JIS A 5314:2014 ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング | ページ 2

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ない。

6.5 シールコートの塗装

  シールコートの塗装は,次による。
a) シールコートの塗装は,養生後に行う。
b) シールコートは,吹付け又ははけ塗りによって一様に塗装する。

7 試験

7.1 細骨材の試験

7.1.1  有機不純物
細骨材に含まれる有機不純物の確認は,JIS A 1105によって行う。
7.1.2 粘土分
細骨材の中の粘土分の測定は,JIS A 1103によって行う。

7.2 ライニングの試験

7.2.1  ライニングの厚さ
ライニングの厚さの測定は,養生後のモルタルの管端部の90度間隔の4点について,JIS B 7507に規定
するノギス,JIS B 7516に規定する金属製直尺,又は限界ゲージを用いて行う。
7.2.2 ひび割れ及び段差
ライニングのひび割れ及び段差の有無の確認は,目視によって行い,ひび割れ及び段差の幅の測定は,
JIS B 7524に規定するすきまゲージ,JIS B 7507に規定するノギス,又は限界ゲージを用いて行う。
7.2.3 外観
ライニングの外観の確認は,ライニング表面が実用的に滑らかで,シールコートが一様に塗装されてい
ることを目視によって行う。

8 検査

8.1 一般

  ライニングの検査は,シールコートの乾燥後に行い,8.2,8.3及び8.4による。
なお,受渡当事者間の協定によって,検査の一部を省略してもよい。

8.2 ライニングの厚さ

  厚さ検査は,連続製造した管の呼び径及び成形設備ごとに,1日最低1本を抜き取り,7.2.1によって行
い,4.1に適合しなければならない。

8.3 ひび割れ及び段差

  ひび割れ及び段差の検査は,7.2.2によって全数行い,4.2に適合しなければならない。

8.4 外観

  外観検査は,7.2.3によって全数行い,4.3に適合しなければならない。

――――― [JIS A 5314 pdf 6] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 5314:2014 ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング ISO 4179:2005 Ductile iron pipes and fittings for pressure and non-pressure pipelines−Cement
mortar lining
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際 評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 直管のダクタイル 1 直管及び異形管のダク削除 直管だけに適用するとし,異形管を削国内では異形管の内面モルタルライ
鋳鉄管のモルタル タイル鋳鉄管のモルタ 除した。 ニングの採用実績がない。
ライニングについ ルライニングについて 管内流体の腐食性が高い場合の対策及管内流体の腐食性が高い場合への対
て規定 規定 び自然流下方式の下水道への対策の規応については需要がほとんどない。
定を削除した。 国内事情であるため提案は行わない。
2 引用規格
3 用語及び − − 追加 JISに用いる主な用語を規定した。 用語であるため,実質的な技術的差異
定義 はない。
4 ライニン 4.1 ライニングの 5.1 ライニング厚さの要求変更 ISO規格では,402 600の呼び径範囲 国内での使用実態及び実績に合わせ
グの品質 厚さ 事項 を5段階に分けてライニング厚さを規 た。特に提案等は行わない。
定しているが,JISでは,752 600の
呼び径範囲を6段階に分けて規定した。
ISO規格よりもライニング厚さを厚く 海外の水質が主に硬水であることに
規定した。 比べて,国内は主に軟水であることか
ら,JISでは管内面の防食性,水理特
性の維持及び耐久性を考慮し,ライニ
ング厚さを厚くしてISO規格よりも
厳しく規定する必要があった。水質に
ついてはWTO/TBT協定の例外事項
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(地理的要因)。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの(V) JISと国際規格との技術的差異の
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国際 評価及びその内容 理由及び今後の対策
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規格
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
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及び題名 番号 の評価
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4 ライニン 4.2 ひび割れ及び 5.1 ライニング厚さの要求変更 ひび割れ及び段差の幅を,ISO規格で 国内の水質が主に軟水であることか
グの品質 段差 事項 は呼び径範囲ごとに0.81.5 mm以下 ら,防食性及び水理特性の維持を考慮
(続き) (ひび割れ及び段差を し,ISO規格よりも厳しく規定した。
と規定しているが,JISでは呼び径にか
規定) かわらず0.25 mm以下とした。 水質についてはWTO/TBT協定の例外
事項(地理的要因)。
4.3 外観 6 硬化ライニングの表面変更 シールコートの塗装及びその仕上がり管内面の防食性,水理特性の維持及び
状態 が均一であることとした。 耐久性を考慮し,規定した。
(外観を規定) 削除 ISO規格では,セメントリッチな表層 外観には影響しないことから削除し
の厚さをモルタル全厚の約1/4の厚さ た。
まで許容しているが,JISでは削除し
た。
異形管のモルタルライニングの表面状異形管を適用範囲から削除したため。
態の規定を削除した。
5 材料 5.2 セメント 3 材料
3.1 セメント 変更 JISに適合することとした。 ISO規格で管の製造国の国家規格に
適合することと規定されているため。
技術的差異はない。
追加 顧客の要望に対応できることを考慮す
るため,受渡当事者間の協定によって
セメントの種類を変更できるとした。
5.3 細骨材 3.2 細骨材 変更 細骨材に関するJISに基づいた試験に ISO規格で細骨材の産出国の国家規
よって評価するとした。 格に基づき評価することと規定され
ているため。技術的差異はない。
5.4 水 3.3 混練水 削除 ISO規格では,モルタル及び管内輸送 ISO規格では固形鉱物粒子の試験方
水の水質に影響がなければ混練水に固法及び検査方法が規定されていない
形鉱物粒子が含まれていても使用できため,JISでは削除し上水道水に限定
した。
ると規定しているが,JISでは上水道水
に限定した。

