JIS A 1104:2019 骨材の単位容積質量及び実積率試験方法

JIS A 1104:2019 規格概要

この規格 A1104は、コンクリートに用いる骨材(構造用軽量骨材を含む。)の単位容積質量及び実積率の試験方法について規定。

JISA1104 規格全文情報

規格番号
JIS A1104 
規格名称
骨材の単位容積質量及び実積率試験方法
規格名称英語訳
Methods of test for bulk density of aggregates and solid content in aggregates
制定年月日
1950年6月5日
最新改正日
2019年3月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6782:1982(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1950-06-05 制定日, 1953-06-05 改正日, 1956-06-05 確認日, 1959-06-05 確認日, 1962-08-21 確認日, 1964-04-03 改正日, 1973-03-01 確認日, 1976-06-12 改正日, 1980-04-03 確認日, 1986-10-04 確認日, 1993-03-01 改正日, 1999-06-03 改正日, 2006-06-30 改正日, 2012-10-19 確認日, 2017-10-25 確認日, 2019-03-25 改正
ページ
JIS A 1104:2019 PDF [12]
                                                                                   A 1104 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 器具・・・・[1]
  •  4 試料・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 単位容積質量・・・・[2]
  •  5.2 試料の密度,吸水率及び含水率・・・・[2]
  •  5.3 試験の回数・・・・[3]
  •  6 計算・・・・[3]
  •  7 精度・・・・[3]
  •  8 報告・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1104 pdf 1] ―――――

A 1104 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 1104:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1104 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1104 : 2019

骨材の単位容積質量及び実積率試験方法

Methods of test for bulk density of aggregates and solid content in aggregates

序文

  この規格は,1982年に第1版として発行されたISO 6782を基に,対応国際規格を翻訳し,技術的内容
を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書JB
に示す。

1 適用範囲

  この規格は,コンクリートに用いる骨材(構造用軽量骨材を含む。)の単位容積質量及び実積率の試験方
法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6782:1982,Aggregates for concrete−Determination of bulk density(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1125 骨材の含水率試験方法及び含水率に基づく表面水率の試験方法
JIS A 1134 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1135 構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法

3 器具

  試験用器具は,次による。
3.1 はかり はかりは,試料質量の0.2 %以下の目量をもつものとする。
3.2 容器 容器は,内面を機械仕上げとした金属製の円筒で,水密で十分強固なものとする。容器には,
取扱いに便利なように取っ手を付ける。

――――― [JIS A 1104 pdf 3] ―――――

2
A 1104 : 2019
容器は,骨材の最大寸法に応じて表1による。
また,容器の容積(V)は,これを満たすのに必要な水の質量を正確に測定して算定する。
3.3 突き棒 突き棒は,その先端を半球状にした直径16 mm,長さ500600 mmの鋼又は金属製丸棒と
する。
表1−容器及び突き回数
骨材の最大寸法 容積 内高/内径 1層当たりの突き回数
mm L 回
5(粗骨材)以下 12 0.81.5 20
10以下 23 20
10を超え40以下 10 30
40を超え80以下 30 50

4 試料

  試料の採取は,次による。
a) 試料は,代表的なものを採取し,JIS A 1158によって,ほぼ所定量となるまで縮分する。
なお,骨材の最大寸法が40 mmを超える場合は,他の合理的な方法で採取する。
b) 試料の採取量は,用いる容器の容積の2倍以上とする。
c) 試料は,絶乾状態とする。ただし,粗骨材の場合は気乾状態でもよい。
d) ) の試料を二分し,それぞれを1回の試験の試料とする。

5 試験方法

5.1 単位容積質量

  単位容積質量の試験は,次による。
a) 試料の詰め方 試料の詰め方は,棒突きによることとする。ただし,骨材の寸法が大きく,棒突きが
困難な場合及び試料を損傷するおそれのある場合は,ジッギングによる。試料の詰め方は,次による。
1) 棒突きによる場合 試料を容器の1/3まで入れ,上面を指でならし,突き棒で均等に所要の回数を
突く。このとき,突き棒の先端が容器の底に強く当たらないように注意する。突く回数は骨材の最
大寸法に応じて表1による。次に容器の2/3まで試料を入れ,上記と同様の回数を突く。最後に容
器からあふれるまで試料を入れ上記と同様の回数を突く。
2) ジッギングによる場合 容器をコンクリート床のような強固で水平な床の上に置き,試料をほぼ等
しい3層に分けて詰める。各層ごとに容器の片側を約5 cm持ち上げて床をたたくように落下させる。
次に反対側を約5 cm持ち上げ落下させ,各側を交互に25回,全体で50回落下させる。
b) 骨材の表面のならし方
1) 細骨材の場合 突き棒を定規として余分の試料をかきとり,容器の上面に沿ってならす。
2) 粗骨材の場合 骨材の表面を指又は定規でならし,容器の上面からの粗骨材粒の突起が,上面から
のへこみと同じくらいになるようにする。
c) 試料質量の測定 試料を詰め,骨材の表面をならした後,容器の中の試料の質量(m1)をはかる。

5.2 試料の密度,吸水率及び含水率

  試料の密度,吸水率及び含水率の試験は,次による。
なお,絶乾状態の試料を用いる場合又は試料の含水率が1.0 %以下の見込みの場合は,含水率の測定は

――――― [JIS A 1104 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 1104 : 2019
省略してもよい。
a) 質量を測定した試料から,密度,吸水率及び含水率を試験するための試料を採取する。
b) 密度,吸水率及び含水率は,JIS A 1109,JIS A 1110,JIS A 1125,JIS A 1134及びJIS A 1135によって
試験する。

5.3 試験の回数

  試験は,同時に採取した試料について2回行う。

6 計算

  計算は,次による。
a) 骨材の単位容積質量(T)は,次の式によって算出し,四捨五入によって有効数字3桁に丸める。
m1
T
V
ここに, T : 骨材の単位容積質量(kg/L)
V : 容器の容積(L)
m1 : 容器中の試料の質量(kg)
気乾状態の試料を用いて試験を行い,含水率の測定を行った場合は,次の式による。
m1 mD
T
V m2
ここに, m2 : 含水率測定に用いた試料の乾燥前の質量(kg)
mD : 含水率測定に用いた試料の乾燥後の質量(kg)
b) 骨材の実積率(G)は,次の式によって算出し,四捨五入によって有効数字3桁に丸める。
T
G 100 又は G 100 Q
D dS
ここに, G : 骨材の実積率(%)
T : a) で求めた単位容積質量(kg/L)
dD : 骨材の絶乾密度(g/cm3)
Q : 骨材の吸水率(%)
dS : 骨材の表乾密度(g/cm3)
c) 2回の試験の平均値を,四捨五入によって有効数字3桁に丸め,試験結果とする。

7 精度

  単位容積質量の平均値からの差は,0.01 kg/L以下でなければならない。

8 報告

  報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 骨材の種類,大きさ,外観及び産地又は名称1)
b) 骨材の採取場所及び採取日
c) 容器の容積
d) 試料の状態(絶乾状態又は気乾状態)
e) 試料の詰め方(棒突き又はジッギング)
f) 含水率測定の有無及び含水率の測定値(気乾状態の場合)
g) 密度及び吸水率

――――― [JIS A 1104 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 1104:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6782:1982(MOD)

JIS A 1104:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1104:2019の関連規格と引用規格一覧