この規格ページの目次
13
K 5600-7-9 : 2006
附属書1(規定) サイクルD
1. 適用範囲
この附属書は,サイクルDの操作条件について規定する。
2. 操作
2.1 塩水噴霧の試験溶液 塩化ナトリウム(50±10)g/lの濃度にするために,塩化ナトリウムを水に溶
解して本体4.に規定された噴霧溶液を準備する。溶液のpHは6.07.0の範囲とする。
2.2 サイクル
附属書1表 1 サイクルDの操作条件
段階 時間(h) 温度(℃) 条件 備考
1 0.5 30±2 塩水噴霧
2 1.5 30±2 湿潤(95±3)%RH
3 2 50±2 熱風乾燥
4 2 30±2 温風乾燥
これは段階14のサイクルで,6時間を要
5 段階1に戻る。
する。
塩水噴霧から湿潤 : 10分間以内
移行時間は,各条件に移行後,その条件の規定の温度及び相対湿度に
達するまでの時間をいう。 湿潤から熱風乾燥 : 15分間以内
熱風乾燥から温風乾燥 : 30分間以内
温風乾燥から塩水噴霧 : 瞬時に
2.3 塩水噴霧の採取量 塩水噴霧の採取量は,塩水噴霧を24時間[9. a)参照]以上運転したのち,噴霧
液を採取したときの量は,12 ml/hにしなければならない。
2.4 期間 他に協定がなければ,試験サイクルは28サイクル(168時間)を繰り返す。
――――― [JIS K 5600-7-9 pdf 16] ―――――
14
K 5600-7-9 : 2006
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
ISO 11997-1 : 1998,塗料及びワニス−循複合サイクル腐食試験の測定方
JIS K 5600-7-9 : 2005 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第9節 : サイク
ル腐食試験方法−塩水噴霧/乾燥/湿潤 法−第1部 : 湿潤(塩水噴霧)・乾燥・湿度
(I) ISの規定 (II) 国際規 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
格番号 目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範囲 塩水噴霧/乾燥/ ISO 11997-1 1 JISに同じ IDT
湿潤のサイクルを
− −
用いて,塗膜の耐久
性を評価する方法。
2.引用規格 JIS G 3141 2 MOD/追加
JIS K 0557 ISO 3696 IDT − −
JIS K 5500 ISO 4618-1 MOD/追加 項目の数が少ないため 見直し時期にISOに提案する。
JISでは用語を追加した。
JIS K 5600-1-2 ISO 1512 MOD変更 ISO 1512は廃止されてい技術的差異はない。
るため。
JIS K 5600-1-3 ISO 1513 IDT − −
JIS K 5600-1-4 ISO 1514 IDT − −
JIS K 5600-1-6 ISO 3270 IDT − −
JIS K 5600-1-7 ISO 2808 IDT − −
JIS K 5600-8-1 ISO 4628-1 IDT − −
JIS K 5600-8-2 ISO 4628-2 IDT − −
JIS K 5600-8-3 ISO 4628-3 IDT − −
JIS K 5600-8-4 ISO 4628-4 IDT − −
JIS K 5600-8-5 ISO 4628-5 IDT − −
――――― [JIS K 5600-7-9 pdf 17] ―――――
15
K 5600-7-9 : 2006
(I) ISの規定 (II) 国際規 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
格番号 目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
2.引用規格 JIS K 8150 試薬 2 MOD/追加 JISの試薬を追加した。 JISでは,使用者の利便を図るた
JIS K 8180 め,試薬を明確にした。
JIS K 8576 技術的差異はない。
JIS K 8622
JIS K 8960
3.定義 JIS K 5500 用語 ISO 4618-1 MOD/追加 JIS K 5500を引用して用JIS K 5500はISO 4618シリーズ
− ISO 4618-2 語を明確にした。 と整合している。
ISO 4618-3 実質的に差異はない。
4.試験溶液 食塩及び塩類を水に 5 MOD/追加 塩化ナトリウム(JIS K 規格(ISO)に追加するように提
−
溶解して,噴霧用食 8150)を追加した。 案する。
塩水の製法。
5.装置 試験槽の容量,加熱 6 IDT
装置,溶液を噴霧す
る方法,供給する空
− − −
気,噴霧液採取装置
及び試験片ラックな
どについて規定。
6.試料のサ JIS K 5600-1-2 7 ISO 1512 MOD/変更 ISO 1512は廃止されてい技術的差異はない。
ンプリング JIS K 5600-1-3 ISO 1513 るため,JISではISO
15528に対応するJIS K
5600-1-2に変更した。
IDT − −
7.試験板 材質と寸法,調整と 8 MOD/追加 JISでは,通常用いる試 JISでは,使用者の利便を図るた
塗装,乾燥と調整, 験版の寸法について備考め,図などを追加した。
厚さ,切り込みきず − で追加した。また,切り技術的差異はない。
の付け方。 込みきずの図を追加し
た。
――――― [JIS K 5600-7-9 pdf 18] ―――――
16
K 5600-7-9 : 2006
