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X 6230 : 2017 (ISO/IEC 30190 : 2016)
− 単層ディスク :
PPnorm,unrec
max
PPnorm,unrec
min
≦ 0.15
PPnorm,unrec
max
PPnorm,unrec
min
− 2層ディスク :
PPnorm,unrec
max
PPnorm,unrec
min
≦ 0.18
PPnorm,unrec
max
PPnorm,unrec
min
− 一つの層内での未記録領域のプッシュプル信号の最大変動量は,次による。
PPnorm,unrec min
PPnorm,unrec max
≦ 0.25
PPnorm,unrec min
PPnorm,unrec max
− 記録済み領域(隣接トラック全て記録済み。)で,次による。
− HTLディスク :
0.21≦PPnorm,rec≦0.45
− LTHディスク :
0.21≦PPnorm,rec≦0.60
− 一つの層内での,記録済み領域及び未記録領域の平均プッシュプル信号の比は,次による。
− HTLディスク :
PPnorm,rec
0.75≦ ≦1.25
PPnorm,unrec
− LTHディスク :
PPnorm,rec
0.50≦ ≦1.0
PPnorm,unrec
27.3 ウォブル信号
27.3.1 一般
正規化ウォブル信号(NWS)は,グルーブトラックの平均中心線からの偏移量を表している。平均のト
ラック中心線からの,ウォブルグルーブトラックの実際の中心の偏移量は,附属書Mに従って計算できる。
27.3.2 NWSの測定
隣接トラックとのウォブルの干渉によって,ウォブル信号振幅は,変動している(ウォブルビートと呼
ばれる。)。ウォブル信号は,未記録領域で,らせんグルーブを連続トラッキングしながら測定する。測定
方法は,附属書Eに規定されている。
ウォブル信号が最小の振幅を示す場所では(MSKマークの影響を除く。),NWSは,次による。
0.20≦NWSmin≦0.55
ウォブル信号が,ウォブルビートによって最大の振幅を示す場所では,NWSは,次による。
NWSmax≦3×NWSmin
27.3.3 ウォブルCNRの測定
15.8.3に規定した,ディスクの最小及び最大の速度の場合の記録後のウォブル信号の狭帯域SNR(又は
CNR)は,ウォブル信号が最小の振幅を示す場所で26 dBを超える。
キャリアは956.5 kHzで測定し,ノイズレベルは,500 kHzで測定する(附属書E参照)。
――――― [JIS X 6230 pdf 166] ―――――
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X 6230 : 2017 (ISO/IEC 30190 : 2016)
27.3.4 ウォブルの高調波ひずみの測定
HMW変調の最低限の品質を保証するために,HMW変調の2次高調波の大きさに比べて,ウォブル信
号の2次高調波ひずみは十分小さくする。
2次高調波レベル(SHL)及び2次高調波ひずみ(SHD)は,ディスクの2か所でウォブルの基本波の大
きさ及び2次高調波の大きさを測定することによって決める。この両方の大きさは,データゾーン及び保
護ゾーン3で測定する。
局所のウォブル基本周波数レベルで正規化したSHD及びSHLの比は,次のいずれかによる。
− 半径方向のチルトなしで SHD/SHL<−12 dB
− 半径方向のチルト±0.70°以内で SHD/SHL<−6 dB
測定は,スペクトラムアナライザを用いる(附属書E参照)。
27.4 HFM及びウォブルグルーブの遷移の要求事項
HFM領域とウォブルグルーブ領域との間のグルーブトラッキングの最低限の品質を確保するために,
HFMグルーブ及び未記録ウォブルグルーブ領域の正規化プッシュプル信号の比(RHWG)は,LTHディス
クに対して,次による。
RHWG≧0.50
28 記録層の特性
箇条28箇条31で規定する信号値は,他に規定する場合を除き,全ての容量のディスクで有効である。
この規格では,次に示す二つのタイプの信号を区別している。
− グルーブ構造を再生した信号
− 使用者が記録したマークを再生した信号
箇条29箇条31は,データを記録するために用いる記録層の記録特性を評価する,一連の試験を規定
する。
箇条29箇条31の全ての要求事項は,他の記録層の状態(記録,未記録又は部分記録かどうか)にか
かわらず,記録領域の内径(INFOのOPCゾーンの開始又は終了)で,公称半径23.2 mmと外部ゾーンの
内径+20 μm(dDZO/2+20 μm)との間で,全ての層で満たす。要求事項は,外部ゾーンの残りの領域でも,
満たすことが望ましい。
29 記録層の試験方法
29.1 一般
試験は,記録領域で行う。試験に必要な記録及び読取りの動作は,同じ基準ドライブで行う。
信号を測定する場合は,ほこり,きずなどの局所欠陥の影響は除かれる。局所欠陥は,トラッキングエ
ラー及び訂正不能データの原因となる可能性がある(箇条33参照)。
