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JIS L 1094:2014 規格概要
この規格 L1094は、織物及び編物の静電気による帯電性を評価するための試験方法について規定。
JISL1094 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L1094
- 規格名称
- 織物及び編物の帯電性試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for electrostatic propensity of woven and knitted fabrics
- 制定年月日
- 1980年3月1日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 1980-03-01 制定日, 1985-09-01 確認日, 1988-04-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1997-12-20 改正日, 2003-12-20 確認日, 2008-04-20 改正日, 2014-04-21 改正日, 2019-10-21 確認日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS L 1094:2014 PDF [25]
L 1094 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験場所・・・・[1]
- 5 試験の種類・・・・[2]
- 6 試料・摩擦布の採取及び準備・・・・[2]
- 6.1 試料及び摩擦布の採取・・・・[2]
- 6.2 試料の洗濯処理・・・・[2]
- 6.3 摩擦布の湯洗い・・・・[3]
- 6.4 試料及び摩擦布の調整・・・・[3]
- 7 試験方法・・・・[3]
- 7.1 A法(半減期測定法)・・・・[3]
- 7.2 B法(摩擦帯電圧測定法)・・・・[4]
- 7.3 C法(摩擦帯電電荷量測定法)・・・・[6]
- 7.4 D法(摩擦帯電減衰測定法)・・・・[10]
- 8 試験報告書・・・・[13]
- 附属書A(参考)表面漏えい抵抗測定法・・・・[15]
- 附属書B(参考)クリンギング測定法・・・・[18]
- 附属書C(参考)測定装置の校正及び動作確認・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 1094 pdf 1] ―――――
L 1094 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人繊維
評価技術協議会(JTETC)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS L 1094:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 1094 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 1094 : 2014
織物及び編物の帯電性試験方法
Testing methods for electrostatic propensity of woven and knitted fabrics
序文
この規格は,1980年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2008年に
行われたが,その後の引用規格の改正及び試験方法の利用実態に対応するために,改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,織物及び編物の静電気による帯電性を評価するための試験方法について規定する。また,
この規格で,表面漏えい抵抗測定法を附属書A,クリンギング測定法を附属書B並びに測定装置の校正及
び動作確認を附属書Cに記載している。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2338 電気絶縁用ポリエステル粘着テープ
JIS K 6741 硬質ポリ塩化ビニル管
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添布白布
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
JIS Z 1528 両面粘着テープ
JIS Z 1539 包装用ポリプロピレン粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 6330,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile testing
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208による。
4 試験場所
試験は,温度20 ℃±2 ℃,相対湿度(40±2)%の状態の試験室において行う。
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L 1094 : 2014
なお,他の温度及び湿度によって試験した場合には,その旨を試験報告書に記載する。
注記 JIS Z 8806のアスマン通風乾湿計を用いて温度を求め,次にスプルングの式による湿度表によ
って相対湿度を求めるのがよい。
5 試験の種類