(I) ISの規定 (II)国際規格 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
番号 目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 項目ごと 技術的差異の内容
内容 項目番号 内容
番号 の評価
8.試験片の 設置位置及び角度, 9 JISに同じ IDT
− −
暴露方法 置き方。
9.操作条件 噴霧試験機の運転操 10 JISに同じ IDT
− −
作を規定。
10.手順 噴霧試験の手順につ 11 JISに同じ IDT
− −
いて規定。
11.試験片のJIS K 5600-1-6 12 ISO 3270 IDT
評価 JIS K 5600-8-1 ISO 4628-1
JIS K 5600-8-2 ISO 4628-2
− −
JIS K 5600-8-3 ISO 4628-3
JIS K 5600-8-4 ISO 4628-4
JIS K 5600-8-5 ISO 4628-5
12.精度 試験の精度について 13 JISに同じ IDT
− −
規定。
13.試験報告 試験の報告について 14 JISに同じ MOD/追加 JISでは,受渡当事者間 ISOに提案を検討する。
規定。 で記載事項を選択できる
こととした。
附属書A 必要な補足情報 Annex A JISに同じ IDT − −
(規定)
附属書B 塩水噴霧試験機の設 Annex B JISに同じ IDT
(参考) 計及び構造で考慮す − −
べき要因
――――― [JIS K 5600-7-9 pdf 19] ―――――
17
K 5600-7-9 : 2006
(I) ISの規定 (II)国際規格番号(III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 項目 項目ごと 技術的差異の内容
内容 内容
番号 番号 の評価
附属書C 新サイクルAの条件 Anne 旧サイクルAは新サ MOD/変更 塩水溶液のpHはJISの 改正DISの審議に提案し,採用
(規定) 記載 xC イクルAに置き換わ 方法を提案した。 された。
った。
附属書D サイクルBの条件記 Anne JISに同じ MOD/変更 塩水溶液のpHはJISの 改正DISの審議に提案し,採用
(規定) 載 xD 方法を提案した。 された。
附属書E サイクルCの条件記 Anne JISに同じ MOD/変更 塩水溶液のpHはJISの 改正DISの審議に提案し,採用
(規定) 載 xE 方法を提案した。 された。
附属書1 サイクルDの条件記 日本が実施している MOD/追加 JISの方法を提案し採用 ISO改正提案し採用され,DIS
(規定) 載 条件を規定。 された。 として回付された。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT··················技術的差異がない。
― MOD/追加·········国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更·········国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD············国際規格を修正している。
JIS K 5600-7-9:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11997-1:1998(MOD)
JIS K 5600-7-9:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 5600-7-9:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK5500:2000
- 塗料用語
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK5600-1-3:2015
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-6:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
- JISK5600-1-7:2014
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
- JISK5600-8-1:2014
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―欠陥の量,大きさ及び外観の変化に関する表示―第1節:一般原則及び等級
- JISK5600-8-2:2008
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―第2節:膨れの等級
- JISK5600-8-3:2008
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―第3節:さびの等級
- JISK5600-8-4:1999
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―第4節:割れの等級
- JISK5600-8-5:1999
- 塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―第5節:はがれの等級
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8622:2007
- 炭酸水素ナトリウム(試薬)
- JISK8960:2008
- 硫酸アンモニウム(試薬)