JIS K 8030:2010 アセトアルデヒド(試薬) | ページ 2

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K 8030 : 2010
ここに, A : 濃度(CH3CHO)(質量分率 %)
V : 滴定に要した1 mol/l水酸化ナトリウム溶液の体積(ml)
f : 1 mol/l水酸化ナトリウム溶液のファクター
m2 : 試料を入れた共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)
m1 : 最初の中和までの共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)
0.044 05 : 1 mol/l水酸化ナトリウム溶液1 mlに相当するCH3CHOの
質量(g)

6.4 水溶状

  水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率6061 %)の体積1と水の体積2とを混合す
る。
2) 硝酸銀溶液(20 g/l) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gを水に溶かして100 mlにする。褐色ガラス
製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液
3.1) 塩化物標準液(Cl : 1 mg/ml) 次のいずれかのものを用いる。
3.1.1) 計量標準供給制度[JCSS 2)]に基づく標準液で,酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致し
た場合に用い,必要な場合は,適切な方法で希釈して使用する。
3.1.2) CSS以外の認証標準液で酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致した場合に用い,必要な
場合は,適切な方法で希釈して使用する。ただし,JCSS以外の認証標準液がない場合は,市販
の標準液を用いる。
3.1.3) IS K 8150に規定する塩化ナトリウム1.65 gを全量フラスコ1 000 mlにとり,水を加えて溶かし,
水を標線まで加えて混合する。
注2) CSSは,Japan Calibration Service Systemの略称である。
3.2) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/ml) 塩化物標準液(Cl : 1 mg/ml)10 mlを全量フラスコ1 000 ml
に正確にはかりとり,水を標線まで加えて混合する。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“ほとんど澄明”を用いる。
塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/ml)0.5 mlを共通すり合わせ平底試験管にとり,水10 ml,硝酸(1+2)
1 ml及び硝酸銀溶液(20 g/l)1 mlを加え,更に水を加えて20 mlとし,振り混ぜてから15分間放置
する。
c) 器具 主な器具は,次のとおりとする。
共通すり合わせ平底試験管 例として,容量50 ml,直径約23 mmで目盛のあるもの。
d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料6 mlを共通すり合わせ平底試験管にとり,水を加えて溶かし20 mlにする。
2) 試料を溶かした直後に濁りの程度をb)と比較する。また,ごみ,浮遊物などの異物の有無を上方又
は側方から観察する。
e) 判定 d)によって試験し,次の1)及び2)に適合するとき,“水溶状 : 試験適合”とする。
1) 試料溶液の濁りは,b)の濁りより濃くない。
2) ごみ,浮遊物などの異物は,ほとんど認めない。

6.5 不揮発物

  不揮発物は,JIS K 0067の4.3.4 (1)(第1法 水浴上で加熱蒸発する方法)による。この場合,試料10 g

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(約8 ml)をはかりとる。
なお,試料は,極めて揮発性が高いので,試料をはかりとった後,室温で清潔な局所排気施設内に試料
を入れた蒸発皿を放置して試料を揮散させた後に,水浴上で加熱する。

6.6 酸(CH3COOHとして)

  酸(CH3COOHとして)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ソーダ石灰 6.3 a) 1)による。
2) 水酸化カリウム溶液(250 g/l) 6.3 a) 3)による。
3) 二酸化炭素を除いた水 6.3 a) 4)による。
4) フェノールフタレイン溶液 JIS K 8799に規定するフェノールフタレイン1.0 gをJIS K 8102に規
定するエタノール(95)90 mlに溶かし,水で100 mlにする。
5) ブロモチモールブルー溶液 6.3 a) 5)による。
6) 0.1 mol/l水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 4.000 g/l) 6.3 a) 7)の1 mol/l水酸化ナトリウム溶液のファ
クターから計算した必要な体積を正確に全量フラスコ100 mlにとり,二酸化炭素を除いた水を標線
まで加えて混合し,ソーダ石灰管を付けてポリエチレン製などの気密容器に入れる。
b) 器具 主な器具などは,次のとおりとする。
メスピペット 最小目盛0.01 mlのもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
試料10 gを共通すり合わせ三角フラスコ200 mlにとり,二酸化炭素を除いた水40 mlを加えて溶か
す。これに,フェノールフタレイン溶液3滴を加え,0.1 mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終
点は,液の色が無色から紅色に変わる点とする。この場合,0.1 mol/l水酸化ナトリウム溶液1 mlは,
0.006 005 g CH3COOHに相当する。

7 容器

  容器は,遮光した気密容器とする。

8 貯蔵方法

  貯蔵方法は,密栓して冷所に保存する。

9 表示

  容器には,次の事項を表示する。
a) 日本工業規格(日本産業規格)番号
b) 名称 “アセトアルデヒド”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 化学式及び式量
e) 濃度
f) 内容量
g) 製造番号
h) 製造年月又はその略号
i) 製造業者名又はその略号

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K 8030 : 2010
j) 取扱い上の注意事項

10 取扱い上の注意事項

  アセトアルデヒドは,引火性があるので特に火気を避ける。また,有害なので蒸気を吸入しないように
し,粘膜及び皮膚に付着をしないようにする。

JIS K 8030:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8030:2010の関連規格と引用規格一覧