29.2 環境条件
ディスクが,8.1.1に規定した許容環境条件内にある場合は,全ての信号は,規定する範囲内とする。
29.3 基準ドライブ
29.3.1 一般
全ての信号は,基準ドライブの適したチャネルで,箇条9及び附属書Hの規定に従い測定する。
――――― [JIS X 6230 pdf 167] ―――――
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X 6230 : 2017 (ISO/IEC 30190 : 2016)
29.3.2 読取りパワー
読取りパワーは,ディスクの入射面に照射し情報を読み取るためだけに用いる光パワーである。読取り
パワーは,単層ディスクでは(0.35±0.1) W及び2層ディスクでは(0.70±0.1) Wとする。
29.3.3 読取りチャネル
ドライブは,9.5及び9.6に規定する二つの読取りチャネルをもつ。HF読取りチャネルからのHF信号
は,ジッタ測定以外は,波形等化しない(附属書H参照)。
29.3.4 トラッキング要求事項
信号の記録中及び読取り中に,光ビームの焦点と記録層との間の軸方向のトラッキングエラーは,2xデ
ィスクでは最大55 nm,4xディスク及び6xディスクの半径36 mmまでは最大80 nmとする。6xディスク
の半径36 mm及びそれ以上の半径では,軸方向のトラッキングエラーは最大80 nm,又はディスクがジッ
タの特性を満たす場合は最大110 nmとする。
光ビームの焦点とトラック中心との間の半径方向のトラッキングエラーは,2xディスクは最大16 nm,
4xディスク及び6xディスクは最大20 nmとする。
4x及び6xディスクで大きなトラッキングエラーを起こす局所欠陥の扱いは,附属書Iの規定に従う。
29.3.5 走査速度
記録の試験は,ディスクにあるDIユニットに規定した速度で行う(15.8.3参照)。
読取りの間,実際のディスクの回転速度は,平均チャネルビットレートが66.000 Mbit/sとなるか又は平
均ウォブル周波数が956.522 kHzとなる速度とする。
29.4 記録条件
29.4.1 記録パルス波形
マーク及びスペースは,レーザをパルス状に照射することによって,ディスク上に記録される。レーザ
パワーは,附属書Fの記録パルス波形のうちの一つによって変調される。NRZIの2T9Tのラン長は,マ
ルチパルス列の記録パルスを適用して記録される。
記録中のレーザパワーは,次に示す四つのレベルがあり,ディスクの入射面に照射される。
− 記録ピークパワーPW
− バイアス記録パワーPBW又は中間パワーPM
− スペースパワーPS
− 冷却パワーPC
マークは記録ピークパワーPWで形成され,スペースはスペースパワーPSで形成される。
PW,PBW,PS,PM,及びPCの値は,附属書Gに従って最適化する。
試験の実際のパワーPW,PBW,PS,PM及びPCは,最適値の±5 %以内とする。ここに,PBW,PC,PM及
びPSは,ディスク情報に規定した比例係数εに従ってPWに比例する(15.8.3参照)。
29.4.2 記録パワー
最適化された記録パワーPWO,PBWO,PSO,PMO及びPCOは,図126に示す条件を満たす。
――――― [JIS X 6230 pdf 168] ―――――
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X 6230 : 2017 (ISO/IEC 30190 : 2016)
メディアタイプ HTLディスク LTHディスク
層 単層 2層 単層 2層
速度パワー(mW) 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大
PWO(mW) 3.0 6.0 6.0 12.0 3.0 6.0 --- ---
PBWO(mW) 0.10 4.0 0.10 8.0 0.10 4.0 --- ---
1x
PSO(mW) 0.30 4.0 0.60 8.0 0.30 4.0 --- ---
PCO(mW) 0.10 4.0 0.10 8.0 0.10 4.0 --- ---
PWO (mW) 3.0 7.0 6.0 14.0 3.0 7.0 --- ---
PBWO(mW) 0.10 7.0 0.10 14.0 0.10 7.0 --- ---
2x PSO(mW) 0.30 5.4 0.60 10.8 0.30 5.4 --- ---
PCO(mW) 0.10 5.4 0.10 10.8 0.10 5.4 --- ---
PMO(mW) a) 1.50 7.0 3.0 14.0 --- --- --- ---
PWO(mW) 4.0 10.5 7.0 18.0 4.0 10.5 --- ---
PBWO(mW) --- --- --- --- --- --- --- ---
4x PSO(mW) 0.30 5.4 0.60 10.8 0.30 5.4 --- ---
PCO(mW) 0.10 5.4 0.10 10.8 0.10 5.4 --- ---
