JIS X 6105:1988 GCR方式による12.7mm幅,9トラック,246cpmm,情報交換用磁気テープの情報記録様式 | ページ 2

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X 6105-1988
図3 データフォーマット
備考 各トラック番号のビット列は群単位に符号化され(8.参照),符号化されたビット列がテープ上の対応
トラックに記録される。
7.4 検査キャラクタ
(1) CCキャラクタ ECCキャラクタは,各群(データ群,剰余群,CRC群)ごとに計算する。この計
算で使用するD1D7の7個の多項式の係数は,群位置17の各バイトの8ピット(パリティビット
を除く。)とする。すなわち,多項式D1の係数は群位置1の8ビット,多項式D2の係数は群位置2
の8ビットとする。
各トラックのビットと多項式Djの次数との対応は,次のとおりとする。
トラック番号 多項式の次数
7 x0
1 x1
8 x2
5 x3
2 x4
9 x5
6 x6
3 x7
− −
ECCキャラクタは,次式で与えられる多項式Eの係数から求める。
E= xiDj) (mod G)
ここに, i=71
j=17
G=x0+x3+x4+x5+x8
すべての計算は,2を法として実行する。
備考1. xiDj) (mod G) は,多項式 xiDj) を多項式Gで除したときの剰余を示す。
2. 2を法として実行することは,排他的論理和を作ることと同じである。

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ECCキャラクタの各トラックのビットと多項式Eの次数との対応は,次のとおりとする
トラック番号 多項式の次数
1 x1
2 x4
3 x7
4 P
5 x3
6 x6
7 x0
8 x2
9 x5
(2) 補助CRCキャラクタ 補助CRCキャラクタは,記録ブロック内の全データバイトを基に計算する。
この計算で使用するM1Mnのn個の多項式の係数は,各データバイトの9ビット(パリティビット
を含む。)とする。すなわち,多項式M1の係数は1番目のデータ群の群位置1のバイトの9ビット,
多項式M2の係数は群位置2のバイトの9ビットとする。
各トラックのビットと多項式Mjの次数との対応は,次のとおりとする。
トラック番号 多項式の次数
1 x0
5 x1
8 x2
4 x3
2 x4
6 x5
3 x6
7 x7
9 x8
補助CRCキャラクタを求めるため,まず次式で与えられる非対称多項式Nを計算する。
N= xiMj) (mod H)
ここに, i=n1
j=1n
H=x0+x2+x6+x9
すべての計算は,2を法として実行する。
次に,多項式Nと多項式 (x0+x1+x6+x7+x8) との排他的論理和を計算し,この計算によって得ら
れる
多項式N'の係数を補助CRCキャラクタの各ビットとする。
各トラックのビットと多項式Nの次数との対応は,次のとおりとする。
トラック番号 多項式の次数
1 x0
2 x4
3 x6
4 x3
5 x1
6 x5
7 x7
8 x2
9 x8
補助CRCキャラクタは奇数パリティをもたなければならない。したがって,得られた補助CRCキ

――――― [JIS X 6105 pdf 7] ―――――

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ャラクタが偶数パリティをもつ場合には,奇数パリティとするために第4トラックのビットを反転す
る。
(3) RCキャラクタ CRCキャラクタは,記録ブロック内の先行する全キャラクタ(データ,パディン
グキャラクタ,補助CRCキャラクタ及びCRC群の群位置1のパディングキャラクタ)を基に計算す
る。ただし,ECCキャラクタは除外する。この計算で使用するM1Mnのn個の多項式の係数は,各
バイトの9ビット(パリティビットを含む。)とする。すなわち,多項式M1の係数は1番目のデータ
群の群位置1のバイトの9ビット,多項式M2の係数は群位置2のバイトの9ビットとする。
各トラックのビットと多項式Mjの次数との対応は,次のとおりとする。
トラック番号 多項式の次数
4 x0
7 x1
6 x2
5 x3
3 x4
9 x5
1 x6
8 x7
2 x8
CRCキャラクタを求めるため,まず次式で与えられる多項式Cを計算する。
C= xiMj) (mod K)
ここに, i=n1
j=1n
K=x0+x3+x4+x5+x6+x9
すべての計算は,2を法として実行する。
次に,多項式Cと多項式 (x0+x1+x2+x4+x6+x7+x8) との排他的論理和を計算し,この計算によっ
て得られる多項式C'の係数をCRCキャラクタの各ビットとする。
各トラックのビットと多項式C'の次数との対応は,次のとおりとする
トラック番号 多項式の次数
1 x6
2 x8
3 x4
4 x0
5 x3
6 x2
7 x1
8 x7
9 x5
備考 CRCキャラクタは,常
に奇数パリティとな
る。
(4) 剰余数キャラクタ 剰余数キャラクタは,記録ブロック内のデータバイト総数nから求める。
R1=n (mod 7)
R2=n−1 (mod 32)
2進数で表現されたR1及びR2については,剰余数キャラクタのビットは,次のとおりとする。
R1 : ビット 0 1 2
R2 : ビット 3 4 5 6 7

