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A 6211 : 2020
間7日及び28日それぞれにおける試験結果の平均値を,その種類のモルタルの各保存期間における長
さ変化率とする。
5.3 塩化物イオン(Cl-)量の試験
収縮低減剤に含まれる塩化物イオン(Cl−)量の試験は,JIS A 6204の附属書A[化学混和剤中に含まれ
る塩化物イオン(Cl−)量の試験方法]による。
5.4 全アルカリ量の試験
収縮低減剤に含まれる全アルカリ量の試験は,JIS A 6204の附属書B(化学混和剤中に含まれるアルカ
リ量の試験方法)による。
5.5 試験結果の表し方
a) フロー値比 フロー値比は,次の式(1)によって算出し,算出した値をJIS Z 8401の規則B(四捨五入)
によって整数に丸める。
Ft
F 100 (1)
Fb
ここに, F : フロー値比(%)
Ft : 5.2.4 a)によって求めた試験モルタルのフロー値
Fb : 5.2.4 a)によって求めた基準モルタルのフロー値
b) 凝結時間の差 凝結時間の差は,次の式(2)によって算出し,算出した値を整数で表す。
TTT t b (2)
ここに, T : 凝結時間の差(分)
Tt : 5.2.4 c)によって求めた試験モルタルの始発時間及び終結
時間(分)
Tb : 5.2.4 c)によって求めた基準モルタルの始発時間及び終結
時間(分)
c) 圧縮強さ比 圧縮強さ比は,次の式(3)によって算出し,算出した値をJIS Z 8401の規則B(四捨五入)
によって整数に丸める。
St
S 100 (3)
Sb
ここに, S : 圧縮強さ比(%)
St : 5.2.4 d)によって求めた試験モルタルの圧縮強さ(N/mm2)
Sb : 5.2.4 d)によって求めた基準モルタルの圧縮強さ(N/mm2)
d) 長さ変化比 長さ変化比は,次の式(4)によって算出し,算出した値をJIS Z 8401の規則B(四捨五入)
によって整数に丸める。
Lt
L 100 (4)
Lb
ここに, L : 長さ変化比(%)
Lt : 5.2.4 e)によって求めた試験モルタルの長さ変化率
(×10−6 又は %)
Lb : 5.2.4 e)によって求めた基準モルタルの長さ変化率
(×10−6 又は %)
e) 塩化物イオン(Cl−)量 塩化物イオン(Cl−)量は,収縮低減剤中の含有量を質量分率 %で示す。
f) 全アルカリ量 全アルカリ量は,収縮低減剤中の含有量を質量分率 %で示す。
――――― [JIS A 6211 pdf 6] ―――――
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A 6211 : 2020
6 検査
6.1 一般事項
検査は,合理的な抜取検査によって試料を採取し,箇条5によって試験を行ったとき,箇条4に適合す
るものを合格とする。
6.2 形式評価試験
形式評価試験は,製品を開発した当初及び変更が生じた場合に,表4及び表5に示す試験項目(○印)
について行う。
6.3 性能確認試験
性能確認試験は,12か月ごとに1回,表4及び表5に示す試験項目(○印)について行う。
表4−モルタルの試験項目
項目 形式評価試験 性能確認試験
フロー値比 〇 〇
始発 〇 −
凝結時間の差
終結 〇 −
材齢7日 〇 −
圧縮強さ比
材齢28日 〇 −
乾燥期間7日a) 〇 〇
長さ変化比
乾燥期間28日a) 〇 〇
注a) 乾燥期間とは,5.2.4 e)に示す保存期間である。
表5−収縮低減剤中の含有量の試験項目
項目 形式評価試験 性能確認試験
塩化物イオン(Cl−)量 〇 〇
全アルカリ量 〇 〇
7 表示
この規格の全ての要求事項に適合した収縮低減剤の容器又は送り状には,次の事項を明記する。
a) 名称(商品名)
b) 日本産業規格の番号
c) 正味質量又は容積
d) 製造会社名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
f) 取扱い上の注意事項
8 報告
報告書には,表1及び表2に規定される項目,並びに表4及び表5に示す試験項目の試験結果を記載す
る。
報告書の標準様式は,表6による。
なお,用紙の大きさは,日本産業規格A列4番(210 mm×297 mm)とする。
――――― [JIS A 6211 pdf 7] ―――――
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A 6211 : 2020
表6−報告書の標準様式
年 月 年 月度 コンクリート用収縮低減剤(JIS A 6211)試験結果報告書
殿
製造会社名
商品名
1. モルタルの試験結果
項目 JIS A 6211に 形式評価試験値 性能確認試験値
よる規定値
フロー値比(%) 85以上
凝結時間の差(分) 始発 120以下 −
終結 180以下 −
圧縮強さ比(%) 材齢7日 80以上 −
材齢28日 85以上 −
長さ変化比(%) 乾燥期間7日a) 70以下
乾燥期間28日a) 75以下
注a) 乾燥期間とはJIS A 6211の保存期間である。
2. 収縮低減剤に含まれる塩化物イオン(Cl−)量及び全アルカリ量の試験結果
項目 JIS A 6211に 形式評価試験値 性能確認試験値
よる規定値
塩化物イオン(Cl−)量質量分率 % 0.10以下
全アルカリ量 質量分率 % 1.5以下
注記1 試験モルタル1バッチの配合の合計質量(2 025 g±8 g)中の収縮低減剤の使用量。
形式評価試験 g/合計質量 性能確認試験 g/合計質量
注記2 性能確認試験は,12か月に1回実施し,この表に表示している試験値は〇〇〇〇年〇〇月
の試験結果である。
注記3 この表に表示している形式評価試験は,〇〇〇〇年〇〇月に〇〇〇で実施した試験結果で
ある。
注記4 この製品の密度は, g/cm3である。
JIS A 6211:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 6211:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1116:2019
- フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)
- JISA1129-1:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第1部:コンパレータ方法
- JISA1129-2:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第2部:コンタクトゲージ方法
- JISA1129-3:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第3部:ダイヤルゲージ方法
- JISA1147:2019
- コンクリートの凝結時間試験方法
- JISA5002:2003
- 構造用軽量コンクリート骨材
- JISA6204:2011
- コンクリート用化学混和剤
- JISR5201:2015
- セメントの物理試験方法
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方