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Z 8733 : 2000
図C.6 大形の機械のための測定表面及びマイクロホン位置(経路)の例
(4d図C.7 一つの壁面を背にして置かれた床置き形機器のための,六つのマイクロ
ホン位置をもつ測定表面(平行六面体)
――――― [JIS Z 8733 pdf 41] ―――――
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Z 8733 : 2000
図C.8 二つの壁面を背にして置かれた床置き形機器のための,四つのマイクロ
ホン位置をもつ測定表面(平行六面体)
――――― [JIS Z 8733 pdf 42] ―――――
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Z 8733 : 2000
附属書D(参考) 騒音の衝撃性の判定指針
参考 この附属書は,原国際規格の内容をそのまま記載したもので,規定の一部ではない。近年の多
くの調査結果では,時間重み特性“I”を用いても,必ずしも適切な衝撃性の評価ができないこ
とが報告されている。したがって,この附属書に記載する指標を用いた評価は,実効的な意味
において騒音の衝撃性を的確に記述することができない。
場合によっては,騒音計の時間重み特性“I”を使って算出した時間平均音圧レベルLpAIeqと,同じ作動
サイクルに対するLpAeqを比較することは,その騒音に際立った衝撃性成分が含まれているかどうかを判定
するのに役立つことがある。この目的のためには,一か所又は複数のマイクロホン位置において比較を行
い,各位置において,少なくとも5作動サイクルの測定を行う。その差 (LpAIeq−LpAeq) が,その騒音の衝
撃性に関する指数である。
備考33.
騒音の衝撃性に関する指数の算術平均値が3dB以上のとき,その騒音は衝撃性と考えられる。
単発の事象に対して,又は1秒以上の間隔の連続的な事象に対しては,LpAIとLpASとの最大値の差が,
その単発事象を記述するものとして使われることがある。その差 (LpAImax−LpASmax) は,単発の騒音の衝撃
性に関する指数であり,単発騒音の衝撃性を記述するために使われることがある。連続的な事象に対して
は,個々の事象のLpAIの最大値の算術平均と,すべての事象にわたるLpASの平均値の最大が使われる。
――――― [JIS Z 8733 pdf 43] ―――――
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Z 8733 : 2000
附属書E(参考) 指向指数算出のための指針
半球測定表面のマイクロホン位置,iの方向における指向指数DIiを,次の式で定義する。単位はデシベ
ル (dB)。
DI L*piL*p (E.1)
ここに, *pi マイクロホン位置,iにおける音圧レベルに暗騒音の補正した
L :
もの。単位はデシベル (dB)。
*p 測定表面上で平均した音圧レベルに暗騒音の補正をしたもの。
L :
単位はデシベル (dB)。
――――― [JIS Z 8733 pdf 44] ―――――
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Z 8733 : 2000
附属書F(参考) 騒音のスペクトル及びレベルの時間変動による分類
参考 この附属書は,ISO 12001を元に追加したものであり,原国際規格にはないもので,規定の一
部ではない。
F.1 一般事項
騒音の特性を,その周波数スペクトル及び時間に対するレベルの変化によって記述することがある。
多くの騒音は,連続スペクトルをもっており,音のエネルギが可聴周波数範囲のほとんどの部分に等し
く分布している。場合によっては,その騒音の中に離散純音がはっきりと聞こえることがある。
時間依存性の異なる騒音には,次のものがある。定常騒音,非定常騒音,衝撃性騒音,準定常衝撃騒音
及び分離衝撃騒音。
F.2 スペクトルによる分類
F.2.1 広帯域騒音 (broad-band noise) :
音響エネルギが比較的広い周波数範囲に分布する騒音。
備考
34. ー般にそのスペクトルは,“平坦”であるとはいえないまでも,滑らかで連続である。広帯域音
の中に離散純音を含んでいないとき,主観的な音質からいえば,その音には,ピッチやトーナリティ
がない。
35. 離散純音を含まない広帯域音の例としては,滝の音や,室内のディフューザーからの排気音や高
速道路からの騒音がある。
F.2.2 狭帯域騒音 (narrow-band noise) :
音響エネルギが比較的狭い周波数範囲に集中する騒音。
備考
36. 一般に,そのスペクトルには,部分的な“りゅう(瘤)状の盛り上がり”及び“スパイク”が現
れるであろう。狭帯域音は,広帯域音に重畳することがある。狭帯域音が際立った離散純音を含んで
いないとき,主観的な音質からいえば,その音にはピッチ及びトーナリティがない。
37. 離散純音を含まない狭帯域音の例としては,遠雷の音(低周波),草原や渓谷を吹き抜ける風の
音(中程度の周波数),又は自動車のタイヤの空気が抜ける音(高周波)などがある。
F.2.3 離散純音 (discrete tone) :
ピッチの感覚をもたらす周期的な音圧変動。
備考
38. 離散純音には,純粋に正弦的な変動(“純音”と呼ばれることがある)をしており,その周波数
スペクトル内に,その正弦周波数だけの“スパイク”をもつ場合か,又はより一般的には,非正弦的
に変動していて,その周波数スペクトル内にその基本周波数及びその高調波成分をもつ場合とがある。
39. 離散純音の例としては,ファンのハム音,ディジタル機器からのビープ音又は楽器音がある。
F.3 レベルの時間変動による分類
F.3.1 定常騒音 (steady noise) :
――――― [JIS Z 8733 pdf 45] ―――――
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JIS Z 8733:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3744:1994(MOD)
JIS Z 8733:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.01 : 音響測定及び雑音除去一般
JIS Z 8733:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1409:1998
- 残響室法吸音率の測定方法
- JISC1502:1990
- 普通騒音計
- JISC1505:1988
- 精密騒音計
- JISC1515:2020
- 電気音響―音響校正器
- JISZ8732:2000
- 音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―無響室及び半無響室における精密測定方法
- JISZ8732:2021
- 音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベル及び音響エネルギーレベルの測定―無響室及び半無響室における精密測定方法
- JISZ8737-1:2000
- 音響―作業位置及び他の指定位置における機械騒音の放射音圧レベルの測定方法―第1部:反射面上の準自由音場における実用測定方法