この規格ページの目次
4
S 6061 : 2010
表3−レフィル(G2)
単位 mm
形式記号 l1 l2 l3 a b c d e
G2 98.1 +0.40
6.2±0.2 23.2±1 2.54 +0.035.8±0.1 6 +0.1 2.4±0.1 0.6±0.2
−0.35 −0.04 −0.2
――――― [JIS S 6061 pdf 6] ―――――
5
S 6061 : 2010
図1−ゲルインキボールペン及びレフィルの構造の代表例並びに各部の一般的な名称
――――― [JIS S 6061 pdf 7] ―――――
6
S 6061 : 2010
4.3 筆記線幅及びボールの直径
ゲルインキボールペン及びレフィルは,筆記線幅及びボールの直径によって,表4のとおりとする。
表4−筆記線幅及びボールの直径
単位 mm
筆記線幅による区分 記号 ボールの直径
超極細字用 UF 0.40未満
極細字用 EF 0.40以上 0.55未満
細字用 F 0.55以上 0.75未満
中字用 M 0.75以上 1.00未満
太字用 B 1.00以上
5 品質
5.1 ゲルインキの品質
ゲルインキの品質は,8.3.1によって試験したとき,粘度比( が2.0以上であり,かつ,見かけ粘
度( が20 mPa・s以上とする。
5.2 ゲルインキボールペン及びレフィルの品質
ゲルインキボールペン及びレフィルの品質は,表5の規定に適合しなければならない。
5.3 キャップの安全要件
14歳までの子供のために設計されたキャップ付きゲルインキボールペンのキャップは,JIS S 6060に適
合しなければならない。
――――― [JIS S 6061 pdf 8] ―――――
7
S 6061 : 2010
表5−ゲルインキボールペン及びレフィルの品質
項目 一般筆記用 公文書用 試験方法
筆記性能 8.3.2
明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記線が,次の規定を満たすものとする。
ただし,筆記距離について,1本の軸に複数本装てん(填)される細い及び/又は
短い(4.2で規定する形式記号Nのうち,表2のJのbより細い及び/又はl1より
短い)レフィルについては適用しない。
筆記線幅による区分における筆記距離は,次による。
− 超極細字用(UF) : 400 m以上
− 極細字用(EF) : 400 m以上
− 細字用(F) : 300 m以上
− 中字用(M) : 150 m以上
− 太字用(B) : 100 m以上
初筆性能 8.3.3
10 cm以内で円滑な筆記が始まり,かつ,明らかなかすれ及び濃度のばらつきがな
いものとする。
裏抜け 裏抜けがないものとする。 8.3.4
乾燥性 筆記線に汚れが認められないものとする。 8.3.5
複写性 複写した線が視認できるものとする。 8.3.6
耐水性 筆記線が視認できるものとする。a) 筆記線が視認できるものとする。 8.3.7
耐光性 筆記線が視認できるものとする。 8.3.8
ペン先乾燥性 10 cm以内にかすれのない筆記が始まるものとする。 8.3.9
保存性 この表の筆記性能及び初筆性能に適合するものとする。 8.3.10
耐消しゴム性 − 8.3.11
筆記線が見えなくなる前に試験用紙の表
面の損傷が明らかに現れるものとする。
耐アルコール性 − 筆記線が視認できるものとする。 8.3.12
耐塩酸性 − 筆記線が視認できるものとする。 8.3.13
耐アンモニア性 − 筆記線が視認できるものとする。 8.3.14
耐漂白性 − 筆記線が視認できるものとする。 8.3.15
有害物質 8.3.16
インキは,アンチモン60 mg/kg以下,ひ素25 mg/kg以下,バリウム1 000 mg/kg以
下,カドミウム75 mg/kg以下,クロム60 mg/kg以下,鉛90 mg/kg以下,水銀60 mg/kg
以下及びセレン500 mg/kg以下とする。
注a) 耐水性に係る表示をするものに適用する。
6 材料
使用する材料は,環境側面及び安全性について配慮する。
7 試験機器,試験設備及び試験溶液
7.1 粘度計 粘度計は,JIS Z 8803に規定する円すい−平板形回転粘度計又はこれと技術的に同等であ
る試験装置。
注記 円すい−平板形回転粘度計のコーンロータは,円すいと平円板とのなす角が1.57°,また,円
すいの半径が24 mmの標準ロータを使うことが好ましい。
7.2 筆記試験機 筆記試験を行うとき,筆記試験機を次の各条件にセットする。
0 0
a) 筆記力は,超極細字用は,0.5 −0.1 N,超極細字用以外は,1
−0.3Nとする。また,力の加え方は,次
による。
