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K 6746 : 2004
表 5 温度
単位 ℃
種類 温度
PVC 1号 130±2
PVC 2号 130±2
PVC 3号 130±2
PP 150±2
PE 1 号 80±2
PE 2号 120±2
b) 長さ測定器 JIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上の精度をもつもの。
7.7.2 試験片 溶接棒を長さ140 mmに3個切り取ってこれらを試験片とする。試験片の中央からそれぞ
れ50 mmのところに標線を付ける。
7.7.3 操作 試験片を表5の温度に保持した加熱試験機中で,表面が非粘着性の板の上に載せて30分間
置いた後に取り出し,室温に2時間以上放冷後,長さ測定器を用いて標線間距離を測定する。
7.7.4 計算 次の式によって,加熱伸縮率を算出し,3個の平均値を求める。
l2 l1
S 100
l1
ここに, S : 加熱伸縮率(%)
l1 : 加熱前の標線間距離(mm)
l2 : 加熱後の標線間距離(mm)
7.8 耐薬品性試験
7.8.1 装置 耐薬品性試験装置は,JIS K 7114に規定の装置を用いる。
7.8.2 試験片 試験片の寸法は,幅25 mm,長さ50 mm,厚さ12 mmとし,表6の試験液ごとに2個
づつ作成する。
7.8.3 操作 JIS K 7100に規定する標準状態で,試験片の質量及び表面積を測定する。表6に示す試験液
に60±1 ℃の温度で5時間浸せきした後,流水で約5秒間洗浄する。乾いた布で水分をふき取り,はかり
瓶に入れてその質量を測定する。ただし,蒸留水による試験片は水洗しない。
表 6 試験液
単位 質量百分率(%)
試薬名 濃度 注意事項
蒸留水 ― ―
塩酸 35 A, C
硫酸 30 A, C
硝酸 40 A, C
塩化ナトリウム 10 ―
水酸化ナトリウム 40 A, C
注意事項 : 表中にA及びCの記号のあるものはそれぞれ次の注意を払う。
A : 程度は異なるが腐食性があり,皮膚又は衣類に接触させてはならない。安全ピペットだけを用いる。
C : 刺激性又は毒性の蒸気を発生するので,必ず適切な排気フードの下で取り扱う。
試験結果は,各試験液についてそれぞれ2個の試験片の表面積当たりの質量変化を次の式を用いて算出
――――― [JIS K 6746 pdf 6] ―――――
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K 6746 : 2004
し,その平均値を求める。
m2 m1
A
ここに, m1 : 浸せき前の質量(mg)
m2 : 浸せき後の質量(mg)
A : 試験片の試験前の全表面積(cm2)
8. 表示
包装の外面には,次の事項を表示する。
a) 種類及び形状寸法の呼称
例 PVC 1号−2S
種類(表1) 形状寸法の呼称(表3)
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月日又はロット番号。
JIS K 6746:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.99 : その他のゴム及びプラスチック製品
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.20 : 溶接材料
JIS K 6746:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISK6740-1:1999
- プラスチック―無可塑ポリ塩化ビニル(PVC-U)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及びその仕様表記
- JISK6921-1:2018
- プラスチック―ポリプロピレン(PP)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
- JISK6922-1:2018
- プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7111:1996
- プラスチック ― シャルピー衝撃強さの試験方法
- JISK7114:2001
- プラスチック―液体薬品への浸せき効果を求める試験方法
- JISK7162:1994
- プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
- JISK7206:2016
- プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方