JIS S 6009:2013 白墨

JIS S 6009:2013 規格概要

この規格 S6009は、黒板などに使用する焼きせっこう製及び炭酸カルシウム製の白墨について規定。

JISS6009 規格全文情報

規格番号
JIS S6009 
規格名称
白墨
規格名称英語訳
Chalks
制定年月日
1955年2月12日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1955-02-12 制定日, 1958-02-12 確認日, 1958-10-07 改正日, 1961-10-01 確認日, 1964-10-01 確認日, 1967-11-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1977-06-01 改正日, 1984-02-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2006-05-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-02-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS S 6009:2013 PDF [7]
                                                                                   S 6009 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 寸法・・・・[2]
  •  7 色・・・・[3]
  •  8 試験方法・・・・[3]
  •  8.1 書きやすさ・・・・[3]
  •  8.2 拭き消しやすさ・・・・[3]
  •  8.3 色・・・・[3]
  •  8.4 曲がり・・・・[3]
  •  8.5 折損強度・・・・[3]
  •  8.6 含水率・・・・[4]
  •  8.7 有害物質・・・・[4]
  •  8.8 寸法・・・・[5]
  •  8.9 数値の丸め方・・・・[5]
  •  9 検査方法・・・・[5]
  •  10 表示・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 6009 pdf 1] ―――――

S 6009 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本白墨工業組合
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS S 6009:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 6009 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 6009 : 2013
白墨

Chalks

序文

  この規格は,1955年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1995年に
行われたが,その後の日本における使用実態,環境保護などの観点に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,黒板などに使用する焼きせっこう製及び炭酸カルシウム製の白墨(以下,白墨という。)に
ついて規定する。
なお,白墨は,手を汚さないために表面加工したもの及び再生材料を配合したものを含む。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS S 6007 黒板
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
焼きせっこう(石膏)
二水せっこうを焼成し粉砕したもの。二水せっこうの原料には,天然せっこう,化学せっこう,再生材
料などがある。
注記 せっこう(石膏)は,二水せっこう,半水せっこう及び無水せっこうの3種類に区分される。
3.2
炭酸カルシウム

――――― [JIS S 6009 pdf 3] ―――――

2
S 6009 : 2013
炭酸カルシウムは,石灰石など天然原料を微粉砕した重質炭酸カルシウムと化学的に合成された軽質炭
酸カルシウムとに区分される。
3.3
再生材料
環境負荷を少なくするために,発生した副生物,不要となった廃棄物などを再利用したもの。再生材料
には陶磁器成形用せっこう型の廃型,貝殻,卵殻の粉末などを利用したものがある。

4 種類

  白墨の種類は,材料及び形状によって表1のとおり区分する。
表1−種類
材料による区分 形状による区分 適用
焼きせっこう製a) 円柱形 焼きせっこうに適量な水を加えてかき混
六角柱形 ぜて均一な泥状物とし,これを型に流し込
み,硬化後,離型して乾燥したもの。
なお,焼きせっこうに再生材料を加えるこ
とがある。
炭酸カルシウム製b) 円柱形 炭酸カルシウムに適量の粘結剤と水とを
六角柱形 加えて練り,押出機などを使って棒状に成
形し,規定の長さに切断し,乾燥したもの。
なお,炭酸カルシウムに再生材料を加える
ことがある。
注a) 焼きせっこう製は,せっこうを90 %以上含有しているものとする。
b) 炭酸カルシウム製は,炭酸カルシウムを60 %以上含有しているものとする。

5 品質

  白墨の品質は,次による。
a) 外観 表面に外観を損なうようなきず及び汚れがあってはならない。
b) 粒状物質 焼付け鋼製黒板で白墨を使用した場合に,黒板面をきずつけるような堅い粒状物質を含ん
ではならない。
c) 書きやすさ及び拭き消しやすさ 書きやすさ及び拭き消しやすさは,8.1及び8.2によって試験したと
き,快適で良好なものとする。
d) 色 色は,8.3によって試験したとき,鮮明なものとする。
e) 曲がり 曲がりは,炭酸カルシウム製だけに適用し,8.4によって試験したとき,白墨が鉛直の孔を通
過しなければならない。
f) 折損強度 折損強度は,8.5によって試験したとき,折損してはならない。
g) 含水率 含水率は,8.6によって試験したとき,2 %以下とする。
h) 有害物質 有害物質は,8.7によって試験したとき,アンチモンが60 mg/kg以下,ひ素が25 mg/kg以
下,バリウムが1 000 mg/kg以下,カドミウムが75 mg/kg以下,クロムが60 mg/kg以下,鉛が90 mg/kg
以下,水銀が60 mg/kg以下及びセレンが500 mg/kg以下とする。

6 寸法

  白墨の長さ及び直径は,表2に適合しなければならない。

――――― [JIS S 6009 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
S 6009 : 2013
表2−寸法
単位 mm
種類 長さ 直径a)
材料による区分 形状による区分
焼きせっこう製 円柱形 80±3 11以上
六角柱形
炭酸カルシウム製 円柱形 63±3 10以上
六角柱形
注a) 六角柱形の場合は,内接円の直径をいう。

7 色

  白墨の色は,赤,だいだい色(又はオレンジ色),黄色,緑,黄緑,青,紫,茶色,朱色(又は朱赤)及
び白とする。ただし,蛍光色は除く。

8 試験方法

  試験方法は,次のとおりとし,試験条件は,特に規定しない限り,JIS Z 8703に規定する常温(温度20 ℃
±15 ℃),常湿[相対湿度(65±20) %]とする。

8.1 書きやすさ

  書きやすさの試験は,JIS S 6007に適合する黒板に直径10 cmの円を通常の筆圧で45°の角度で5回筆
記することによって調べる。

8.2 拭き消しやすさ

  8.1で筆記した線を,粉をよく落とした黒板拭きで通常の力で消したとき,黒板面から1 m離れた位置
から見て,黒板面に筆記跡及び消しむらがあるか否かを調べる。

8.3 色

  黒板面から1 m離れた位置で,8.1によって筆記した線の色が鮮明であるかを調べる。

8.4 曲がり

  曲がりの試験は,内径が試験する白墨の直径の1.2倍,長さが70 mmの鉛直の孔の上部から白墨を落下
させ,外力を加えずに自重で孔を通過するかどうかを調べる。ただし,六角柱形の場合の直径は,外接円
の直径とする。

8.5 折損強度

  折損強度の試験は,試料を45 ℃±5 ℃の恒温乾燥器で30分間乾燥し,デシケーター中で1時間以上冷
却してから試料を図1のように支点間距離50 mmになるように置き,その中央に太さ0.30 mm±0.02 mm
の鉄線を白墨に沿わせて掛け,その先に1.8 kgのおもりを静かに加え,折損するかどうかを調べる。

――――― [JIS S 6009 pdf 5] ―――――

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JIS S 6009:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 6009:2013の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7507:2016
ノギス
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISS6007:2010
黒板
JISZ8401:2019
数値の丸め方
JISZ8703:1983
試験場所の標準状態
JISZ8801-1:2019
試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい