JIS K 5533:2003 ラッカー系シーラー

JIS K 5533:2003 規格概要

この規格 K5533は、木材のクリヤラッカー塗装の下塗りに用いるウッドシーラー及び中塗りに用いるサンジングシーラーについて規定。

JISK5533 規格全文情報

規格番号
JIS K5533 
規格名称
ラッカー系シーラー
規格名称英語訳
Lacquer sealers
制定年月日
1953年1月28日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

87.040, 91.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
塗料 2020
改訂:履歴
1953-01-28 制定日, 1956-01-28 確認日, 1959-01-28 確認日, 1961-02-01 改正日, 1964-02-15 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-03-01 改正日, 1978-03-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1991-02-01 確認日, 1992-11-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 5533:2003 PDF [8]
                                                                                   K 5533 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料
工業会 (JPMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によってJIS K 5533 : 2002は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 5533 pdf 1] ―――――

K 5533 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 種類・・・・[2]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  6. 見本品・・・・[2]
  •  7. 試験方法・・・・[2]
  •  7.1 サンプリング・・・・[2]
  •  7.2 試験用試料の検分及び調整・・・・[2]
  •  7.3 試験の一般条件・・・・[2]
  •  7.4 色数(ガードナー)・・・・[3]
  •  7.5 塗装作業性・・・・[3]
  •  7.6 乾燥時間・・・・[3]
  •  7.7 塗膜の外観・・・・[3]
  •  7.8 研磨容易性(空研ぎ容易性)・・・・[4]
  •  7.9 吸込み防止性・・・・[4]
  •  7.10 耐アルカリ性・・・・[5]
  •  7.11 加熱残分・・・・[5]
  •  8. 検査・・・・[5]
  •  9. 表示・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 5533 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 5533 : 2003

ラッカー系シーラー

Lacquer sealers

1. 適用範囲

 この規格は,主として木材のクリヤラッカー塗装の下塗りに用いるウッドシーラー及び中
塗りに用いるサンジングシーラーについて規定する(以下,ラッカー系シーラーという)。
備考 ラッカー系シーラーには,ホルムアルデヒド系防腐剤,ユリア系樹脂,フェノール系樹脂及び
メラミン系樹脂のいずれをも含まないものとする。
参考1.ウッドシーラーは,工業用ニトロセルロース・樹脂・可塑剤・溶剤などを主な原料とした揮発
乾燥性の透明な液状塗料で,木材表面に一部浸透した塗膜を,自然乾燥で短時間に形成するも
のである。
2.サンジングシーラーは,工業用ニトロセルロース・樹脂・可塑剤・溶剤などを主な原料とする
ビヒクルにステアリン酸塩などを練り合わせた揮発乾燥性の半透明な液状塗料で,研磨しやす
い塗膜を自然乾燥で短時間に形成するものである。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5531 ニトロセルロースラッカー
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第2節 : サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第4節 : 試験用標準試験板
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第6節 : 養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第7節 : 膜厚
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第8節 : 見本品
JIS K 5600-2-1 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第1節 : 色数(ガードナー法)
JIS K 5600-2-2 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第2節 : 粘度
JIS K 5600-3-3 塗料一般試験方法−第3部 : 塗膜の形成機能−第3節 : 硬化乾燥性
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第1節 : 隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第3節 : 色の目視比較
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部 : 塗膜の化学的性質−第1節 : 耐液体性(一般的方法)
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)

――――― [JIS K 5533 pdf 3] ―――――

2
K 5533 : 2003
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 6252 研磨紙
JIS R 6253 耐水研磨紙
日本農林規格 普通合板,広葉樹製材

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。

4. 種類

 種類は,次による。
a) ウッドシーラー
b) サンジングシーラー

5. 品質

 品質は,7.によって試験し,表1を満足しなければならない。
表1 品質
項目 種類
ウッドシーラー サンジングシーラー
色数(ガードナー法) 18以下 −
塗装作業性 2回塗りで,塗装作業に支障があってはならない。
乾燥時間 30分以内
(硬化乾燥性)
塗膜の外観 塗膜の外観が正常であるものとする。
研磨容易性 − 空研ぎのとき研磨が容易である。
(空研ぎ容易性)
吸込み防止性 吸込み防止性があるものとする。
耐アルカリ性 − 炭酸ナトリウム溶液 (10g/L) に10分
間浸しても異常がないものとする。
加熱残分 % 22以上 27以上

6. 見本品

 見本品は,JIS K 5600-1-8の区分によって,表2とする。
表2 見本品
項目 観察項目 見本品の区分
形態 設定方式 品質水準
塗膜の外観 ゆず肌・透明性 塗料見本 協定見本品 中心見本品
又は
吸込み防止性 つや
社内見本品

