表
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2269:1987
- 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
- JISK2839:1990
- 石油類試験用ガラス器具
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8517:2006
- 二クロム酸カリウム(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8105:2000
- 色に関する用語
- JISZ8120:2001
- 光学用語
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色