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JIS X 6257:2017 規格概要
この規格 X6257は、光ディスク媒体(以下,光ディスクという。)及び光ディスクドライブを,適切に使用して長期間デジタルデータ(以下,データという。)を保存するための光ディスクの品質判別方法及びデータの長期保存システムの運用方法について規定。
JISX6257 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X6257
- 規格名称
- 長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法
- 規格名称英語訳
- Quality-discrimination method and storage-system operating method of optical media for long-term data preservation
- 制定年月日
- 2017年2月20日
- 最新改正日
- 2017年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 35.220.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2017-02-20 制定
- ページ
- JIS X 6257:2017 PDF [21]
X 6257 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 適合性・・・・[1]
- 3 引用規格・・・・[1]
- 4 用語及び定義並びに略号・・・・[2]
- 5 光ディスクの品質・・・・[4]
- 5.1 光ディスク規格(CD,DVD及びBD)・・・・[4]
- 5.2 光ディスクの期待寿命の推定・・・・[4]
- 6 長期保存用途に使用する光ディスクとドライブとの組合せ・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 長期保存用途に使用するドライブ・・・・[4]
- 6.3 長期保存用途に使用する光ディスク・・・・[4]
- 7 光ディスクの品質判別方法・・・・[4]
- 7.1 一般・・・・[4]
- 7.2 試験方法・・・・[4]
- 7.3 データエラー測定による品質区分・・・・[5]
- 8 光ディスクの品質検査及び長期保存システムの運用・・・・[6]
- 8.1 一般・・・・[6]
- 8.2 初期品質検査・・・・[6]
- 8.3 定期品質検査・・・・[7]
- 8.4 品質検査に関する付随事項・・・・[8]
- 8.5 光ディスクの取扱方法及び保存・・・・[8]
- 附属書A(参考)電子化文書の各種(医療,税務など)保存規程・・・・[10]
- 附属書B(参考)アーカイブ用光ディスクの種類及び運用モデル・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 6257 pdf 1] ―――――
X 6257 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 6257 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 6257 : 2017
長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法
Quality-discrimination method and storage-system operating method of optical media for long-term data preservation
1 適用範囲
この規格は,光ディスク媒体(以下,光ディスクという。)及び光ディスクドライブ(以下,ドライブと
いう。)を,適切に使用して長期間デジタルデータ(以下,データという。)を保存するための光ディスク
の品質判別方法及びデータの長期保存システムの運用方法について規定する。
データ保存システムのユーザは,この規格によって情報保存用の追記形(レコーダブル)光ディスクを
使用するデータ保存システムを構築することが可能となる。また,初期品質検査を基準にして十分な寿命
をもつことが期待できる光ディスクを選択することができ,また,定期品質検査によって,継続的に光デ
ィスクの劣化の程度(データ復元の可能性)を監視することができる。
製造業者は,データ保存用の追記形光ディスクを使用するデータ保存システムを構築するための光ディ
スクとドライブとを供給することが可能となる。
光ディスクに記録されたデータの劣化には複雑な故障メカニズムが存在する。寿命は,保存の温度及び
湿度だけではなく,光ばく(曝)露,腐食ガス,汚れ,取扱い,再生装置など他の多くの要素に左右され
る。結果として,保存の環境が厳しくなれば,定期試験の頻度を上げる必要がある。すなわち,定期試験
の頻度は,光ディスクの品質,保存環境などにも依存する。
この規格は,次を含む。
− 長期保存用途1) に使用する光ディスクとドライブとの組合せ
− 光ディスクの品質判別基準
− データの長期保存システム運用
注1) 長期保存用途として,法令で文書の保存を義務付けている規程があり,その例を附属書Aに示
す。また,長期保存用光ディスクによるデジタルアーカイブの運用モデルを附属書Bに示す。
2 適合性
この規格で使用する光ディスクは,そのフォーマットに必須な全ての引用規格に適合していなければな
らない。
3 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
――――― [JIS X 6257 pdf 3] ―――――
2
X 6257 : 2017
JIS X 6249 80 mm(1.46 GB/面)及び120 mm(4.70 GB/面)DVDレコーダブルディスク(DVD-R)
JIS X 6251 120 mm(4.7 GB/面)及び80 mm(1.46 GB/面)+Rフォーマット光ディスク(16倍速
まで)
JIS X 6252 120 mm(8.54 Gbytes/面)及び80 mm(2.66 Gbytes/面)2層DVDレコーダブルディス
ク(DVD-R for DL)
JIS X 6255 DVD-R,DVD-RW,DVD-RAM,+R及び+RWディスクのためのデータ移行方法