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際 評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
5 材料 5.5 シールコート 4.4 シールコート 追加 シールコートの材料規定を追加した。国内での使用実態及び実績を考慮し,
(続き) 国内の使用実態に合わせたため,提案
は行わない。
5.6 混和材料 3.4 モルタル 変更 ISO規格ではモルタルに“添加剤”を 国内での使用実態に合わせたため,提
案は行わない。
使用できると規定しているが,JISでは
“混和材料”とした。
6ライニン 6.1 モルタル 4.2 施工方法 一致 技術的差異はない。 −
グの成形方 6.2 配合 3.4 モルタル 変更 ISO規格では水分量はメーカが決める 水分量は,強固なモルタルを確保する
法 こととしているが,JISでは“水は施工
ため。また,質量配合比はライニング
できる範囲で少量にしなければならなの外観で管理できるため。ISO規格の
い”とした。 見直しの際,提案等を検討する。
6.3 成形 4 ライニングの施工 変更 ライニングの成形方法を遠心力方法にJISでは異形管の内面モルタルライニ
4.1 ライニング施工前にお 限定した。 ングを削除したため,遠心力方法に限
ける管内面の状態 定した。ISO規格の見直しの際,提案
等を検討する。
4.2 施工方法 追加 軽微な欠け及びくぼみの成形方法を追製造実態を考慮した。
(成形方法を規定) 加した。
6.4 養生 4.3 養生 削除 ISO規格では,0 ℃以上,及び湿潤状 国内では蒸気養生が広く用いられて
態の保持が規定されているが,JISでは
おり,これについては国内実情のた
これらを削除した。 め,提案等を行わない。
6.5 シールコート 4.4 シールコート 変更 ISO規格ではシールコートの塗装は任 国内の水質が主に軟水であること及
の塗装 意であるが,JISでは塗装することとし
び国内での使用実態並びに実績を考
た。 慮した。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの(V) JISと国際規格との技術的差異の
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国際 評価及びその内容 理由及び今後の対策
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規格
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
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7 試験 7.1 細骨材の試験 7 試験条件 追加 細骨材の試験に関する細分箇条を新たISO規格では試験方法が明確ではな
7.1.1 有機不純物 7.1 総則 に規定した。 かったため。ISO規格が具体的に規定
7.1.2 粘土分 7.2 細骨材 すれば,JISでも検討する。
(細骨材の試験方法を
規定)
7.2 ライニングの 7 試験条件 追加 ライニングに関する試験の細分箇条をISO規格では試験方法が明確ではな
試験 7.1 総則 新たに規定した。 かったため。ISO規格が具体的に規定
7.2.1 ライニング 5.2 ライニング厚さの測定 すれば,JISでも検討する。
の厚さ (ライニング厚さの試
7.2.2 ひび割れ及 験方法を規定)
び段差
7.2.3 外観
8 検査 8.1 一般 7.3 ライニングの厚さ 追加 ライニングに関する検査の細分箇条をISO規格では検査方法が明確ではな
8.2 ライニングの (ライニングの検査方 新たに規定した。 く,国内での使用実態及び実績を考慮
厚さ 法を規定) した。
8.3 ひび割れ及び 7.4 外観 追加 ライニングの外観の検査に関する細分ISO規格では検査方法が明確ではな
段差 (ライニングの外観検 箇条を新たに規定した。 かったため。
8.4 外観 査方法を規定)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 4179:2005,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

――――― [JIS A 5314 pdf 10] ―――――

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JIS A 5314:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4179:2005(MOD)

JIS A 5314:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5314:2014の関連規格と引用規格一覧