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R 6001-1 : 2017
6.3 測定結果の判定及び報告
6.1で求めた粒度分布の測定結果は,表3の値と比較して判定する。測定後の各ふるいの質量分率及び質
量分率の合計が,表3の値に全て適合したとき合格,それ以外は不合格と判定して報告する。
表4に,検査結果の記述様式例を示す。
表4−検査結果の記述様式例
測定する部分(ふるい上 1段目 2段目 3段目 3段目+ 5段目 5段目の 合計
又は受け皿上) 4段目 受け皿
規格値[質量分率(%)] 0 20以下 45以上 70以上 − 3以下 99以上
測定値(g) 0.0 19.2 47.5 74.3 4.5 1.5 99.5
測定値[質量分率(%)] 0.0 19.3 47.7 74.7 4.5 1.5 100.0
補正値[質量分率(%)] 18.3 46.5 75.7 100.0
各ふるいでの評価 適合 適合 適合 適合 − 適合 適合
判定 : 合格
7 表示
包装には,次の項目を表示する。
a) 日本工業規格(日本産業規格)の番号
b) IS R 6111に規定する研削材の種類及び/又はその記号
c) 研削材の粒度 : “F”の後に粒度番号を表す数値を記載する
d) 質量(充量)
e) 製造番号
f) 製造業者名又はその略号
研削材の包装の表示例
JIS R 6001-1 GC F80 20 kg 16Y25 ○○KK
製造業者名又はその略号
製造番号
質量(充量)
研削材の粒度(表1参照)
JIS R 6111に規定する研削材の種類及び/又はその記号
日本工業規格(日本産業規格)の番号
――――― [JIS R 6001-1 pdf 11] ―――――
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R 6001-1 : 2017
附属書A
(規定)
対応国際規格における粒度の評価方法
A.1 粒度分布の許容差
この規格に対応する国際規格には,粒度の評価に用いるための粒度分布の許容差(質量分率)がある。
粒度分布の許容差は,表A.1による。
表A.1−粒度分布の許容差
単位 %
粒度 1段目 2段目 3段目 3段目+4段目 3,4段目+5段目 通過残
ISO F4 0 +4 −4 −4 − −
ISO F5 0 +4 −4 −4 − −
ISO F6 0 +4 −4 −4 − −
ISO F7 0 +4 −4 −4 − −
ISO F8 0 +4 −4 −4 − −
ISO F10 0 +4 −4 −4 − −
ISO F12 0 +4 −4 −4 − −
ISO F14 0 +4 −4 −4 − −
ISO F16 0 +4 −4 −4 − −
ISO F20 0 +4 −4 −4 − −
ISO F22 0 +4 −4 −4 − −
ISO F24 0 +4 −4 −4 − −
ISO F30 0 +4 −4 −4 − −
ISO F36 0 +4 −4 −4 − −
ISO F40 0 +4 −4 −4 − −
ISO F46 0 +4 −4 −4 − −
ISO F54 0 +4 −4 −4 − −
ISO F60 0 +4 −4 −4 − −
ISO F70 0 +3 −3 −3 − −
ISO F80 0 +3 −3 −3 − −
ISO F90 0 +3 −3 −3 − −
ISO F100 0 +3 −3 −3 − −
ISO F120 0 +3 −3 −3 − −
ISO F150 0 +3 −3 −3 − −
ISO F180 0 +3 −3 −3 −3 −
ISO F220 0 +3 −3 −3 −3 −
A.2 対応国際規格における粒度の評価方法
対応国際規格では,6.1の操作後,測定結果を評価するときに,表A.1の粒度分布の許容差を用いる。表
3の粗粒の標準粒度分布は,この許容差によって値の範囲が広くなる。表3及び表A.1を用いる粒度の評
価方法の手順を,粒度ISO F10を例に,次に示す。
a) 粒度ISO F10の粒度分布を測定後,表3の値に表A.1に示す許容差を加えて粒度評価を行う。例えば,
2段目のふるいの場合は,表3の20 %の値に,表A.1にある+4 %加算した24 %まで拡大して適合範
囲とすることができる。
――――― [JIS R 6001-1 pdf 12] ―――――
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R 6001-1 : 2017