JIS X 6282 情報交換用120 mm追記形光ディスク(CD-R)
JIS Z 6017 電子化文書の長期保存方法
ISO/IEC 16963,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and storage−
Test method for the estimation of lifetime of optical disks for long-term data storage
ISO/IEC 25434,Information technology−Data interchange on 120 mm and 80 mm optical disk using +R DL
format−Capacity: 8,55 Gbytes and 2,66 Gbytes per side (recording speed up to 16X)
ISO/IEC DIS 29121,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and
storage−Data migration method for optical disks for long-term data storage
ISO/IEC 30190,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and storage−
120 mm Single Layer (25,0 Gbytes per disk) nd Dual Layer (50,0 Gbytes per disk) D Recordable disk
ISO/IEC 30191,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and storage−
120 mm Triple Layer (100,0 Gbytes single sided disk and 200,0 Gbytes double sided disk) nd Quadruple
Layer (128,0 Gbytes single sided disk) D Recordable disk
4 用語及び定義並びに略号
この規格で用いる主な用語及び定義並びに略号は,次による。
4.1
C1エラー(C1 error)
C1デコーダで測定される一秒当たりのエラー数。
4.2
最大PI SUM 8(PI SUM 8 max)
訂正前のデコーダの最初のパスで測定される,光ディスク上の連続した8個のECCブロックでの最大内
符号パリティ(PI)のエラー数。
注記 PIエラーは,JIS X 6249,JIS X 6251及びJIS X 6252を参照。
4.3
ランダムシンボルエラーレート,RSER(Random Symbol Error Rate)
40バイト以上のバーストエラーを除いたランダムエラーの1万LDCブロック当たりの平均エラー率。
注記 ISO/IEC 30190及びISO/IEC 30191を参照。
4.4
バーストエラー(burst error)
1LDCブロック内の40バイト以上の連続エラーを合計したバイト数。
4.5
エラーレート(error rate)
誤り訂正を適用する前の記録したデータに対する誤り率。
――――― [JIS X 6257 pdf 4] ―――――
3
X 6257 : 2017
4.6
訂正不能エラー(uncorrectable error)
誤り訂正回路で訂正できない再生データのエラー。
4.7
誤り訂正符号,ECC(Error Correction Code)
データの誤りを検出及び訂正できるようにするために付加される符号。
4.8
長距離符号,LDC(Long Distance Code)
BDで採用されている誤り訂正符号。
4.9
初期品質検査(initial performance test)
データを記録した直後に行う,光ディスクの記録性能の試験。
4.10
定期品質検査(periodic performance test)
保存期間中に行う,光ディスクに記録されたデータのエラーレート特性の定期試験。
4.11
CLV(Constant Linear Velocity)
線速度を一定とする,光ディスクの回転制御方式。
4.12
データ移行方法(data migration method)
ある記録媒体又は記録デバイスから,別の記録媒体又は記録デバイスにデータを複写するプロセスの方
法。
4.13
寿命(lifetime)
システムでデータが復元可能である時間。
4.14
復元(retrievability)
記録したとおりに物理情報を回復する能力。
4.15
保存期間(preservation period)
データが記録されてから光ディスクが保存されている期間。
4.16
基板(substrate)
記録する層又は記録された層を機械的に支持する透明な光ディスクの層。これを通して光ビームが記録
する層又は記録された層にアクセスできる。
4.17
システム(system)
情報の記録,復元及び再生に使用するハードウェア,ソフトウェア,光ディスク,関連文書などの組合
せ。
――――― [JIS X 6257 pdf 5] ―――――
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JIS X 6257:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6257:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX6249:2009
- 80mm(1.46GB/面)及び120mm(4.70GB/面)DVDレコーダブルディスク(DVD-R)
- JISX6251:2009
- 120mm(4.7GB/面)及び80mm(1.46GB/面)+Rフォーマット光ディスク(16倍速まで)
- JISX6252:2011
- 120mm(8.54Gbytes/面)及び80mm(2.66Gbytes/面)2層DVDレコーダブルディスク(DVD-R for DL)
- JISX6255:2019
- 長期データ保存用光ディスクのためのデータ移行方法
- JISX6282:2009
- 情報交換用120mm追記形光ディスク(CD-R)
- JISZ6017:2013
- 電子化文書の長期保存方法