JIS A 5557:2020 外装タイル張り用有機系接着剤

JIS A 5557:2020 規格概要

この規格 A5557は、建築物の外壁面にセラミックタイルを施工する場合に使用する有機系接着剤について規定。

JISA5557 規格全文情報

規格番号
JIS A5557 
規格名称
外装タイル張り用有機系接着剤
規格名称英語訳
Organic adhesives for exterior tile finishing
制定年月日
2006年12月20日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14448:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

83.180, 91.100.23, 91.100.25
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-12-20 制定日, 2010-06-21 改正日, 2015-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS A 5557:2020 PDF [28]
                                                                                   A 5557 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験・・・・[4]
  •  6.1 試験の一般条件・・・・[4]
  •  6.2 試験に用いる材料,用具など・・・・[4]
  •  6.3 試験方法・・・・[5]
  •  7 検査・・・・[16]
  •  8 製品の呼び方・・・・[16]
  •  9 表示・・・・[16]
  •  10 取扱い上の注意事項・・・・[16]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5557 pdf 1] ―――――

A 5557 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本接着剤工
業会(JAIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正す
べきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。
これによって,JIS A 5557:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年9月22日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 5557:2010を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5557 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 5557 : 2020

外装タイル張り用有機系接着剤

Organic adhesives for exterior tile finishing

序文

  この規格は,2016年に第1版として発行されたISO 14448を基とし,市場で使用されるタイルの多様化
に合わせて,同様に性状がより多様化した接着剤に適用できるよう張付け可能時間の技術的内容を変更し
て作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照
を附属書JBに記載する。

1 適用範囲

  この規格は,建築物の外壁面にセラミックタイル(以下,タイルという。)を施工する場合に使用する有
機系接着剤(以下,接着剤という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14448:2016,Low modulus adhesives for exterior tile finishing(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1435 建築用外装材料の凍結融解試験方法
JIS A 5209 セラミックタイル
注記 対応国際規格 : ISO 13006,Ceramic tiles−Definitions, classification, characteristics and marking
JIS A 5430 繊維強化セメント板
注記 対応国際規格 : ISO 8336,Fibre-cement flat sheets−Product specification and test methods
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 37:2011,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tensile
stress-strain properties
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 188:2011,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Accelerated ageing and heat

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A 5557 : 2020
resistance tests
JIS K 6800 接着剤・接着用語
JIS K 6833-1 接着剤−一般試験方法−第1部 : 基本特性の求め方
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 5201:2015 セメントの物理試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 679:2009,Cement−Test methods−Determination of strength
JIS R 6252 研磨紙
JIS Z 1525 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順−第0部 : JIS Z 9015抜取検査システム序論

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6800によるほか,次による。
3.1
可使時間(pot-life)
二液反応硬化形接着剤を塗布するために混練し,一定量放置した後,くし目ごてによって塗り広げるこ
とができる最長の時間。
3.2
張付け可能時間(open time)
一液反応硬化形接着剤を塗布した後,タイルを接着するまでの時間のうち,所定の接着強さを満足する
最長の時間。
3.3
反応硬化形接着剤(reaction resin adhesive)
化学反応によって硬化する接着剤。
3.4
養生
接着接合部の性能を確保するために一定条件下に放置すること。

4 種類

  接着剤の主成分及び反応硬化形によって,表1のとおり区分する。
表1−主成分及び反応硬化形による区分
主成分及び反応硬化形の種類 備考
一液反応硬化形 ウレタン樹脂を主成分とした一液硬化形のもの
ウレタン樹脂系
二液反応硬化形 ウレタン樹脂を主成分とした二液混合硬化形のもの
一液反応硬化形 変成シリコーン樹脂を主成分とした一液硬化形のもの
変成シリコーン樹脂系
二液反応硬化形 変成シリコーン樹脂を主成分とした二液混合硬化形のもの

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A 5557 : 2020

5 品質

  接着剤の品質は,次による。
5.1 外観
接着剤の外観は,均質で,有害と認められる異物の混入があってはならない。
5.2 侵食性
接着剤は,これに接するタイル,下地材などを侵すものであってはならない。
5.3 特定化学物質及び特定有機溶剤使用の有無
接着剤は,化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に規定された“第一種特定化学物質”及び“第
二種特定化学物質”,並びに労働安全衛生法に基づく“有機溶剤中毒予防規則”に規定された“第一種有機
溶剤”を使用してはならない。
5.4 性能
接着剤は,箇条6に従って表2に示す項目の試験を行ったとき,表2の品質に適合しなければならない。
表2−品質
試験項目 品質 試験
方法
質量の変化率が5 %以内で,かつ,均質で異物が認
貯蔵安定性 6.3.1
められない。
混練終結確認容易性 混練終結時の色が明瞭でなければならない。 6.3.2
%以
0.60 N/mm2以上で,かつ,凝集破壊率a)が75
標準養生

%以
0.40 N/mm2以上で,かつ,凝集破壊率a)が50
低温硬化養生


着 %以
0.40 N/mm2以上で,かつ,凝集破壊率a)が50
強 アルカリ温水浸せき処理 6.3.3


%以
0.40 N/mm2以上で,かつ,凝集破壊率a)が50
凍結融解処理

%以
0.40 N/mm2以上で,かつ,凝集破壊率a)が50
熱劣化処理

引張強さ 0.60 N/mm2以上
引張性能
破断時の伸び 35 %以上
引張強 試験時温度 80 ℃ 0.60 N/mm2以上
温度依存 さ 試験時温度−20 ℃ 0.60 N/mm2以上
性 破断時 試験時温度 80 ℃ 35 %以上

膜 の伸び 試験時温度−20 ℃ 35 %以上
物 6.3.4
性 アルカリ温水浸せき処
引張強 0.40 N/mm2以上

劣化処理 さ
熱劣化処理 0.40 N/mm2以上
後の引張
アルカリ温水浸せき処
性能 破断時 25 %以上

の伸び
熱劣化処理 25 %以上
80 ℃4週間1 kgのおもりで安定していなければな
耐熱性 6.3.5
らない。
ずれ抵抗性 ずれが生じてはならない。 6.3.6
可使時間 箇条9(表示)に記載する時間 6.3.7
張付け可能時間 箇条9(表示)に記載する時間 6.3.8

――――― [JIS A 5557 pdf 5] ―――――

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JIS A 5557:2020の引用国際規格 ISO 一覧

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