JIS K 2580:2003 石油製品―色試験方法

JIS K 2580:2003 規格概要

この規格 K2580は、染料を添加していない石油製品の色を試験する方法について規定。

JISK2580 規格全文情報

規格番号
JIS K2580 
規格名称
石油製品―色試験方法
規格名称英語訳
Petroleum products -- Determination of colour
制定年月日
1972年8月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2049:1996(MOD)
国際規格分類

ICS

75.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020, 色彩 2019
改訂:履歴
1972-08-01 制定日, 1975-08-01 確認日, 1978-09-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-10-01 確認日, 1991-03-01 確認日, 1993-06-01 改正日, 2003-03-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 2580:2003 PDF [35]
                                                                                   K 2580 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS K
2580 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,日本工業規格(日本産業規格)を国際規格に整合させるため,ISO 2049 : 1996,Petroleum products−
Determination of colour(ASTM scale)を基礎として用いた。
JIS K 2580には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)刺激値換算法
附属書2(規定)色標準物質の調製方法
附属書3(参考)三刺激値からセーボルト色及びASTM色への換算例
附属書4(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2580 pdf 1] ―――――

K 2580 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 試験方法の種類・・・・[1]
  •  5. セーボルト色試験方法・・・・[2]
  •  5.1 試験の原理・・・・[2]
  •  5.2 試薬及び材料・・・・[2]
  •  5.3 セーボルト色試験器・・・・[2]
  •  5.4 試験器の準備・・・・[9]
  •  5.5 試料の採取及び調製方法・・・・[9]
  •  5.6 試料の準備・・・・[9]
  •  5.7 セーボルト色試験の手順・・・・[9]
  •  5.8 結果・・・・[11]
  •  5.9 精度・・・・[11]
  •  5.10 試験結果の報告・・・・[11]
  •  6. ASTM色試験方法・・・・[11]
  •  6.1 試験の原理・・・・[11]
  •  6.2 試薬及び材料・・・・[11]
  •  6.3 ASTM色試験器・・・・[12]
  •  6.4 試料の採取及び調製方法・・・・[17]
  •  6.5 試料の準備・・・・[17]
  •  6.6 試験器の準備・・・・[17]
  •  6.7 ASTM色試験の手順・・・・[18]
  •  6.8 結果・・・・[18]
  •  6.9 精度・・・・[18]
  •  6.10 試験結果の報告・・・・[18]
  •  附属書1(規定)刺激値換算法・・・・[20]
  •  附属書2(規定)色標準物質の調製方法・・・・[24]
  •  附属書3(参考)三刺激値からセーボルト色及びASTM色への換算例・・・・[30]
  •  附属書4(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[33]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2580 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2580 : 2003

石油製品−色試験方法

Petroleum products−Determination of colour

序文

 この規格は,1996年に第2版として発行されたISO 2049,Petroleum products−Determination of colour
(ASTM scale)を元に対応する部分(試験の原理,試薬及び材料,ASTM色試験器,試料の準備,試験器
の準備,ASTM色試験の手順,結果,精度,試験結果の報告)については,対応国際規格を翻訳し技術的
内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を
日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項又は原国際
規格にはない事項である。変更の一覧表をその説明を付けて附属書4(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,染料を添加していない石油製品(以下,石油製品という。)の色を試験する方
法について規定する。
備考1. この規格は,危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわ
たって規定しているわけではないので,この試験方法を適用する場合は,試験に先だって,
適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 2049:1996,Petroleum products−Determination of colour(ASTM scale)(MOD)

2. 引用規格

 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8105,JIS Z 8120及びJIS Z 8722によるほか,次
による。
a) セーボルト色 石油製品の透明な液体の色を,最も明るい色の+30から最も暗い色の−16に分類した
もの。セーボルト色は,セーボルト色標準ガラスと試料の透過光の明るさがほぼ一致するように試料
の高さを調節して,両者の明るさがほぼ等しいとき,その試料の高さに対応した表3の数値で表す。
b) STM色 石油製品の色を,淡い色の0.5から濃い色の8.0に分類したもの。
ASTM色は試料と色標準ガラスと比較して,ほぼ等しいときのASTM色標準ガラスの番号で表す。

