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Z 3882 : 2015
外観試験は,試験材の全数について行う。
10.1.2 外観試験の方法
外観試験は,次に示す項目について,目視又は測定して行う。
a) ビードの不整
b) 裏面の溶込み状況
c) クレータのへこみ,余盛高さ,アンダカット及びピットの状況
d) 偏心量及び折れ曲がり
e) 溶接部の割れ
10.2 引張試験
10.2.1 引張試験の実施
引張試験は,外観試験に合格した5本のうち,1本について試験材のまま行う。
10.2.2 引張試験の方法
引張試験の方法は,JIS Z 2241による。
10.3 曲げ試験
10.3.1 曲げ試験の実施
曲げ試験は,外観試験に合格した5本のうち,4本について試験材のまま行う。そのうち,2本は表曲げ
試験とし,他の2本は裏曲げ試験とする。
10.3.2 曲げ試験の方法
曲げ試験の方法は,JIS Z 2248による押曲げ法とする。ただし,曲げ角度は,試験材料の種類がSD390
の場合は90°,SD490の場合は45°とする。
なお,曲げ試験に当たっては,溶接部を2個の支え間の中央に位置させなければならない。
10.3.3 曲げ試験用ジグ
曲げ試験に用いるジグは,図1による。また,内側半径は,JIS G 3112による。
1 押金具
2 支え
3 試験材
4 荷重方向
5 溶接部
L=2r+3d
ここに, L : 2個の支え間の距離(mm)
r : 内側半径(mm)
d : 試験材料の公称直径(mm)
図1−曲げ試験に用いるジグ
――――― [JIS Z 3882 pdf 6] ―――――
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Z 3882 : 2015
11 判定基準
技術検定は,次の外観試験,引張試験及び曲げ試験の全ての判定基準を満足しなければならない。
a) 外観試験の判定基準 全ての試験材の外観に著しい不良がない場合を合格とする。
b) 引張試験の判定基準 試験材の引張強さが母材の規格値以上で,かつ,母材破断した場合を合格とす
る。
c) 曲げ試験の判定基準 全ての試験材が10.3.2に定める曲げ角度まで折損しない場合を合格とする。
JIS Z 3882:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.01 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け一般
JIS Z 3882:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3112:2020
- 鉄筋コンクリート用棒鋼
- JISK1105:2017
- アルゴン
- JISK1106:1990
- 液化二酸化炭素(液化炭酸ガス)
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法
- JISZ3001-1:2018
- 溶接用語―第1部:一般
- JISZ3001-2:2018
- 溶接用語―第2部:溶接方法
- JISZ3001-4:2013
- 溶接用語―第4部:溶接不完全部
- JISZ3253:2011
- 溶接及び熱切断用シールドガス
- JISZ3312:1951
- 動脈瘤針
- JISZ3312:2009
- 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