7. 試験方法

    参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日
数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約300ml必要である。

7.1 サンプリング

 サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。

7.2 試験用試料の検分及び調整

 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。

7.3 試験の一般条件

 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほ
か,次による。
7.3.1 試験の場所

――――― [JIS K 5533 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 5533 : 2003
a) 養生及び試験を行う場所は,特に規定する以外は,標準状態とし,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)
で,直射日光を受けず,養生及び試験に影響を与えるガス・蒸気・ほこりなどがなく,通風の少ない
室内とする。
b) 一般状態の養生及び試験の場所は,JIS K 5600-1-1の3.1.1(一般状態)による。
c) 吹付け塗りの場所は,JIS K 5600-1-1の3.1.2(吹付け塗りの場所)による。
d) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)による。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブ
ースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いても差し支えない。
7.3.2 試験片の作製
7.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K 5600-1-4による。ただし,試験項目ごとに使用する試験板は指定する。
7.3.2.2 試料の薄め方 試料は,表3の組成の薄め液を用い,JIS K 5600-2-2の3.(フローカップ法)に
よって流下時間を測定し,製造業者が指定する秒数になるように薄める。ここで得られた試料と薄め液の
割合は,質量比で記録しておく。
表3 薄め液の組成
組成 配合割合(容量比)
酢酸エチル 15
酢酸ブチル 15
1-ブタノール 5
トルエン 65
7.3.2.3 試料の塗り方 試料の塗り方は,特に規定する以外は,JIS K 5600-1-1の3.3.7(吹付け塗り)に
よるほか,次による。
a) 7.3.2.2によって薄めた試料を試験板の片面にスプレーガンで吹き付けて2回塗る。2回目は,1回目を
塗ってから一般状態に30分おいてから塗る。
b) 塗付け量は,2回目の塗付けが終わってから一般状態に2時間おいた後,50±2℃の恒温器に入れて2
時間乾燥し,取り出して一般状態に1時間おいた後に測定した膜厚の厚さがそれぞれウッドシーラー
では715 サンジングシーラーでは2540 とする。
7.3.2.4 塗膜の厚さ 塗膜の厚さの測定は,JIS K 5600-1-7に規定する方法の一つによる。
7.3.2.5 乾燥方法 乾燥方法は,特に規定する以外は,自然乾燥の場合とする。

7.4 色数(ガードナー)

 色数の試験は,JIS K 5600-2-1による。

7.5 塗装作業性

 塗装作業性の試験は,JIS K 5600-1-1の4.2(塗装作業性)による。ただし,試験板は,
溶剤洗浄によって調整したガラス板 (200×100×2mm) を用い,操作は,2回塗りの場合による。この試験
片は,標準条件で30分乾燥した後,塗膜の外観の試験に用いる。
備考 ガラス板は,JIS R 3202に規定するフロート板ガラス又は磨き板ガラスとする。

7.6 乾燥時間

 乾燥時間の試験は,JIS K 5600-3-3による。ただし,試験板は,溶剤洗浄によって調整し
たぶりき板 (150×70×0.3mm) を用い,試料を7.3.2.3によって塗装し,乾燥時間は30分とする。
備考 ぶりき板は,JIS G 3303に規定する電気めっきぶりきのSPTE5.6/5.6 T2とする。

7.7 塗膜の外観

 塗膜の外観の試験は,塗装作業性の評価の終わった試験片を用い,JIS K 5600-1-1の
4.4(塗膜の外観)による。ただし,判定は見本品と比べて,ゆず肌・透明性(1)の差異が大きくないときは,
“塗膜の外観が正常である。”とする。
注(1) 透明性は,試料と見本品の試験片の塗膜を上向きにして,JIS K 5600-4-1の4.1.2[方法B(隠
ぺい率試験紙)]による。隠ぺい率試験紙の黒地の部分に並べて,拡散昼光の下で,塗膜の透明

――――― [JIS K 5533 pdf 5] ―――――

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JIS K 5533:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5533:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG3303:2017
ぶりき及びぶりき原板
JISK5500:2000
塗料用語
JISK5531:2003
ニトロセルロースラッカー
JISK5600-1-1:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5600-1-2:2002
塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
JISK5600-1-3:2015
塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
JISK5600-1-4:2004
塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
JISK5600-1-6:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JISK5600-1-7:2014
塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
JISK5600-1-8:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
JISK5600-2-1:2014
塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第1節:色数(目視法)
JISK5600-2-2:1999
塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第2節:粘度
JISK5600-3-3:1999
塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第3節:硬化乾燥性
JISK5600-4-1:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JISK5600-4-3:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
JISK5600-6-1:2016
塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
JISK5601-1-1:1999
塗料成分試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISR6252:2006
研磨紙
JISR6253:2006
耐水研磨紙