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JIS K 9705:2013 規格概要
この規格 K9705は、試薬として用いるテトラヒドロフランについて規定。
JISK9705 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K9705
- 規格名称
- テトラヒドロフラン(試薬)
- 規格名称英語訳
- Tetrahydrofuran (Reagent)
- 制定年月日
- 1984年3月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1984-03-01 制定日, 1989-06-01 確認日, 1996-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 9705:2013 PDF [9]
K 9705 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 試験操作上の注意事項・・・・[3]
- 6.3 純度(C4H8O)(GC)・・・・[3]
- 6.4 密度(20 ℃)・・・・[4]
- 6.5 屈折率 nD20 46.6 水分・・・・[4]
- 6.7 過酸化物(H2O2として)・・・・[4]
- 7 容器・・・・[6]
- 8 表示・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 9705 pdf 1] ―――――
K 9705 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 9705:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成25年9月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 9705:1996によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 9705 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 9705 : 2013
テトラヒドロフラン(試薬)
Tetrahydrofuran (Reagent)
C4H8O FW : 72.11
O
序文
この規格は,1984年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1996年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるテトラヒドロフランについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート : JIS Z
7250‐2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健
康に対する適切な措置をとらなければならない。
テトラヒドロフランは引火性が強いので,火気を避け,また有害なので,蒸気を吸入しない
ように,皮膚・粘膜に付着しないようにする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
――――― [JIS K 9705 pdf 3] ―――――
2
K 9705 : 2013
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8780 ピロガロール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
テトラヒドロフランは,無色の液体で,水,エタノール及びジエチルエーテルに極めて溶けやすい。沸
点は約65 ℃である。
テトラヒドロフランは,酸化されて過酸化物を生成しやすく,通常,2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノー
ル(BHT)(質量分率約0.03 %)などの酸化防止剤が添加されているものもある。しかし,酸化防止剤を
加えたものであっても,過酸化物は徐々に生成増加する。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 975 cm-1,2 860 cm-1,1 460 cm-1,
1 364 cm-1,1 182 cm-1,1 070 cm-1,911 cm-1及び658 cm-1付近に主な吸収を認める。試料調製をJIS K 0117
の5.4 a)(液膜法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの一例を図1
に示す。
なお,試料には添加剤含有のテトラヒドロフランを用いた。
――――― [JIS K 9705 pdf 4] ―――――
3
K 9705 : 2013
図1−赤外吸収スペクトルの例
5 品質
品質は,箇条6 によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C4H8O)(GC) 質量分率 % 99.5 以上 6.3
密度(20 ℃) g/ml 0.8840.889 6.4
20
屈折率 n
D 1.4061.409 6.5
水分 質量分率 % 0.05 以下 6.6
過酸化物(H2O2として) 質量分率 % 0.005 以下 6.7
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 試験操作上の注意事項
この試料は引火性が強いため,試験中は,火気厳禁とし,高温物,スパークを避け,強酸化剤との接触
を避ける。また,過酸化物を生成する性質があるので加熱,濃縮の際には注意する1)。
試験中は,試料の採取以外には容器を密閉しておく。
注1) 最後まで濃縮しない。
6.3 純度(C4H8O)(GC)
純度(C4H8O)(GC)の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) マイクロシリンジ又は試料導入装置 少量の定容量の測定溶液をガスクロマトグラフのカラムに導
入するマイクロシリンジ又は装置。
――――― [JIS K 9705 pdf 5] ―――――
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JIS K 9705:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 9705:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8780:2019
- ピロガロール(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計