b) 同様にして,各ふるいにとどまった試料の質量分率は,表A.1の許容差を含めた値を対象として評価
できる。
A.3 測定結果の判定及び報告
A.2で求めた粒度分布の測定結果は,表3の値と比較して判定する。測定後の各ふるいの質量分率及び
質量分率の合計が,表3の値に全て適合したとき合格,それ以外は不合格と判定して報告する。
表A.2に,粒度分布の許容差を用いた検査結果の記述様式例を示す。
表A.2−粒度分布の許容差を用いた検査結果の記述様式例
測定する部分(ふるい上 1段目 2段目 3段目 3段目+ 5段目 受け皿
又は受け皿上) 4段目
規格値[質量分率(%)] 0 20以下 45以上 70以上 − 3以下
許容差を考慮した規格値 0 24以下 41以上 66以上 − 3以下
[質量分率(%)]
測定値(g) 0.0 19.2 47.5 74.3 4.5 1.5
測定値[質量分率(%)] 0.0 19.3 47.7 74.7 4.5 1.5
各ふるいでの評価 適合 適合 適合 適合 − 適合
判定 : 合格
――――― [JIS R 6001-1 pdf 13] ―――――
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R 6001-1 : 2017
附属書JA
(規定)
標準試料
JA.1 標準試料
標準試料は,次による。
a) 材質は,褐色アルミナ研削材を用いる。
b) ふるいの2段目,3段目及び4段目に適用する,各粒度の累積質量分率の基準値は表JA.1による。
表JA.1−累積質量分率の基準値
粒度 ふるいの目開き 累積質量分率(単位 %)
(製造番号) 1段目 2段目 3段目 4段目 5段目 2段目 3段目 4段目
F4(00.6) 8.00 mm 5.60 mm 4.75 mm 4.00 mm 3.35 mm 14.6 50.2 85.0
F5(00.6) 6.70 mm 4.75 mm 4.00 mm 3.35 mm 2.80 mm 13.7 45.0 96.2
F6(00.6) 5.60 mm 4.00 mm 3.35 mm 2.80 mm 2.36 mm 10.3 50.6 97.1
F7(00.6) 4.75 mm 3.35 mm 2.80 mm 2.36 mm 2.00 mm 19.0 79.0 99.5
F8(73.7) 4.00 mm 2.80 mm 2.36 mm 2.00 mm 1.70 mm 13.5 68.9 97.8
F10(73.7) 3.35 mm 2.36 mm 2.00 mm 1.70 mm 1.40 mm 6.0 66.8 96.8
F12(73.7) 2.80 mm 2.00 mm 1.70 mm 1.40 mm 1.18 mm 5.9 64.2 99.0
F14(73.7) 2.36 mm 1.70 mm 1.40 mm 1.18 mm 1.00 mm 7.9 66.0 95.2
F16(73.7) 2.00 mm 1.40 mm 1.18 mm 1.00 mm 850 μm 9.1 58.7 92.3
F20(73.7) 1.70 mm 1.18 mm 1.00 mm 850 μm 710 μm 5.5 52.4 95.7
F22(00.6) 1.40 mm 1.00 mm 850 μm 710 μm 600 μm 5.8 84.5 99.5
F24(73.7) 1.18 mm 850 μm 710 μm 600 μm 500 μm 15.1 66.3 96.3
F30(73.7) 1.00 mm 710 μm 600 μm 500 μm 425 μm 16.6 66.5 93.8
F36(73.7) 850 μm 600 μm 500 μm 425 μm 355 μm 7.7 66.3 92.3
F40(00.6) 710 μm 500 μm 425 μm 355 μm 300 μm 10.9 51.1 87.8
F46(73.7) 600 μm 425 μm 355 μm 300 μm 250 μm 13.5 68.4 97.9
F54(73.7) 500 μm 355 μm 300 μm 250 μm 212 μm 5.2 68.3 98.2
F60(73.7) 425 μm 300 μm 250 μm 212 μm 180 μm 8.9 67.1 95.6
F70(73.7) 355 μm 250 μm 212 μm 180 μm 150 μm 11.2 63.7 93.2
F80(73.7) 300 μm 212 μm 180 μm 150 μm 125 μm 9.9 56.0 93.9
