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K 5533 : 2003
性の差異を目視によって調べる。
7.8 研磨容易性(空研ぎ容易性)
研磨容易性(空研ぎ容易性)の試験は,次による。
7.8.1 試験片 試験板は,溶剤洗浄によって調整したぶりき板 (200×100×0.3mm) とし,試験板の片面
に試料を7.3.2.3によって塗った後,一般状態に2時間おいたものを試験片とする。
7.8.2 研磨紙 研磨紙は,JIS R 6252に規定する研磨紙P320を用いる。
7.8.3 研磨具 研磨具は,研磨紙が研磨する面に対して均等な力が加わる構造のものとし,一例を図1
に示す。
7.8.4 操作 操作は,次による。
a) 試験片の長辺を台(2)の縦方向に置いて指で保持し,研磨具を使って研ぐ。この操作は,一般状態で試
験してもよい。
参考 台は,長辺を水平面に対して約30度の傾斜のあるものが,研磨作業がしやすい。
b) 研磨具を塗面に押し付けて前後に動かして塗面の約3/4以上を研ぐ。
c) この前後に研ぐ動作を約10回繰返す。
7.8.5 判定 研ぐ操作が容易で,研磨紙に目詰まり・からみが著しくなく,研いだ面が平らであるときは,
“空研ぎのときに研磨が容易である。”とする。
図1 研磨具の一例
7.9 吸込み防止性
吸込み防止性の試験は,次による。
7.9.1 試験板 試験板は,かば合板(2)とし,日本農林規格に規定する天然木化粧合板 (200×100×3mm)
とする。
注(2) かば合板は,心材で作ったもので,あらかじめシリカゲルを入れておいたデシケータに入れ,
23℃で48時間置いたものとする。
a) 試験板の切り口は,研磨紙などで削って平らにし,角を丸める。
b) 試験に用いる面のけば,汚れをJIS R 6253に規定する耐水研磨紙P280で落とし,JIS K 8102に規定
するエタノール(95)で軽くふく。乾燥後,含水率の指標が12%以下であることを確認して,試験に用
いる。
7.9.2 試験片の作製
a) ウッドシーラーの場合は,試料と見本品とをそれぞれ別の試験板の片面に,7.3.2.3によって塗り,標
準状態で1時間乾燥したものを,各1枚作製する。
b) サンジングシーラーの場合は,この規格に規定するウッドシーラーを試験板の片面に,7.3.2.3によっ
て塗り,標準状態で1時間乾燥して作った下塗り板を2枚用意する。この下塗り板の1枚に試料を,
別の1枚には見本品を,ウッドシーラーの塗膜の上に塗り,標準状態で2時間乾燥した後,研磨紙P320
で研ぎ,更に,標準状態で1時間置いたものを試料と見本品の試験片とする。
――――― [JIS K 5533 pdf 6] ―――――
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7.9.3 操作 試料と見本品の試験片の塗面に,JIS K 5531に規定する木材用クリヤラッカーを7.3.2.3に
よって上塗りし,乾燥後に塗面を調べる。
7.9.4 判定 試料の試験片に上塗りした塗面に,はじき・しわ・割れ・膨れ・穴を認めないで,見本品の
試験片に上塗りした塗面と比べてつやの差異が大きくないときは,“吸込み防止性がある。”とする。
7.10 耐アルカリ性
耐アルカリ性の試験は,JIS K 5600-6-1の7.[方法1(浸せき法)]によるほか,次
による。
7.10.1 試験片の作製 試験板は,溶剤洗浄によって調整したガラス板 (150×70×2mm) 4枚を用い,7.3.2.3
によって試験板の片面に試料を塗った後,一般状態に48時間おいたものを試験片とする。このうち3枚に
ついては試験を行い,残りの1枚は原状試験片として試験が終わるまで保管する。
7.10.2 操作 操作は,手順A(単一の液相を使用)の場合,次による。
a) 容器を用意し,約150mmの深さまで炭酸ナトリウム溶液 (10g/L) を入れて,温度を23±1℃に保つ。
b) 炭酸ナトリウム溶液の中に試験片を糸でつるし,約120mmの深さまで浸し,10分間静置する。
c) 試験片を取り出して水で静かに洗い,残存する溶液を吸収紙又は布で軽くたたいて除き,一般状態に
2時間おいた後,直ちに目視によって塗膜を調べる。
7.10.3 判定 試験片3枚について,塗面に膨れ・はがれ・穴・軟化を認めず,原状試験片と比べて,色及
びつやの変化が大きくないときは,“炭酸ナトリウム溶液に10分間浸したとき異常がない。”とする。
7.11 加熱残分
加熱残分の試験は,JIS K 5600-1-2による。ただし,試験条件は,加熱温度105±2℃,
加熱時間1時間とする。
8. 検査
検査は,7.によって試験し,表1に適合しなければならない。
9. 表示
ラッカー系シーラーの容器には,容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。
a) 名称
b) 種類
c) 正味質量又は正味容量
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
f) 製造番号又はロット番号
g) ホルムアルデヒド放散等級分類記号(F☆☆☆☆)
参考 F☆☆☆☆は,塗装から7日後におけるJIS K 5601-4-1の3.(デシケータ法)による放散量が
0.12mg/L以下であることを示す。
――――― [JIS K 5533 pdf 7] ―――――
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K5
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参考表1 ラッカー系シーラー
533 : 2003
150×70×3
サンプリング,
K5 533 : 2003
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JIS K 5533:2003の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 5533:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3303:2017
- ぶりき及びぶりき原板
- JISK5500:2000
- 塗料用語
- JISK5531:2003
- ニトロセルロースラッカー
- JISK5600-1-1:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK5600-1-3:2015
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-6:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
- JISK5600-1-7:2014
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
- JISK5600-1-8:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
- JISK5600-2-1:2014
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第1節:色数(目視法)
- JISK5600-2-2:1999
- 塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第2節:粘度
- JISK5600-3-3:1999
- 塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第3節:硬化乾燥性
- JISK5600-4-1:1999
- 塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
- JISK5600-4-3:1999
- 塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
- JISK5600-6-1:2016
- 塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
- JISK5601-1-1:1999
- 塗料成分試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISR6252:2006
- 研磨紙
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