PMO(mW) 2.0 10.5 3.50 18.0 2.0 10.5 --- ---
PWO(mW) 5.0 14.0 8.5 22.0 5.0 14.0 --- ---
PBWO(mW) --- --- --- --- --- --- --- ---
6x PSO(mW) 0.3 7.2 0.6 13.2 0.3 7.2 --- ---
PCO(mW) 0.1 7.2 0.1 13.2 0.1 7.2 --- ---
PMO(mW) 2.5 14.0 4.2 22.0 2.5 14.0 --- ---
注a) キャッスルストラテジを適用する場合だけに用いる。
図126−単層及び/又は2層LTH及びHTLディスクの記録パワーの要求事項
図126に示した条件に追加して,記録パワーは,次の条件を満たす。
− 1×Vref :
PWO>PSO≧PCO及びPSO≧PBWO
− 2×Vref :
PWO>PSO≧PCO及びPMO≧PBWO
− 4×Vref及び6×Vref :
PWO≧PMO>PSO≧PCO
29.4.3 ジッタ測定の記録条件
ジッタの測定は,ディスクの記録領域の,(m−2),(m−1),m,(m+1)及び(m+2)で示される,任意の隣
接した5トラックグループで行う。
5トラックは,ランダムデータを,29.4.1に規定したとおり,PWOに等しいPWの記録パワーで記録され
る。ジッタ測定のためには,5トラック全部に,PWOに等しいPWの記録パワーでランダムデータが記録さ
れる。
――――― [JIS X 6230 pdf 169] ―――――
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X 6230 : 2017 (ISO/IEC 30190 : 2016)
29.5 信号の規定
全ての信号振幅は,フォトディテクタの電流に線形比例している。したがって,ディテクタに当たる光
パワーに,線形比例している。
ジッタは,次による。
ジッタは,2値化した読取信号の遷移の時間変動の標準偏差σである。この読取り2値信号は,HF読取
りチャネルからのHF信号をLPF及び波形等化器を通し,スライサに供給して得られる(附属書H参照)。
前エッジのジッタ及び後エッジのジッタは,PLLのクロックに対して別々に測定され,チャネルクロック
周期で正規化される。
30 記録領域からの信号
30.1 HF信号
4分割フォトディテクタの電流の総和によって,HF信号が得られる。これらの電流は,記録層の情報を
表すマーク及びスペースの異なる反射率によって,変調される(図127参照)。
30.2 変調振幅
変調振幅I8ppは,最大のマーク及びスペースによって生成されるHF信号の両ピーク値である。ピーク値
I8Hは,HF信号を交流結合する前のHF信号のピーク値である。
変調振幅I2ppは,最小のマーク及びスペースによって生成されるHF信号の両ピーク値である。0レベル
は,ディスクが挿入されていない場合の測定デバイスの信号レベルである。
注記 同期パタンでは実際にラン長9Tが生じる。しかし,この9Tは,めったに現れないため,HF
信号の両ピークへの影響は無視できる。
I8H =Itop
I2H
I3pp
I8pp I2pp
I2L
I8L
0 レベル
図127−マーク及びスペースからのHF信号の図
I2ppは比較的小さい信号なので,その振幅は,ランダムHF信号から確実な値を得られない。したがって,
ある場所に連続した2Tのマーク及びスペースだけを,またある場所に連続した8Tのマーク及びスペース
だけを,記録することが望ましい。これによって,信号は,適した測定装置を用いれば正確に測定できる。
変調信号は,次による。
− I8pp/I8H≧0.40
− I3pp/I8pp≧0.25
− ディスク容量25.0 GB及び50.0 GBのディスクで,I2pp/I8pp≧0.040
――――― [JIS X 6230 pdf 170] ―――――
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JIS X 6230:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 30190:2016(IDT)
JIS X 6230:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6230:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-2-2:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B)
- JISC60068-2-30:2011
- 環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)
- JISC6950-1:2016
- 情報技術機器―安全性―第1部:一般要求事項
- JISK7204:1999
- プラスチック―摩耗輪による摩耗試験方法
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合