F90(73.7) 250 μm 180 μm 150 μm 125 μm 106 μm 3.0 47.8 96.9
F100(73.7) 212 μm 150 μm 125 μm 106 μm 75 μm 6.1 48.6 87.1
F120(73.7) 180 μm 125 μm 106 μm 90 μm 63 μm 16.9 56.9 93.8
F150(73.7) 150 μm 106 μm 75 μm 63 μm 45 μm 3.3 69.8 94.7
F180(73.7) 125 μm 90 μm 63 μm 53 μm − 5.6 58.7 80.3
F220(73.7) 106 μm 75 μm 53 μm 45 μm − 7.7 63.0 88.2
c) 標準試料についての情報は,研削砥石工業会の管理したものにする。
参考文献
JIS Z 8815 ふるい分け試験方法通則
――――― [JIS R 6001-1 pdf 14] ―――――
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R 6001-1 : 2017
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS R 6001-1:2017 研削といし用研削材の粒度−第1部 : 粗粒 ISO 8486-1:1996,Bonded abrasives−Determination and designation of grain size
distribution−Part 1: Macrogrits F4 to F220
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 JIS R 6111に規定する 1 JISとほぼ同じ 削除 JISは,遊離と粒は適用しない。 この規格は,研削といし用の研削材
人造研削材のうち,粒 だけを適用しているため,遊離と粒
度範囲がF4F220の は適用外とした。特に提案などはし
粗粒を規定。 ない。
遊離と粒は適用除外
2 引用規格
3 用語及び ISO規格が定義する以 3 JISとほぼ同じ 追加 用語の追加であり実質的な技術的
“粗粒”,“粒度(粗粒)”,“ふるい
定義 外に4用語を定義 差異はない。
の目開き”及び“ふるいの公称目開
き”を追加して定義している。
4 粒度の種 粒度の種類を定義 − 追加 表3の標準粒度分布とほぼ同じ この規格の前身であるJIS R 6001
類 の内容を継承した。
5 粒度分布 5.1 一般 − 追加 “一般”を追加している。 粒度分布試験の目的を明確化する
試験 ためであり実質的な技術的差異は
ない。
5.2 測定装置 4.1 JISとほぼ同じ 追加 測定条件を明確にするため。
試験機の仕様を追加した。技術的な
差異はない。
5.3 測定方法 変更 ふるいの内枠寸法を変更した。 JIS Z 8801-1と整合させるため。
4.2 JISとほぼ同じ 変更 箇条の構成変更による。
試験の手順をここに移動し,再試験
R6
の規定等を追加した。
00
表3 表2 変更 F180及びF220の3段目及び3段目 この規格の前身であるJIS R 6001
1-
1
+4段目の値を一部変更している。の内容を継承した。ISO規格改正時
: 2
に変更内容を提案する予定である。
017
2
――――― [JIS R 6001-1 pdf 15] ―――――
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JIS R 6001-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8486-1:1996(MOD)
JIS R 6001-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS R 6001-1:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR6003:1998
- 研磨材のサンプリング方法
- JISR6004:2010
- 研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙―用語及び記号
- JISR6004:2020
- 研削研磨材,といし及び研磨布紙―用語及び記号
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい