JIS A 5002:2003 構造用軽量コンクリート骨材

JIS A 5002:2003 規格概要

この規格 A5002は、構造用軽量コンクリートに用いる軽量骨材について規定。構造用軽量コンクリートとは,構造上主要な箇所に用いられるコンクリートであって,鉄筋軽量コンクリート構造,プレストレスト軽量コンクリート構造,鉄骨鉄筋軽量コンクリート構造,プレキャスト軽量コンクリート製品などに用いるコンクリートをいう。

JISA5002 規格全文情報

規格番号
JIS A5002 
規格名称
構造用軽量コンクリート骨材
規格名称英語訳
Lightweight aggregates for structural concrete
制定年月日
1955年4月14日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1955-04-14 制定日, 1958-04-14 改正日, 1961-04-14 確認日, 1964-03-01 確認日, 1967-04-01 確認日, 1971-02-01 改正日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1978-04-01 改正日, 1983-05-01 確認日, 1988-08-01 確認日, 1994-06-01 改正日, 1999-01-20 改正日, 2003-11-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS A 5002:2003 PDF [9]
                                                                                   A 5002 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,人工軽量骨材協会
(ALA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5002:1999は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5002 pdf 1] ―――――

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類,区分及び呼び方・・・・[1]
  •  3.1 種類・・・・[1]
  •  3.2 区分・・・・[1]
  •  3.2.1 絶乾密度による区分・・・・[1]
  •  3.2.2 実積率による区分・・・・[1]
  •  3.2.3 コンクリートの圧縮強度による区分・・・・[2]
  •  3.2.4 フレッシュコンクリートの単位容積質量による区分・・・・[2]
  •  3.3 呼び方・・・・[2]
  •  4. 品質・・・・[2]
  •  4.1 一般事項・・・・[2]
  •  4.2 化学成分及び物理・化学的性質・・・・[2]
  •  4.3 凍結融解抵抗性・・・・[3]
  •  4.4 粒度及び粗粒率・・・・[3]
  •  4.4.1 軽量粗骨材・・・・[3]
  •  4.4.2 軽量細骨材・・・・[3]
  •  5. 試験方法・・・・[3]
  •  5.1 試料の採り方・・・・[3]
  •  5.2 強熱減量・・・・[3]
  •  5.3 酸化カルシウム・・・・[3]
  •  5.4 三酸化硫黄・・・・[3]
  •  5.5 塩化物・・・・[3]
  •  5.6 有機不純物・・・・[4]
  •  5.7 安定性・・・・[4]
  •  5.8 粘土塊量・・・・[4]
  •  5.9 微粒分量・・・・[4]
  •  5.10 粒度・・・・[4]
  •  5.11 絶乾密度・・・・[4]
  •  5.12 モルタル中の細骨材の実積率・・・・[4]
  •  5.13 粗骨材の実積率・・・・[5]
  •  5.14 コンクリートの圧縮強度及びフレッシュコンクリートの単位容積質量・・・・[6]
  •  6. 検査方法・・・・[6]
  •  7. 表示・・・・[6]
  •  8. 報告・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5002 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5002 : 2003

構造用軽量コンクリート骨材

Lightweight aggregates for structural concrete

1. 適用範囲

 この規格は,構造用軽量コンクリートに用いる軽量骨材(以下,軽量骨材という。)につい
て規定する。ここでいう構造用軽量コンクリートとは,構造上主要な箇所に用いられるコンクリートであ
って,鉄筋軽量コンクリート構造,プレストレスト軽量コンクリート構造,鉄骨鉄筋軽量コンクリート構
造,プレキャスト軽量コンクリート製品などに用いるコンクリートをいう。

2. 引用規格

 付表に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

3. 種類,区分及び呼び方

3.1 種類

 軽量骨材の種類は,表1による。
表1 種類
種類 摘要
人工軽量骨材 粗骨材 膨張頁岩,膨張粘土,膨張スレート,フライアッシュを主原料とし
細骨材 たもの
天然軽量骨材 粗骨材 火山れき及びその加工品
細骨材
副産軽量骨材 粗骨材 膨張スラグなどの副産軽量骨材及びそれらの加工品
細骨材

3.2 区分

3.2.1 絶乾密度による区分

 軽量骨材の絶乾密度による区分は,表2による。
表2 骨材の絶乾密度による区分
区分 絶乾密度 g/cm3
細骨材 粗骨材
L 1.3未満 1.0未満
M 1.3以上 1.8未満 1.0以上 1.5未満
H 1.8以上 2.3未満 1.5以上 2.0未満

3.2.2 実積率による区分

 軽量骨材の実積率による区分は,表3による。
表3 骨材の実積率による区分
区分 モルタル中の細骨材の実積率 % 粗骨材の実積率 %
A 50.0以上 60.0以上
B 45.0以上 50.0未満 50.0以上 60.0未満

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A 5002 : 2003

3.2.3 コンクリートの圧縮強度による区分

 コンクリートの圧縮強度による区分は,表4による。
表4 コンクリートの圧縮強度による区分
区分 圧縮強度 N/mm2
4 40以上
3 30以上 40未満
2 20以上 30未満
1 10以上 20未満

3.2.4 フレッシュコンクリートの単位容積質量による区分

 フレッシュコンクリートの単位容積質量に
よる区分は,表5による。
表5 フレッシュコンクリートの単位容積質量による区分
区分 単位容積質量 kg/m3
15 1600未満
17 1600以上 1800未満
19 1800以上 2000未満
21 2000以上

3.3 呼び方

 軽量骨材の呼び方は,次による。

人工軽量骨材 M A − 4 17
フレッシュコンクリートの単位容積質量による区分を表す。
コンクリートの圧縮強度による区分を表す。
骨材の実積率による区分を表す。
骨材の絶乾密度による区分を表す。

4. 品質

4.1 一般事項

 軽量骨材は,コンクリートの品質に悪影響を及ぼす物質を有害量含んではならない。

4.2 化学成分及び物理・化学的性質

 軽量骨材は,5.25.9によって試験を行い,表6の規定に適合しな
ければならない。
表6 化学成分及び物理・化学的性質
項目 人工軽量骨材 天然軽量骨材 適用試験箇条
副産軽量骨材
化学成分 強熱減量 % 1以下 5以下 5.2
%
酸化カルシウム(CaOとして)(1) − 50以下 5.3
三酸化硫黄(SO3として) % 0.5以下 0.5以下 5.4
塩化物(NaClとして) % 0.01以下 0.01以下 5.5
試験溶液の色が標準色液
有機不純物 5.6
又は色見本より淡い
安定性(骨材の損失質量分率) % − 20以下 5.7
粘土塊量 % 1以下 2以下 5.8
細骨材の微粒分量 % 10以下 10以下 5.9
注(1) 膨張スラグ及びその加工品だけに適用する。

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――――― [JIS A 5002 pdf 4] ―――――

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A 5002 : 2003

4.3 凍結融解抵抗性

 軽量骨材を使用するコンクリートに凍結融解に対する抵抗性が要求され,構造物
が建設される地域におけるその軽量骨材を用いたコンクリートの実績に基づく十分なデータが得られない
場合は,受渡当事者間の協議により定める試験方法及びその判定基準を用いて,その品質が適合している
ことを確認する。

4.4 粒度及び粗粒率

4.4.1 軽量粗骨材

 軽量粗骨材の粒度及び粗粒率は,次による。
a) 軽量粗骨材の粒度は,5.10によって試験を行い,表7の規定に適合しなければならない。
表7 軽量粗骨材の粒度
ふるいの呼び寸法(2)
粒の大きさの
骨材の種類 ふるいを通るものの質量分率 %
範囲mm
25 20 15 10 5
人工軽量骨材 155 − 100 90100 4070 015
天然軽量骨材
205 100 90100 − 2075 015
副産軽量骨材
注(2) ふるいの呼び寸法25,20,15,10,5は,それぞれJIS Z 8801-1 に規定するふるい網の公称目開き26.5 mm,
19 mm,16 mm,9.5 mm及び4.75 mmに対応する。
b) 軽量粗骨材の粗粒率は,購入契約時に定められた粗粒率と比べ,±0.30以上変化してはならない。

4.4.2 軽量細骨材

 軽量細骨材の粒度及び粗粒率は,次による。
a) 軽量細骨材の粒度は,5.10によって試験を行い,表8の規定に適合しなければならない。
表8 軽量細骨材の粒度
粒の大 ふるいの呼び寸法(3)
骨材の種類 きさの ふるいを通るものの質量分率 %
範囲mm 10 5 2.5 1.2 0.6 0.3 0.15
人工軽量骨材 5以下 100 90100 75100 5090 2565 1540 520
天然軽量骨材
副産軽量骨材 50.3 100 90100 3090 560 035 020 010
注(3) ふるいの呼び寸法10,5,2.5,1.2,0.6,0.3,0.15は,それぞれJIS Z 8801-1 に規定するふるい網の公称目開
き9.5 mm,4.75 mm,2.36 mm,1.18 mm,600 μm,300 μm及び150 μmに対応する。
b) 軽量細骨材の粗粒率は,購入契約時に定められた粗粒率と比べ,±0.15以上変化してはならない。

5. 試験方法

5.1 試料の採り方

 試料は,代表的なものを採取し,合理的な方法によって縮分する。

5.2 強熱減量

 強熱減量の試験は,100110℃で恒量となるまで乾燥した試料約500gを粉砕し,試料と
して用いる。試験方法は,JIS R 5202 による。

5.3 酸化カルシウム

 酸化カルシウムの試験は,100110 ℃で恒量となるまで乾燥した試料約500gを
粉砕し,試料として用いる。試験方法は,JIS R 5202 による。

5.4 三酸化硫黄

 三酸化硫黄の試験は,100110℃で恒量となるまで乾燥した試料約500gを粉砕し,試
料として用いる。試験方法は,JIS R 5202 による。

5.5 塩化物

 塩化物の試験は,次による。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS A 5002 pdf 5] ―――――

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JIS A 5002:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5002:2003の関連規格と引用規格一覧