4. 試験方法の種類

 色試験方法は,表1の3種類とする。

――――― [JIS K 2580 pdf 3] ―――――

2
K 2580 : 2003
表 1 試験方法の種類
試験方法の種類 適用油種(例) 箇条番号
セーボルト色試験方法 5.
灯油,流動パラフィン,石油ワックス(パラフィンワッ
クス)
ASTM色試験方法 6.
各種潤滑油,ヒーティングオイル,軽油,石油ワックス
(ISO 2049に対応) (マイクロワックス,ペトロラタムなど)
セーボルト色 灯油,流動パラフィン,石油ワックス(パラフィンワッ
刺激値換算法 クス) 附属書1
ASTM色 各種潤滑油,ヒーティングオイル,軽油,石油ワックス
(マイクロワックス,ペトロラタムなど)
備考 セーボルト色及びASTM色の測定に自動試験器による方法を用いてもよい。ただし,自動試験器によって得ら
れた結果に疑義が生じた場合には,5.,6.又は刺激値換算法で得られた結果による。

5. セーボルト色試験方法

5.1 試験の原理

 試料用ガラス管中の試料の透過光の明るさが,セーボルト色標準ガラスよりはっきり
と明るくなるまで試料の高さを下げる。このときの試料の高さ目盛より一段上の目盛と,セーボルト色標
準ガラスの組合せに対応する表3のセーボルト色を求める。
参考 測定者の目の訓練及び測定の正確さの確認には,附属書2に規定するセーボルト色標準物質を
用いるとよい。

5.2 試薬及び材料

 試薬及び材料は,次による。
a) 水 JIS K 0557に規定するA3の水。
b) アセトン JIS K 8034に規定するもの。
c) ろ紙 JIS P 3801に規定するろ紙2種。

5.3 セーボルト色試験器

 図1に示す構造及び寸法のもので,a)   e) からなる。
a) 試料用ガラス管 図2に示す構造・寸法のもので,目盛付きほうけい酸ガラス管 (1) (2),透明ガラス
円板,コック(ペットコック)付き金属円筒及びキャップからなる。
目盛付きほうけい酸ガラス管の目盛は,透明ガラス円板の上面から50.8 mmの位置に回線目盛を刻
み,更にその上方に25.4 mmごとに回線目盛を刻む。各回線には下から2,3,4,5,······,20まで
の整数を刻む。また,回線間にはこれを8等分する細分目盛を刻む。
透明ガラス円板は厚さ6.25 mmで,すじ及びきずのない無色の平らなものとする。
コック付き金属円筒は,黒つや消し電気めっき仕上げの黄銅製のものとし,目盛付きほうけい酸ガ
ラス管と透明ガラス円板とを洗浄のため取り外すことのできる構造とする。
キャップは金属製黒つや消し電気めっき仕上げのもので,目盛付きほうけい酸ガラス管の上部にか
ぶせる。
石油ワックス試料の場合は,試料用ガラス管に図3に示すような石油ワックス試料用加熱器を上部
からかぶせて試料を液状に保ち,試料用ガラス管の目盛を読むことができるものを使用する。
注(1) IS K 2839に規定する図73が相当する。材質は無色のほうけい酸ガラスとする。
(2) 製造ロットの異なるガラスの光学的特性は,微妙に違う場合がある。
この試験では,試料用ガラス管及び標準色用ガラス管は光学特性の合った管を使用しなけれ
ばならない。管の一方が破損した場合,両管とも取り替えることが望ましい。
参考 注(1)に規定する無色のほうけい酸ガラスとしては,パイレックスNo.7740などがある。

――――― [JIS K 2580 pdf 4] ―――――

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K 2580 : 2003
単位 mm
図 1 セーボルト色試験器(一例)

――――― [JIS K 2580 pdf 5] ―――――

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