試験は次の4種類とし,試験の目的に応じて,これらのうちから適切な方法を選択する。
a) 法(半減期測定法) 織物及び編物の静電気減衰特性の評価に適する。実用特性としては衣服のま
つわり付き及び/又はほこり付着の評価ができる。
b) 法(摩擦帯電圧測定法) 織物及び編物を摩擦したときの静電気電位の評価に適する。実用特性と
しては衣服のまつわり付き及び/又はほこり付着の評価ができる。
c) 法(摩擦帯電電荷量測定法) 導電性繊維を混入した織物及び編物を摩擦したときの,静電気発生
量の評価に適する。実用特性としては,ほこり付着,放電障害などの評価ができる。
d) 法(摩擦帯電減衰測定法) 摩擦帯電圧測定法と摩擦帯電電荷量測定法とを組み合わせて改良した
方法である。静電気の発生のしやすさ及び減衰特性を同時に評価できる。実用特性としては,衣服の
まつわり付き,ほこり付着,放電障害などの評価ができる。
6 試料・摩擦布の採取及び準備
6.1 試料及び摩擦布の採取
試料及び摩擦布は,JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料
の試験片]によって採取及び準備する。
なお,導電性繊維が一定間隔に筋状に入っているような試験片は,採取方法によって測定値が異なる場
合があるので,図1に示すように導電性繊維が試験片の中心に入るよう試験片を採取する。
図1−導電性繊維混入試験片の採取方法
注記 試料及び摩擦布は,白手袋を着用するなど,可能な限り汚さないように注意して採取する。
6.2 試料の洗濯処理
試料を洗濯処理する場合には,JIS L 0217に規定する付表1[記号別の試験方法−洗い方(水洗い)]の
番号103の試験方法又はISO 6330に規定する4 N若しくは4 M 1)によることとし,洗濯から脱水までの操
作を3回繰り返す。その後,40 ℃の温水で10分間湯洗いを行い,脱水2)し,再びこの方法によって湯洗
い及び脱水を行い,自然乾燥する。
なお,湯洗いは,浴比調整用負荷布を使用せず,試料又は摩擦布だけで操作を行う。その場合の浴比は,
1対300以上とし,ためすすぎとする。ただし,他の洗濯方法,他の洗濯回数によった場合又は未洗濯の
試料の場合には,その条件又はその旨を箇条8によって試験報告書に記載する。
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注1) 4 N若しくは4 Mは,ISO 6330の表F.1(標準洗濯機C型の洗濯操作条件)による。
2) 洗濯槽又は脱水槽に残留した洗剤が,試料及び摩擦布に付着しないように,その周辺を十分流
水で洗い流すのがよい。
6.3 摩擦布の湯洗い
摩擦布の湯洗いは,6.2と同様な方法によって40 ℃の温水で10分間湯洗いを行い,脱水2)した後,再
びこの方法によって湯洗いを行い,脱水し,自然乾燥する。
6.4 試料及び摩擦布の調整
採取した試料及び摩擦布の調整は,通常70 ℃で1時間予備乾燥を行った後,箇条4の環境下で24時間
以上放置する。ただし,ポリ塩化ビニルを試料とする場合には,60 ℃とする。
7 試験方法
7.1 A法(半減期測定法)
7.1.1 原理
A法(半減期測定法)は,試験片をコロナ放電場で帯電させた後,この帯電圧が1/2に減衰するまでの
時間(半減期)を測定する。
7.1.2 装置
7.1.2.1 半減期測定機 試験片を任意に帯電させる印加部,コロナ放電をさせるための高圧直流電源,試
験片を載せて回転させるためのターンテーブル,試験片の電圧を検出する受電部,その増幅器などからな
るもの(図2を参照)。
1 印加部 : 針電極
2 受電部 : 電極板の径28 mm±0.5 mm
3 ターンテーブル : 直径200 mm±4 mm,回転速度1 000 min−1以上,中心部から印加部,
受電部及び試験片取付枠のそれぞれの中心までの距離72 mm±2 mm
4 試験片取付枠 : 内側寸法(32 mm±0.5 mm)×(32 mm±0.5 mm),厚さ2 mm±0.05 mm
5 試験片台 : 外側寸法(54 mm±0.1 mm)×(43 mm±0.1 mm),
内側寸法(34 mm±0.1 mm)×(34 mm±0.1 mm),厚さ5 mm±0.1 mm
図2−半減期測定機の例
7.1.2.2 記録装置 シンクロスコープ又は記録計
7.1.2.3 除電装置 自己放電式又は電圧印加式除電器
――――― [JIS L 1094 pdf 5] ―――――
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JIS L 1094:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1094:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2338:2012
- 電気絶縁用ポリエステル粘着テープ
- JISK6741:2016
- 硬質ポリ塩化ビニル管
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL0803:2011
- 染色堅ろう度試験用添付白布
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISL1930:2014
- 繊維製品の家庭洗濯試験方法
- JISZ1528:2009
- 両面粘着テープ
- JISZ1539:2009
- 包装用ポリプロピレン粘着テープ
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方