1) 筆記試験機のペン軸にレフィルを固定し,レフィルの先端部分をプッシュプルスケール又はばねば
かりで鉛直につるす。
2) プッシュプルスケール又はばねばかりの表示が,超極細字用は,0.5 N,超極細字用以外は,1 Nを
――――― [JIS S 6061 pdf 9] ―――――
8
S 6061 : 2010
指すまでペン軸ホルダにおもりを載せて調節する。
+5° 0
で試験し,どちらの筆記角度が筆記線にとって最もよい
b) 筆記角度は,サンプルを60°0 及び70°−5°
かを決め,よい方の角度を採用する。
c) 筆記速度は,4.5 m/min±0.5 m/minとする。
d) 筆記パターンは,線ピッチ2 mm5 mmで連続らせん(円周100 mm)とする。
e) 下敷きは,磨かれたステンレス鋼板とする。
7.3 試験用紙 試験用紙は,表6の仕様に適合するものとする。
表6−試験用紙
仕様 試験方法
坪量 : 70 g/m2±10 g/m2 JIS P 8124
平滑度a) : 50 s±30 s JIS P 8119
+2
焼却後の残留物 : 残留物(灰分),900 ℃燃焼時
7−3 % JIS P 8252
コブ値Cobb60 : 25 g/m2±10 g/m2 JIS P 8140
+1.0
pH値 : 6.5
−1.5 JIS P 8133
厚さ : 80 10 JIS P 8118
色 : 白色 −
成分 : 100 %木材繊維,漂白 −
注a) 柔らかい裏側を試験に使用,締付け圧力は1 MPa
7.4 消しゴム タイプAデュロメータ硬さ45±5の研磨剤を含まない消しゴム。ただし,硬さは,JIS K
6253による。
7.5 複写性試験設備 静電式複写機,マイクロフィルム作成装置又はテレファックス。
7.6 耐光性試験装置 キセノンアーク灯形耐光試験機又はこれと技術的に同等である試験装置。
7.7 試験溶液
7.7.1 エタノール溶液(JIS K 8101による。) 50 %水溶液(体積分率)とする。
7.7.2 塩酸溶液(JIS K 8180による。) 10 %水溶液(質量分率)とする。
7.7.3 アンモニア溶液(JIS K 8085による。) 10 %水溶液(質量分率)とする。
7.7.4 漂白剤溶液 新しく調製されたクロラミンT 1) の3 %水溶液(質量分率)とする。
注1) 標準名 : p-トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物
: Sodium-p-toluenesulfonchloramide trihydrate
8 試験
8.1 試験試料及び試験片
保存性試験(8.3.10参照)以外の試験に用いるゲルインキボールペン及びレフィルの試料は,製造後6
か月以内のものを用いる。
試験に用いる試験片は,特に規定がない限り,8.3.2で新たに実施した筆記性能試験の試験用紙から長さ
約5 cmを切り取ったものとする。
8.2 試験の環境条件
特に規定がない限り,JIS Z 8703に規定する常温20 ℃±15 ℃,常湿(65±20)%とする。
――――― [JIS S 6061 pdf 10] ―――――
次のページ PDF 11
JIS S 6061:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 27668-1:2009(MOD)
- ISO 27668-2:2009(MOD)
JIS S 6061:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 6061:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0843:2006
- キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISP8118:2014
- 紙及び板紙―厚さ,密度及び比容積の試験方法
- JISP8119:1998
- 紙及び板紙―ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法
- JISP8133:1998
- 紙,板紙及びパルプ―水抽出液pHの試験方法
- JISP8140:1998
- 紙及び板紙―吸水度試験方法―コッブ法
- JISP8252:2003
- 紙,板紙及びパルプ―灰分試験方法―900℃燃焼法
- JISS6060:2017
- 筆記及びマーキング用具―窒息のリスクを軽減するためのキャップ仕様
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8803:2011
- 液体の粘度測定方法