――――― [JIS X 6105 pdf 8] ―――――

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これらのビットとトラックとの対応は,次のとおりとする。
ビット トラック番号
R1 0 0 5
1 1 6
2 2 7
R2 0 3 2
1 4 8
2 5 1
3 6 9
4 7 3
第4トラックには,奇数パリティビットPを挿入する。
8. テープ上への各群の記録 7.の規定を満たすように編成した各群は,表2によって4ビットから5ビ
ットに変換して,テープ上に記録する。このビット変換は,各トラックの連続する4ビットに対して実行
する。
表2 4ビットから5ビットヘの変換
0 00 0 →1 10 0 1
0 00 1 →1 10 1 1
0 01 0 →1 00 1 0
0 01 1 →1 00 1 1
0 10 0 →1 11 0 1
0 10 1 →1 01 0 1
0 11 0 →1 01 1 0
0 11 1 →1 01 1 1
1 00 0 →1 10 1 0
1 00 1 →0 10 0 1
1 01 0 →0 10 1 0
1 01 1 →0 10 1 1
1 10 0 →1 11 1 0
1 10 1 →0 11 0 1
1 11 0 →0 11 1 0
1 11 1 →0 11 1 1
記録前の状態と区別するため,記録後には,データ群,剰余群,CRC群及びブロックは,それぞれデー
タ記録群,剰余記録群,CRC記録群及び記録ブロックと呼ぶ。
また,記録後のテープを横断する9ビットの列を記録列と呼ぶ。
9. 制御副群 制御副群は連続する5個の記録列から構成され,終端制御副群2を除いては各トラックの
ビットパターンは同一とする。
9.1 終端制御副群 終端制御副群1のビットパターンは,“10101”とする。終端制御副群1は,各記録
ブロックのテープ始端側の端部に配置する[10.2(1)参照]。
終端制御副群2のビットパターンは,“1010X”とする。Xは,各トラックの残留磁化を消去状態[4.7
参照]に戻すためのビットを表す。終端制御副群2は,各記録ブロックのテープ終端側の端部に配置する
[10.2(7)参照]。
9.2 第2制御副群 第2制御副群1のビットパターンは,“01111”とする。第2制御副群1は,各記録
ブロックのテープ始端側の端部において,終端制御副群1[10.2(1)参照]に後続する。

――――― [JIS X 6105 pdf 9] ―――――

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第2制御副群2のビットパターンは,“11110”とする。第2制御副群2は,各記録ブロックのテープ終
端側の端部において,終端制御副群2[10.2(7)参照]に先行する。
9.3 同期制御副群 同期制御副群のビットパターンは,“11111”とする。
9.4 マーク1制御副群 マーク1制御副群のビットパターンは,“00111”とする
9.5 マーク2制御副群 マーク2制御副群のビットパターンは,“11100”とする。
9.6 エンドマーク制御副群 エンドマーク制御副群のビットパターンは,“11111”とする。このビット
パターンは,同期制御副群のビットパターンと同一であるが,機能が異なる。
10. 記録ブロック
10.1 データ部分 記録ブロックのデータ部分は,GCR方式で188192データバイトから成る。ただし,
情報交換当事者間の合意があれば,より大きな記録ブロックを使用できる。
10.2 記録ブロックの構成 記録ブロックの構成は,データ記録群の数に依存する。一般的な構成は,図4
のとおりとする。
図4 記録ブロックの構成
(1) プリアンブル プリアンブルの構成は,図5のとおりとする。
図5 プリアンブルの構成
(2) マーク1制御副群 マーク1制御副群は,プリアンブルに後続する。
(3) 再同期バースト 再同期バーストの構成は,図6のとおりとする。
図6 同期バーストの構成
(4) データ記録群の数N N≦158の場合,最終のデータ記録群の後に剰余記録群に先行して,エンドマー
ク制御副群を設ける。再同期バーストは,存在してはならない。
N>158の場合,最終のデータ記録群の後にエンドマーク制御副群を設け,かつ,158個のデータ記

――――― [JIS X 6105 pdf 10] ―――――

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JIS X 6105:1988の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5652:1984(MOD)

JIS X 6105:1988の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6105:1988の関連規格と引用規格一覧